Stand by me,please my friend
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2年ぶりのソウル・フラワー・アコースティック・パルチザンは前回と同じ横川シネマ!で。
祝島産のびわ茶やみかんを売ってたり、おでんを食べることができたりと横川シネマでのライヴは手作り感があって大好き。
今回のメンバーは中川さん、リクオさん、高木さんの3人。 いきなり『松葉杖の男』でシンガロン!出し惜しみのないアッパーな曲で自然とにこやかな顔になってしまう。『道草節』とかも早めの段階で唄ってくれたかな。 奥野さんのいたときのアコパルとの違いは、当たり前だけど克さんのギター。彼のギターが入ることでより多国籍感が強くなるというか。奥野さんのピアノも魅力的だけど、このギターの音色には抗えない何かがある…。 ペダルスチールギターという、寝かせて弾く大正琴みたいな形の楽器があるんだけど、それをフューチャーした曲が南国っぽくて素敵だった。 渋くて素敵な声をしてるから、せっかくなら一曲唄ってほしかったな。 というか、単純に顔が好みだ(言った)。
リクオさんも前回のアコパル以来で久しぶり。『素敵なバカンス』や『光』『アイノウタ』って曲(多分)を唄った。ピアノマンという二つ名のとおり、踊るピアノの音色にテンションがあがる。今年は絶対リクオさんのソロも観に行くぞ、っと。
アコパルでの楽しみにはカバー曲もあって、今回は『おいらの船は300トン』、石原裕次郎『夜霧よ今夜もありがとう』、浅川マキ『少年』、美空ひばり『愛燦燦』、森進一『港町ブルース』などを。特にリクオさんアレンジの『愛燦燦』が良かったなぁ。 浅川マキさんの歌も、マキさんの命日のこの日に唄ってくれて嬉しかった。
「そうそう、今日はあの日やん」そんな感じで切り出した中川さん。 そう、この日は阪神大震災から17年。そのときに作られた曲をこの日に聴けることの意味。 『安里屋ユンタ』『満月の夕』を聴きながら、17年前の出来事と昨年の出来事を思った。
『荒れ地にて』『歌は自由をめざす』『死ぬまで生きろ』など、SFUの曲もたくさん唄ってくれて満足。周りを見渡すとみんな一緒に唄っていた。幸せな空気に溢れた瞬間。
SEが鳴り、客電がついても鳴りやまない拍手にやってくれたダブルアンコールは『アリラン』だった。
ソウルフラワーは広島に来てくれたら必ずライヴに行くバンドだったけど、なんだか最近より好きになってる気がする。年に一度は観たいなぁ。
何にせよ高木さんがかっこよすぎますよね(二回言った)。
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最後にライヴとは関係ないけど祝島のことを。 祝島という島が山口県にあり、上関原発の建設予定地として電力会社の開発が進もうとしています。 昨年の福島第一原発の件以降も、その開発中止は決定していません。 この島のことを知ったのは2009年頃。自分でできることなんて少ししかないけど、このような島があることを広めることはできるかな、と思って、たまにこうやって日記に記載したりしてます。 広島県民として、被爆三世として原発という名の『核』の使用は反対です。
もし気が向いたら↓のリンク先を覗いてみてください。 ストップ!上関原発!
カオリ
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