2009年04月13日(月)...罵倒に壊される

 世界が煩い。誰と話していても邪魔をする声に、叫び出したくなる。酷く頭が痛い。助けて、助けて、助けて、助けて、助けて、、誰に?、解らない。本当は、此処に居ること自体が幻で、本体は薄暗い部屋に転がっているのではないか、とさえ思う。スプリングの疑わしい軋むベッドと遠ざけられた鋭利さ、スプーンだけの食事、ぎしぎしと揺れる隣室、反響する喚き、全部が身近に聞こえて本来過ごすべき居場所が解らなくなる。あの心地良い廃退から、這い出るべきでは無かった。あの侭、現実を背に蔑みを甘受して居れば良かった。

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