親類と会うと「なんでそんな事知ってるの?」という話題を振られる事がある。親切な気持から言われるので、仕方なくこちらも笑顔で対応するのだけど、心の中では誰がいいふらしたんだ?という謎解きに懸命である。そしてすぐ答えにたどり着く。うちの母君ではないか。そうかうちの母君の口は羽根より軽いのだな。なんでも話してかまわないが、娘の家の事までぺらぺらしゃべっては欲しくない。
お葬式にいくと何年もあってない人達から色々話題を振られる。まことにしんどい。昔話もしんどい。今にしか興味がない私はヘラヘラとやり過ごすことにしているが、あまり話が長くなったりすると顔に出そうでハラハラする。何年もあってないのに親しく出来るって一つの才能なんだろうなと思う。
そしてその才能は私にはないと思う。
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