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■ 大使館にチョコレート、魚屋にアメフラシ
私はジープに乗っていた。 無線機から声がする。 大使館にチョコレートを投げ入れろと命令があった。 私は嫌だなぁと思いながらジープを走らせる。 大使館は祖父の家があった場所に建てられていた。
夜の暗闇の中、オレンジ色にライトアップされた大使館は とてもキレイだった。 私は白と黒のツートーンのチョコレートを 大使館の玄関にポイッと捨てて逃げた。 心の中で「ゴミを捨ててゴメンなさい」と思いながら。
帰りに魚屋に寄る。 切り身が欲しかったのだが売っていない。 さばくのめんどくさいな、と思っていると ユリがしきりに、いけすの中の貝を指差している。 見た事もない貝で、白と黒のまだら模様が 少し気持ち悪い。
良く見ると貝ではなくアメフラシのようだ。 私はいけすの中に手を入れて、アメフラシを押した。 水槽の水がみるみるうちに紫色に染まっていく。 あれは貝じゃないから買わないよと言っても ユリはあの貝がいいと言ってきかない。 私が「この真鯛をさばいてくれたら買ってもいい」 というと、ユリは喜んで頷いた。
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他にも見た気がするが 昔の夢とごっちゃになって良く思い出せない。 魚屋の隣にガチャガチャあった。 ガチャガチャにはハ−ボットと書いてあるのに 景品はマイメロディーだった。
2003年05月20日(火)
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