2006年05月10日(水)...質量、存在
問いかける瞳が、真っ直ぐに此方を見ていた。其れは紛れもなく、此の存在が認識されていることに違いなくて、希薄になった自我が安堵を取り戻してゆくのが解る。とぐろを巻いた緊迫が少しだけその力を弱めた気がした。
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