flimsy−eXcuse
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誰かが「青鬼は嫌い・・・」と言った。 するとまた誰かが「私も青鬼は嫌い・・・」と言った。
僕は「何故?」と聞いてみた。 「だって青鬼は嘘つきだから・・・。」
「どんな嘘を吐いたの?」 「・・・僕の見る月は碧いって。。」
僕たち赤鬼は月は紅いモノだと教え込まれてきた。 でも僕はそうじゃない事を前から知っていた。 僕は何だか可笑しくてケラケラ笑った。
何故だか僕は『青鬼』を知りたくなった。 というか仲良くなりたかった。
青鬼は赤鬼と価値観が少しだけズレている。 月を一緒に見ても青鬼の表現は神秘的で面白かった。
いつかの帰り道―。 『月は見る人によって色が変わるんだよ。』青鬼は言った。 確かにその日の月は僕には碧く澄んでいるように見えた。
気付いたら青鬼に惹かれている自分が居た。 『僕の見る月はいつも碧くて歪んでいるんだ・・・。』青鬼は言った。
僕は青鬼を抱きしめたくなった。 同じ月を見てもこうも見え方が違うのかと切なくなった。
―いつか僕の紅で君の碧い月を紫に変えるよ―
僕は誓った。 もし今日が特別な日と言うのなら月を紫に染めて下さい。
紅くしてなんて贅沢は言わない。 せめて青鬼が紫に見えるように少しだけ紅を注して下さい。
2004年12月13日(月) |
ハッピ〜バ〜スデ〜☆ |
『もしもし?・・・』 『・・・。』
『生きてます?!』 『・・・。』
『・・・死んでるか。笑』
『そっちに行ってかれこれ7年ですよ。』 『・・・そうね。』
『・・・私は何とか生きてます。』 『・・・。』
『自分なんて死んじゃえ〜!って何回も思ったけど生きてます。笑』 『・・・?』
『まだまだそっちにゃ〜行きませんよ!!』 『・・・。笑』
『・・・貴方に出会えて良かったです。照』 『・・・?!』
『オマエなんぞ知らねぇよって言われても仕方無いですけど・・・笑』 『私は貴方を知っています。』 『・・・ふ〜ん。』
『それだけで充分なんで・・・。他には何もいらないです。』 『・・・?』
『何て言うか、有難うございました。』 『?・・・うん。』
2004年12月06日(月) |
juxtaposition |
一つのコトを守って一生貫くのが愛。 でもそれを破って変わろうとするのも愛。
どうしたらいいのか解らない。 自分はどっちを選べばいいんだろう。 期限はあと7日―。
変わりたくないのに。 変わらないといけないのが嫌だ。 何でこのままじゃ駄目なんだろう。 この宙ぶらりんの位置がとても心地いいのに。
なりたくなかったモノになって行く自分が怖い。 大事に思ってた感情が薄れていくのが怖い。 だんだん消えていくのが手に取るように解る。
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