青春
一 うすみどりの草原(くさはら) 春のやさしい影 ひとりの影 このみどりの舞台に きみはいない 会いにきてくれなかった
二 この明るい空の下に 『暗いこころ』 涙をこらえて 約束の時間は とうに過ぎた ああ、この若草のベッドに 寝ころんで 流れてゆく、白い雲でも眺めていよう 去ってゆく、小さな雲でも数えていよう
三 『そうなんだ』 彼女だけが、女ではない でも、涙が、一粒こぼれて わたしの強がりを知った きみを好きなことを知った 青春のかなしみ・さみしさを知った
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