暑い。暑すぎてなんもできない日々。なんもやらない日々ともいう。ガザ地区のニュースが流れるテレビ。腹部からたくさん血を流した少年が一瞬映った。彼はあのあと、助かったのかしら。それとも苦しみながら今頃は冷たくなっているのかしら。
私の信心はどこかへ行ってしまって、神だの仏だのは(いたらいいと思うけど、あてにはならないので)なんだかやっかいな、ありがたいというより、面倒くさいものでしかない。イスラエルの人々にも言いたいことは山ほどあって、パレスチナの人にも言いたいことは山ほどあって、お互いにその山は自分の所の方がでかくて高い山なんだろうな・・・と、思う。けれど、人がたくさん死ぬことより優先される大事なものってなんだろうか。
誇りと命・・・大事なのはどっち?いつか私に、私のDNAを次ぐ子孫達に「誇りの方が大事だから死地へ向かえ」と、肘掛け椅子の国の最高責任者が命ずる日が来た時、ふるえながら銃を持てるのか?・・・と思うと胸が痛い。
イスラエルの後ろの米国は何も言わない。
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