いつだったか、私が友達に「100歳まで生きるんだ」と言ったら、彼女は「そんな長生きはしたくない」と言った。その時、お馬鹿な私は『なんで?』って思ったけど、今私は100歳まで生きたいと思っていないので、ずいぶん前から友達は私よりずっと賢かったんだね。
年齢を重ねるって事は、自分の弱いところ、弱っていくところを鼻の先に突きつけられるって事なんだ・・・と、気付いた。振り返ってみてもわからない。いつからだったのかよくわからない。朝起きた時足が痛い、腰が痛い、身体が重い。このまま目が覚める度に、昨日より衰えた自分を自覚するなら、目覚めるのをやめたくなる。
身体だけならまだよかったのだけど、心もだんだんへたれになっていく。ちょっとしたことで心が痛い。それとも心臓が痛んでいるのだろうか。なんだかんだ、気の滅入るお年頃。振り返れば光り輝き、行く先は黄昏れている・・・そんな気持ちで私は今とても弱っているのだ。
なにか楽しくていいことないかしら?
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