中島みゆきさんの「時代」をテーマにしたNHKの「SONGS」を見ていて、「時代」という歌の内容もさることながら、色んな人が「時代」という歌に接して、大切にして、時には複雑な思いを抱いているというのをみて、日本の大人の大部分はこの歌を聴いたら、それぞれの思いを改めて考えてみたりするんじゃないかしら…と、自分の心を振り返って思ったのだった。
どこかの学校の合唱倶楽部の子たちが歌っているのをみて、懐かしかった。子どもだった頃はまだ「時代」は世の中に出てなかったので、私自身が合唱したわけではないけれど、ああいう子ども達の合唱っていうのは罪深い。どうして人の涙腺を刺激するんだろう。自分が、または我が子が歌っていたのを思い出す。
私は歌うことが好きだった。どうして素直にいつでも「歌が好き」って態度を取れなかったのだろう…と、人生も終盤に至って後悔した。合唱団に入りたい。
小学校卒業の時、将来歌手になりたい…と書いたのはどさくさに紛れた本心。
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