Stand by me,please my friend
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1ヶ月ぶり(…)の近藤さんは久々のワンマン。2年前に初めて行ったポテキの場所に若干迷いつつ、開演前に無事に辿り着いた。決して広くはないハコだけどこの日は満員。知った顔も何人かいて、雑談をしながら待っていると小花柄のシャツを着た近藤さんがすっとハコへ入ってきた。
最近は数人でのツアーが多くて比較的アッパーな近藤さんを見ることが多かったけど、ワンマンなのでMCも若干しっとりしていた。
前半は1stの曲を多めに。久々に聴いた『荒野を抜け、そして戻る。』とか良かったなぁ。1stの重めな空気感も好きだから、たっぷり聴けて嬉しかった。 誰かと一緒のツアーでその場の空気に染まってはっちゃける近藤さんももちろん面白いんだけど、やっぱり原点は最初に弾き語りを観たときの静かな海みたいな空気をまとった姿なんだよなぁ、と最近よく感じる。 料理も美味しいポテキはみんな料理を楽しみながらライヴを観てたんだけど、マスターが料理を運ぶたびにMCを止めて「ニョッキ頼んだ人。これ美味しそうだね」なんて話しかける姿に、普通に自分の家で唄っているお兄ちゃんを観ているような気持ちになった。
休憩を挟んで後半は最近の曲を中心に。とはいえ、TSUNTAさんの『流れ者』とか、懐かしいカバー曲も唄ってた。 『沈黙の足音』は全編ファルセットの曲なんだけど、この日は地の歌声で唄っていた。何か思うところがあったのかな。
MCの端々に新譜の影が見え隠れしていたこの日の近藤さん。新譜の中心(「推し曲って言えばいいの?」なんて言ってた)になるであろう『ディズニーランド』の紹介をするときに、「梅田は相変わらず楽しそうだよね。外を見たらサラリーマン達が大人のディズニーランドに行ってて…。みんなもこれ終わったら行くの?」とか言ってて失笑を買っていた。確かに外では偽物のJKがビラ配ったりしてるけど…!
最後は生音で『BAMBINO STEP』。楽しくなっちゃった近藤さんは『ROUTE66』や『GET EVERYTHING』を畳み掛けて「予定より2曲も多くやっちゃった!」と満面の笑み。やっぱりワンマンは楽しいね。 アンコールも終始穏やかな空気が流れた良いライヴだった。 終演後、知人とおしゃべりして、マスターのおまかせパスタを平らげ、夜行バスで帰路についた。翌日、実は知り合いの結婚式だったことを忘れてライヴの予定を入れてしまっていたというオチ。
カオリ
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