(車で走行中、『ジャパンビバレッジ』のトラックを見つけ)
「あ、『ジェービー』だ。」
「なんか、アメリカの友人みたいだな。」
(1歳(もうじき)3ヶ月の娘に)
「『チューして』って言うと、ぶんぶんぶんと首を振られる。」
「しつこいからだろ。」
(映画『20世紀少年』を見終えて。)
「『ともだち』最高。」
「洗脳されてるっ!?」
(夫の実家へ帰省)
「(娘の)服もらったの?」
「サイズ140センチって・・・。無理したら私でも着れるわ。 って言うか、これ着られる頃には、 親の選んだ服なんて着ないよ・・・。」
(映画『カムイ外伝』の初日舞台挨拶を見てきて。)
「見てオッケーな映画だって。そう頭から否定せず、見てみれば。」
「見ない。」
(カムイ外伝の公式HPの動画を見て)
「のおおおっ!せっかくハガキ当たったのに、さんざん待って、 人だかりでほとんど全然実物見られなかったこのイベントで、 松山ケンイチが握手しながらレッドカーペットを歩いてた・・・。」
「知らない方がよかったな。」
「さて、私のこの赤白のボーダーTシャツに、赤白のボーダー靴下 というファッションは、誰に似ちゃったでしょう。」
「んんん?」
「映画館で、いくら『カムイ外伝』のチラシくれと言っても 『仮面ライダー』はない、の一点張りでまいったよ。 私はそんなに活舌悪いか?」
「娘と一緒だったからじゃないの?」
(娘に寝転がるよう促しつつ)
「ゴボン。」
「娘も何したらいいか、戸惑うよ。」
「録画しておいた歌舞伎、片岡仁左衛門の『女殺油地獄』 (おんなごろしあぶらのじごく)見ていいかな。」
「ああ、『ちかもん』のか。」
(通勤時、自転車で最寄の駅まで行くことにした同じ社宅の先輩に 自転車置き場の場所など聞かれた翌日)
「わざわざ地図をプリントアウトして渡したんだって? なんなら先導しましょうかって勢いだね。自分たちより長く ここに住んでる人に。バカにしてるのか?」
「よかれと思って。」
(いつも一日遅れの新聞を通勤に持っていく夫が)
「オレ今日、これ持ってくの?」
「やめたほうがいいね。そんなでっかい見出しの新聞、 周りの人が一体今日は何事!?とのぞき見て、 『なんだ昨日の新聞かよ。』って心の中で 突っ込むことになりそうだからさ。」
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