SAKURA'S STUDY DIARY
さくらのきままな毎日 一日一読一書 A reading and a writing for a day
連絡をあまり取ってなかった時期もあるけど、人生のライバルであり憧れであり気軽に話せて心を許せる存在であることは昔から変わりなく、今現在はさくらさんの心の奥底に潜んでいる問題をただ一人知ってる相手だ。 私はとても尊敬してるし、信頼してる。 だが。ヤツの欠点は。 メールの返信がないことだ! 会う約束だとか真剣な相談には帰ってくるのだが(イヤそれでもメールまめな人に比べれば相当遅い)。 忙しい時とか時候の挨拶とか単なる愚痴には反応がない(たまにどうしたのって思うくらい早いときもある)。 学生時代で時間もあまり余っているときならいざ知らず、もうお互いいろいろと忙しい身だから、いつもつるんでいるわけでもない。相手の状況もわからない。なので、さすがのさくらさんも忙しくないならお茶しようかな、と思って探りを入れるのだが。 返信なきゃ、探れないやんか! (なんで心許せる存在なのにダイレクトにお茶しようって言わないかって? そりゃ、相手が忙しいのに無理して予定合わせるか、ほんとに忙しくて何度も断ってごめんねって言わせてこっちが申し訳なくなっちゃうかどっちかなのでね……) あー要するにはよメールよこせと思っているのに、相手のことを思うとそうも言い出せなくてちょっぴりいらついてるような切ないようなさくらさんでした。 そいえば。 今日はお城跡の公園の桜が散っていた。 ドラマ等の桜吹雪で、それってやりすぎじゃない? って思う時って多いんだけど、実際の桜吹雪はそれどころじゃなかった。桜の木が多いせいもあるだろうけど、風が吹けば息できないくらい。ものすごい勢い、量。青い空にきらきら花びらが舞って、とってもきれいだった。 デジイチを持って行ったのでたくさん写真を撮ったのだが、家に帰ってきてからシャッター速度を変えて撮ればよかったと気がついた。 ……来年こそは!
でも、都会で自転車でドラゴンを送り迎えしていて、それはそれでよい運動になるので、ここでやめてしまうのは勿体ない、と思い、あえて二号の送り迎えは自転車でしてる。 園の近くにはお城があった公園があって。 桜の木がたくさん。 日本に帰ってきて、都会で暮らしていた時、桜を咲くのを心待ちにしたり、お花見に行こうって考えるのが、「日本人は桜が好きなのだ、と演じてる」っぽい不自然さを感じて、あんまり好きじゃなかった。 でもね。 毎日毎日公園のそばを通って、少しずつ枝先が濃いピンクになるのを見ていると。いつ咲くかな、もうすぐ咲くかな、今日は開くかな、桜が咲いたらドラゴンと寄り道していこう、お弁当もって一緒に食べにこよう、って自然に思えるんだ。 桜だけじゃなくて。 手入れされている庭先に、水仙やパンジーや芝桜がたくさん花をつけて。 道ばたにはナズナとかオオイヌノフグリとか小さな花がたくさん咲いていて。 そして気がつく。 ああやっぱり、私は都会のビルの谷間の公園にあって、ある日突然咲くような桜(実際はそうではないけれども、そう感じざるを得ない)に満足できていなかったんだって。桜は大好きだし、見に行くのもいいけど、花が咲いたときだけちやほやするようなお花見客が好きになれなかったんだって。 それは、桜だけじゃなくて、都会の中に残された自然に感じる不自然さなんだ。 朝まだ冷たい風の中を自転車で駆けると、春のにおいがするんだよ。 公園の桜は、今日、咲き始め。 明日には3分咲きくらいになるのかな。 週末は雨予想。来週晴れて暖かくなったら、ドラゴンとお花見に行こう。
で、ようやく今、少し落ち着いた。 さくらさん、山に帰っております。 一時的なものではなくて、ドラゴン2匹が義務教育を終えるまではおそらくずっといるつもりです。 あ、シロクマがロンドンに派遣されたら考えるけど(苦笑)。 というわけで、大嫌いな引っ越しをまたしたのだ! でも今度の引っ越しはシロクマ君が都会に残るので、身の回りのものだけで楽勝のはずだったんだけど、とんでもなかったよ。ドラゴンたちのおもちゃがかさばって。 しばらくは山と都会を往復することになるんだろうなぁ。 もう少し近況まとめてご報告したいけど、今日は取り急ぎご報告まで。
AOISAKURA
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