悩みは人生を充実させる/文集「人生の時」

2014年11月11日(火) (15) 青い月


�‘箸蠅椶辰舛留粥�
 月にうたえば、
 つめたく透きとうる。
 忘れかけた「ひと」を、想いだせば、
 月の色は翳(かげ)り、
 黒い影を落とす。
 暗い記憶の、痕跡がよみがえる。

�△�みを思えば、
 きみはよろこびの花でもあり、
 かなしみの星でもある。

��誓いあったよろこびと、別離のかなしみ、
 天心に輝く、青い月だけが、知っている。

�ずL襪癲∨�月が、地上を明るく照らしている。
 別れの日も、こんな夜だった。
 月は、青く輝いて、
 秋の澄みきった、風が、小さな声を上げていた。
 まるで、泣いているようだった。

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