予約してから2週間か。相変わらずうっすらと陰気くさくあれの影はまとわりついてくるけど、もうやることは決まったのでまな板の鯉ってこんな気持なのかもしれないなと思ったりしている。今日は、つまらない話に30分つきあい、もうそんなに人の好き嫌いがあるならやめれば?と、そう言えばいいのに言えない私はその人を援護し、相手に同意し、なんでこんなことやってるのか?と思いながらしゃべっていた。
そして洗い物をしていて指を切った。あともう少しで終わるところだったのに。ひょっとして続きをやってくれるかなと期待した私は大馬鹿ですよね。そんな気配は微塵も見せずに終わった。期待値というのはなかなかやっかいなものですね。
そうしてあれの事があたまをよぎるとき、そうか遺書にこれ書いておこうと思う私も私だよね。
マジで書くか。
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