悩みは人生を充実させる/文集「人生の時」

2014年07月29日(火) 28、愛の証し

愛の証し


きみに対して/
きれいなこころで/
きれいな詩を書きたい


数十年/風のたよりはない
人妻になったきみを/想像できない
はじめて出会ったときの/
中三のきみの容姿が/
わたしのこころのなかに/
ハッキリと/明瞭に/刻まれている


届かない/言葉
けれどわたしは/
こころを磨いて/
日記をかきつづける
いつかきみが/
この文章を見つけたとき/
わたしのこころが/真実だと解るように/


わたしは/愚直な男かも/しれない
しかし/あなたのしてくれた/
深い思いやりが/忘れられない
わたしを/「  」と呼んでくれた
その名称は/愛と心配といたわりを/
含んでいる
愛と心配の中身は/同じだ
その名称は/わたしだけのものだ


どこかの街のどこかで/きみは暮らしている
ただ一度でいい/
きみと/再会を/祈っている/
願っている/信じている
神様/どうか/
一人で/
かなしい人生を送った/わたしに/
ただ1つの/奇跡を/
与えてください

→生きていることの悲哀/文集「さびしきうた」2014・06・13〜
→悩みは人生を充実させる/文集「人生の時」2014・01・15〜
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