Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2009年03月29日(日)  'Cause it's all too much for me to take

シャワーを浴びながらぼんやりあれこれ考えていたら、ふとこんなセリフが浮かんだ。「しょせん、そんな生き方しか出来ねえのかよ」
誰のことを考えてたんだ?と思う。なんだか知らないけど、これを言われたら即座にひるむ奴がいっぱいいそうだ。殆ど男だけど。ああ、あの人も、彼も、あいつも、気にしそう。
なので、この日記の冒頭部分に書いてみるw

来週は、何も予定がない。退院後はうちに来てくれるひとが多かったし、この一ヶ月はリハなどもあったから。一週間誰とも会う予定がないのって、今年初めてじゃないかな。
そう思ったら、来週一週間を生きる意味がなく思えてきた。一週間という長い時間を無意味だと感じるなんて。
私は退屈したことがない。退屈とは教養のない人間のすることだとモームか誰かも言っていた。だからこの感じ――168時間が無駄だというような感覚は耐え難いものがある。

人間は皆、きちんと型どおりのことをして死んでいくことになっている。そうでないと周りが迷惑だからだ。
私はこれまでずっと、ひとが当り前にすることが出来ずにきた。大学進学は直前で投げ出し、家出して彼氏(vo)と一緒に暮らしてた。会社員になろうという気になれず、中途半端に英語を使って仕事したりしなかったりした。子供を産もうと思ったことは一度もないし、今では産めない。
束縛されるのが嫌だったんだろうか?などと考えてみるが。結局のところ私は単に、それらのことに全く興味がわかなかったんだ。ただ面倒だとしか感じなかった。だからしなかった。私は車の免許さえ持ってないんだ。
今も高層建築を見るだけでげっそりする。あれだけのものをつくり上げる他人のエネルギーがとても信じられないのだ。
だから、シド・ヴィシャスみたいなダメな人間を見ると、ほっとする。だから、ロックを聴いてるんだと思う。

「しょせん、そんな生き方しか出来ねえのかよ」は、だから、自分に向けた言葉だ。
だけど何故かこういうセリフは、普通にまっとうに生きているひとを後ろめたくさせることを知っているので、ここにアップしてみたw
(4/3up)

'Cause it's all too much for me to take (私には手に余りすぎる)  *Roll With It / Oasis (1995) の歌詞。



2009年03月27日(金)  All visible as stars

20時から荻窪リンキーディンクで、AM(g)、KP(drs)と2時間リハ。私のオリジナルをやる。
とは言っても。今回やったのは、なんと私が20年近く前、13年前、そして4年半前につくった曲。オリジナルづくりに慣れていないメンバーの為に、とっかかりの練習用といった感じ。

4年半前につくったのは"Music For You"だ。2004年には6曲つくったが、この曲はバンド解散後にバンド用として書いた為、一度も演奏する機会がなかった。おまけに歌詞以外何一つ書きとめず、なのにずっと私の頭の中に聞こえていた。ようやく今日初めて歌えた。
コードひとつつけずに平気でほったらかしておいたのは、忘れるわけがないと思っていたからだ。―――実際には、CDを聴いているかのように頭の中で鳴っていた曲が、きれいさっぱり消えてしまった経験もあるのだが。
歌詞にわざと"vomit"なんていうかたい言葉を使っていて、ライヴではこれを"throw up"と言ってやろうなんてことまで考えていたりする。

今年に入ってからつくった曲'Pain'も私の頭の中ではっきりと聞こえているが。なんとこれは、バンドでもギターユニットでもなく、ピアノユニット用なのだ。意図せず、そうなった。
というわけで。誰かピアノ弾いてください。私が忘れちゃわないうちに。
(4/2up)

All visible as stars (星のようにはっきりと見えている)  *Pain / Screaming Bunny (2009) の歌詞。 *今見えている光は、既に存在しない星のものかもしれず、そもそも全く実在感がない。



2009年03月24日(火)  It's good to hear your voice

昨夜は、自分の考えが甘かったせいで、AM(g)に、MY(b)に対してスジの通らないことをさせていることに気づき、朝までえんえんと悩んだ。朝、AMから電話をもらって、ようやく気持ちが軽くなる。

今夜は、MYへの罪悪感に苛まされて落ち着かず。あまりの落ち着かなさに、何か生産的なことをしようと思い、ピアノに向ってオリジナル2曲にコードをつける。面倒なのでずっとほうっておいたのだが、妙なことがきっかけで着手出来た。
ちょうどコードをつけ終えたところにMRから電話。私が「愚痴きいて」とメールしたのを見て、電話をくれたのだ。この2、3日の話を聞いてもらって、元気を取り戻す。

一時期はすっかり電話嫌いになっていたけど。また最近は、人の声を聞いて話すことの良さを感じるなあ。
(4/2up)

It's good to hear your voice (声が聞けて嬉しいわ)  *Hanging On The Telephone / Blondie (1978) の歌詞。



2009年03月21日(土)  Do you think you can make me do it again?

夢にDV(b)が出てきた。私にプロポーズして、私がそれを受けたことになっていた。二人とも素直に嬉しそうで、おかげで起きてからびっくりした。
実際1年前に彼がしたのは「プロポーズ」と言うにはあまりに弱腰で。何やらわかり辛くまどろっこしいことを言い始めたので、私が面倒になって「何ソレ? プロポーズしてんの?」と言ったら、認めたのだ。
フロイトによれば、夢にはっきり現れるのなら、逆に私はDVに未練はないわけで、これは他の男への恋慕の偽装ということになる。(私はフロイトの理論なんか全然信用しちゃいないのだが)
で、フロイトを置いといて、どうなのかというと。
最近時々彼のことを思い出す。よく考えてみたら、素直に愛されていただけのような気がしてきた。なのになんで私はあんなに彼に厳しく当たってたんだろ。私の目を見てはっきり好きだと言ってみろ的な態度を取りながら、同時に私はYO(b)とも寝てたんじゃないか。そしてDVに「他の男と会うなと言えないの?」とまで言ったんだから。20代相手に酷だよなあ。
そのYOにはもっとひどい扱いをしていた。彼のヘタレなプロポーズもどきは、「一生結婚する気はないけど、Bunnyさんとならしてもいい」だ。だが少なくとも彼はちゃんとDVと切れてほしいと言ったし、なのに私は適当に逃げていたんだ。こちらにも相当きつく意見したりしたけど、YOなんてあの時24歳なんだから、本気で苛ついたりするこっちがおかしい。
とにかく今更彼らのことを考えてもどうにもならない。なのに思い出したりするのは、私が、今の体の状態――ハラのでかい傷――を抱えて、精神的に弱ってるからだ。
かつて体の関係が非常に上手くいっていた相手、しかもかなり若い―――私が何のひけめも感じようがないくらい若い相手ばかりを思い出すのは、そういうことだ。
要するに私は今、また誰かに抱かれる自信がないんだよね。

15時半にえみちゃん来訪。急に連絡をくれたのだが、たまたま授業のキャンセルが出て、都合がよかった。えみちゃんはいつもそういうタイミングがいい。
お菓子を二箱も持って来てくれたが、聞けばホワイトデーにもらった品の横なが(以下略)。
関係ないが先日えみちゃんに、ストレッチ750回を再開したと話したら、「Bunnyちゃんてほんっとに自分にアグレッシヴだよね」と言われたので馬鹿ウケした。えみちゃんの言語感覚は面白い。大分前だが、私が、「私は寝る時間も決まってないし、私に朝はないのよ」と言ったら、「『私に朝はないのよ』か。かっこいいね。『今日、ママンが死んだ』よりかっこいいよ」と言ったので、これも笑った。(一応説明すると、「今日、ママンが死んだ」はカミュの「異邦人」の最初の一行)
えみちゃんはぱっと見は知的だが、よくよく話すととんでもないボケっぷりをかましたりする。けどやっぱり頭いいんかなw
今日も楽しく4時間喋り、えみちゃんは19時半に帰。

22時半にAM(g)に短いPCメールで、今のブルーをそのまま伝えたら、5分とたたずに電話が来た。2時間近く話して、当面の現実的な問題を解決してくれた。
なので後は、気分的なブルーだけが残る。

あまりここに書かなかったけど。ハラの傷を見ては、しょっちゅう簡単に泣いていた。これまで、どんな劣等感や自己嫌悪に襲われても、最後は気合で吹っ飛ばしてきたし、それどころか肌荒れや、顔の怪我さえも、気合で治してきたのだ。なのに。
この20cmの傷だけが、何度見直しても、消えてなくならない。
こんなことは、世の中の多くの不幸に比べたらどうってことはない。これよりひどいことはいくらでもある。そんなことはわかってる。
でも、実際に今はこれが自分の世界の中心になっていて。他の全てよりも上に来てしまっているんだ。

頭の中に音楽が聞こえてくる。今、当然聞こえる筈のガービッジの'Bleed Like Me'(歌詞が"You should see my scar"=私の傷をご覧よ)ではなく、ホールの'Asking For It'だ。
If you live through this with me, I swear that I will die for you (もし私と一緒にこれを耐え抜いてくれるなら、あんたの為に死んだっていいわ)
自分を蔑んだ、諦めのメロディ。コートニーがそういう歌い方をしている。
はは。今なら上手に歌えそうだな。

ふと、この傷をNobu(b)に触らせてやりたいなと思う。あいつならこういうの好きそうだわ。「かっこいいじゃん」くらい言いそうだ。
またもう一人の、体が合ってた20代、かw
(3/31up)

Do you think you can make me do it again? (私にまたあれをさせられる?)  *Asking For It / Hole (1998) の歌詞。



2009年03月20日(金)  何も言わずに

昨日、夢を見た さすらう夢を
あたしがこの世から 飛び出して
海も山もない地獄の夢を


突然のキーボード。ぽこぽこ跳ねるようなシンセサイザーのベース音。軽いドラム。そうだこの曲は、バックに細野晴臣、高橋幸宏、松武秀樹がいるんだ。
その、完全にYMOな筈のバックを1ストロークごとにかき消す鮎川誠のギター。
スネア・タム・タム。
で、歌う。
「昨日、夢を見た」

―――――もう、この瞬間に、勝ったも同然だ。
この20秒の感動が、この後4分間の余韻になるもの。

サビのドラムとシンセ音の重なりは、心拍に聞こえる。
吊橋の上で愛を告白すると成功しやすいという馬鹿げた実験があって、不安から来る動悸を胸のときめきと混同するからだという。なら、この「ハートビート」も効果的だ。

18歳のある夜、この曲を聴いていた。別れた彼(drs)に、1年ぶりに真夜中に電話して、あちらが取るなり無言で電話越しにこの曲を聴かせたら、彼も何も言わずに、私だと気づいていた。

2ヶ月前の夜も、この曲を聴いていた。まだ体が辛くて殆ど音楽を聴く気になれなかったのに、ふとこれだけ聴いてみた。そしたらFP(vo)からメールが来て、「最近は音楽聴いてる?」と訊くから、「今、シーナ&ザ・ロケッツを聴いてるよ」と返事した。「そしたら何だかもう、無駄なことをしたくなくなった」と。

清潔で、真っ直ぐな歌だ。ごまかしがない。
2ヶ月前のあの夜も、この誠実なハートビートを聴いていたら、何か真摯な決意を迫られたような気分になってきて。
それでもうケリつけちまおうかと思ったんだ。AM(g)に辞めてもらおうかと。
まあ結局は、言えなかったんだけどね。

日本語の歌は、すごいよなあ。
(3/30up)

何も言わずに  *Lazy Crazy Blues / Sheena & The Rokkets (1979) の歌詞。



2009年03月19日(木)  I thought about it and I brought it out. I'm motivated by the lack of doubt

週に一度の外での授業。今日も移動中はiPodでシャッフルして音楽を聴く。帰り道で、ある曲がかかった。久しぶりに聴いたので、一瞬誰の曲か思い出せず、しかし瞬時に強烈に、「音楽とはこれだよなあ」と思う。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズの'Wet Sand'だった。
手術後、音楽を聴く頻度ががたっと落ちていて、レッチリもあまり聴いていなかった。'Wet Sand'は大好きな曲というわけではない。出だしは素直にきれいだが、後半に行くほど付け足しの感が強まる。レッチリというバンドのレベルからすれば、普通にいい曲という程度だと思う。
だがこうやっていきなりレッチリと認識せずに聴くと、「レッチリの普通」の凄さを再確認する。('Wet Sand'のイントロはギターだけなので、私がその時実際に聴いたのはジョンのギターだけだが。しかしそれはあくまでもレッチリというバンドの音だ)

少し前の話だが、AM(g)が面白いことを言っていた。つまり、「今後の人生で、音楽を聴くか演奏するかどっちかしか出来ないなら、自分は演奏するほうを選ぶ」って。これをあと3人(vo、b、drs)に訊いてみたところ、全員が「演奏するほう」を選んだ。これは全く予想通り。バンドをやっているくらいの人間なら殆どが「演奏するほう」を選ぶだろう。
で、私は勿論、「聴くほう」を選ぶ。
「演奏するほう」を選ぶ人間に比べて自分のバンドへの熱意が低いといは思わない。要は、私の「音楽を聴くこと」への心酔度が異常に高いのだ。
3歳でサイモン&ガーファンクルを聴き始め、もう吐気がしてもおかしくないくらい聴いたと思うが。実際には今でも"Sound Of Silence"を聴くたびに涙が出るほど感動するので、聴くのが疲れる。
私は字が読めるようになって以来、文学を食って生きているが。一方、音楽には熱烈に無益な恋をしていて、圧倒され支配されている。
私という人間をつくったのは文学だが、その私がどこに歩くかを決めているのが音楽なのだ。

というかねえ。"You're So Great"のない人生、"1979"のない世界、"Stage Fright"のない日々―――そんなの生きてる価値がないもの。
(3/29up)

I thought about it and I brought it out. I'm motivated by the lack of doubt (考えてみてはっきりした。私は盲目的に心酔することで、人生に価値を見出している)  *Wet Sand / Red Hot Chili Peppers (2006) の歌詞。



2009年03月17日(火)  Hurry up, choice is yours, don't be late

元ダンナ(b)からホワイトデーのお菓子が届く。大きな袋に入った詰合せで、内容はラスク40枚(プレーンとブルーベリー各20枚)、ブルーベリーケーキ1本、クッキー1袋、フィナンシェ2個。
音源を送る時も膨大な量(ニルヴァーナ50枚とか)だけど。お菓子も大量だね。ありがと。

20時半に荻窪でKP(drs)と待合せ。の、筈が。
20時半ぴったりに荻窪駅に着いたKPからメールが来て驚愕。私とKPという二大遅刻魔同士の待合せは、さぞ恐ろしい対決になるかと思ったので、私は家にいてKPが着いたら連絡待ちにしてあったのに。まさか時間通りだなんて。

駅前の居酒屋で飲む。近所とはいえ、退院後初の外飲みだ。今日は私からKPを飲みに誘ったのだが。
しばらくしてKPが、何かあらたまった風になり、「で、今日呼ばれた理由はわかってるんだけど」と言う。
なんと。私に「リハに遅刻しないでくれる?」と説教くらうと思ったんだと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・はははははははははははははははw
ひとしきり笑った後、「・・・あのねえ、この私に遅刻を突っ込まれるようでは、人としてマズイと思うよ?」と真顔で言う。
・・・しかし、そうか、だから今日はぴったりに来たんだな?w

バンド内ではKPと会話が足りない気がして、今日初めて二人で話したけど。すごく言葉が通じる人だなあと思う。
そしてKPはまたあらためて私のことを「真面目」だと思ったらしい。
ほんっとに人を見る目がありますねえ。うんうん。

2時帰宅。楽しかったー。
(3/29up)

Hurry up, choice is yours, don't be late (急ぎなさい。自分にかかってるのよ。遅刻しないで)  *Come As You Are / Nirvana (1991) の歌詞。



2009年03月16日(月)  I'm scared, in my bed

14時に起きて、だらだらっとソニック・ユースを聴く。寝起きのアタマに、"The good and the bad"ががつんとくる。8分のインスト。
まずいきなり「だうぅん」とベース一発。ベースってのは打楽器でしたか?と言いたくなるような叩きつけっぷり。その後、どんなドシロートでも5分くれれば完コピ出来そうなくらい単純な、重くてべきべきなベースラインがえんえんえんと続く。途中のブレイクでまた、殴打のようなアタックの強さで弦をはじく。
・・・かっこいいわあ。
昔はソニック・ユースがよく理解出来ずにいたが。今聴くと、実験音楽の複雑さととパンクの単調さの融合だなと思う。まあ理屈は何でもいいんだけど、一番の疑問だった「ソニック・ユースのどこがいいんだろう?」という点は、私の中ではひたすらもうキム・ゴードン(b)で決まりだ。彼女がそこに立っていなかったら、あのバンドがああまでカリスマ的な人気を維持出来た筈がない。

18時過ぎにMRが、ホワイトデーのチョコ(有名パティシエのかなりお高いチョコ。いつもありがとね)を持って来訪。その前からちょっとお酒が飲みたくなっていたので、来るなりうちから1分の酒屋で赤ワインを買ってきてもらう。ロックマニアのMRに色々聴かせながら、ふと「ソニック・ユースって好き?」と訊いたら、思ったとおり「それほどでも」という答え。続けて「ヘタクソだよね」というコメントが。
・・・あっ。それは言っちゃ駄目。それを言ったら終了なんでw
以前に西荻ロックバーBのマスターにジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンを聴かせたことを思い出すなあ。感想を訊いたら、「うるさい」と言われた。・・・はい、終了ですねw

夜中にEから100分電話。彼女は結婚しているのに彼氏が出来て、彼氏と暮らすか悩み中なのだ。電話を取った時、不安そうな声で「彼に受け入れてもらえるか、怖くなっちゃった。眠れない」というので、真剣に100分悩みを聞いて意見もしたら、最後には声も明るくなり、眠そうになってきたが。
ふと最後に、今日彼氏が職場で顧客の美人女性と親しそうにしていたので、それが気になって仕方ないと言い出す。「あの後二人でどっか行っちゃってたらどうしよー」って。
「・・・ねえ。ひょっとしてさあ、今日電話してきた理由ってそれ? 『怖い』ってそのこと?」と訊いたら、「うん」と言う。
「・・・・・・・・・・・ものすごく馬鹿馬鹿しくなった」と言ったら、「えー?そーお??でも心配でさー、もうどうしようと思っちゃってぇー!」って。
・・・100分のろけを聞かされてたのかよ。(泣)

電話を切ってみたら、ハニー(drs)からメールが来ていたので、この馬鹿馬鹿しさを訴えたら、すぐに電話をくれた。30分話す。切ったらもう午前4時過ぎ。
12時に寝る。
(3/29up)

I'm scared, in my bed (怖くて眠れないの)  *The burning spear / Sonic Youth (1982) の歌詞。



2009年03月15日(日)  I am smitten

現存するバンドとしては宇宙一好きなR.E.M.の"Crush With Eyeliner"のライヴ映像をYouTubeで出す。*何回も言いますが、レッチリは「世界一好きなバンド」です。
私の愛するアルバム"Monster"の2曲目。1994年リリース。当時は化粧品すら持っていなかった私が、「アイライナー」に憧れるきっかけになった曲。こんにちの私(リハと飲み会とライヴくらいはたまに化粧する)があるのはこの曲のおかげです有難う。

ピーター・バックが痺れる。このギターは、まさしくあのジャケットのモンスターの鳴き声みたいだ。猫科の化け物が、退屈そうに甘ったれた鼻声を出している。
子供みたいな格好と顔つきで、子供が親を振り返るようにしょっちゅうマイケル・スタイプを見て弾いている。

2分13秒から入るギターソロ。ちょっともどかしそうに弾いた後に、ふとかがんで、ギターを意味もなく体の右側に持っていって少し揺する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・うわあああ。なんでそんな動きするんだ。
・・・・・・・・・・うっっっとり。
ギターを弾かないこの2小節。ギターの音が余韻だけになる2小節。そこでかがんでネックを揺することに実際上どれだけの意味があるのかという問題ではない。要はこのスカスカの2小節がこの曲最大の聞かせどころなのをピーターがよく承知しているのが、無駄に見える動きに現れているのだ。
あんまりにも色っぽくて、数十回見ちゃったよ。

思えば私、この人と2006年に、普通に会話してたりするのだ。目の前に現れたから思わず"Hi!"って言っちゃったら、向こうもにっこりと答えてくれて。結構な時間、すぐ側にいたし。しかしだからってどうときめいたわけでもなし。
去年ジミー・ペイジと話した時も、「へー意外と紳士っぽい」とか思っただけで、特に動揺も興奮もなかった。会った帰りに西荻ロックバーBに行って、ツェッペリンの"Houses Of The Holy"のアルバムをかけてもらい、いつも通り心酔しつつ、「・・・このギターを弾いてた人とさっき喋ってたんだよなあ」と不思議な気分になったっけ。

恋は錯覚なので。私が音楽の中にうっとりと見ているピーターやジミーは、実在の人物とは関係ないのかもしれない。
結局"Crush With Eyeliner"の映像でも、痺れるほど色っぽいのはピーター個人ではなく、ピーターの音色と、それがつくる空間だ。
・・・そうやって音楽に錯覚しっぱなしだから、生身の彼氏が見つからないのか?(いや冗談じゃないぞこれ)
(3/28up)

I am smitten (うっっっとり)  *Crush With Eyeliner / R.E.M. (1994) の歌詞。



2009年03月14日(土)  Oh, poor thing!

明け方に激落ちする。これはリハから帰宅して玄関をくぐった時点で予想済み。今日のリハはとにかく楽しかったのだ。なのでその反動が来た。
しまいには、「皆には家に帰れば家族がいるのに、私だけ一人だわ」ってところまで来た。
・・・アホである。

先月読んだロックのジョークブックにこういうのがあった。
How many chick singers does it take to change a light bulb?
One. She holds the bulb up to the socket, and waits for the world to revolve around her.
・・・あああ。ぐったりくるなあ。

最近、メンバーやそれ以外の人にも歌を褒めてもらうことが多くて。当然非常に気分がいいわけなんだけど。
ある女性ボーカルの話を聞いた。メンバーに適当におだてられて歌っているけど、実際には全くのヘタクソだって。
身内にちやほやされていい気になっても、はたから見たらみっともないだけだ。―――私もそんなもんなんじゃないの?

何回歌っても、心の底から満足する'Vow'が歌えない。いくらシャーリーに感情移入していても、しょせん他人の曲だからか?
オリジナルを歌いたいけど、曲をつくったからってどうなの? そもそも歌うことに何の意味があるんだ。
―――ここまで来ると、「生きてることに何の意味があるんだ」まではほんの一秒だ。

こういう時に、手を伸ばせば届くところにお手軽な手段があったりするから、カート・コバーンも死んじゃうんだよ。

お昼前に元ダンナからホワイトデーの贈り物が届く。事前に何が欲しいか訊かれてリクエストしておいた、クリストファー・ヴァインのマグカップ。
私が「家に帰っても一人」なのは、私がこの人を追い出したからだ。
夜にカップのお礼メールをして、その中で、リハ後に「私だけ一人だわ」という気分になったと話した。そしたら「おおかわいそうに」という返事。
・・・てめ、このやろ。ヒトゴトかよ(怒)
(3/25up)

Oh, poor thing! (おおかわいそうに)



2009年03月13日(金)  back to normal without a hitch

20時から2時間、荻窪のリンキーディンクでSBバンドのリハ。私も前回より順調に回復しつつあるわっ。と思ってたら、前回・前々回と早く来ていたKP(drs)が、2時間のリハに小一時間遅刻。
・・・順調に回復してますね。(怒)

・・・と、怒ろうとしたら無言でホワイト・デーのチョコを差し出され。
・・・まあ、そういうことならアレだけどぉ。

本日の格好はセシルマクビーのパンクスっぽい黒のセーター、マウジーのマイクロショートデニム、兎の毛皮のショートコート、アルゴンキンのベージュの帽子、でかい茶のサングラス。メイクも「濃い目」。文字通りアイシャドウが濃いのだ。買ったっきり使ったことのなかったモスグリーンのシャドウをくっきり入れてみた。
前回リハではお嬢さん風な格好で座って歌ったが、今日は「立って歌う」と宣言してある。気合入れてるんである。
前回よりはっきりと体調も良く、歌っていてかなり気持ちいい。
"Northern Star"は、昨夜のYouTube映像で吹っ切れたおかげで、今までで一番声が出た。今日はちょっと喉がかすれ気味だし、腹筋はまだ元通りなわけもないが。やはり物事は気合。
とにかく今日は楽しかったなー。

リハ後は1時間お茶して解散。帰宅して、今日初めての食事・・・を割愛して、MY(b)にホワイトデーで頂いたリッツクラッカーとチーズを食べる。キャトルフィーユとヴァルブリーというスライスチーズで、これはかなり珍しいはず。デザートは、AM(g)とKPにもらったチョコレート。
帰宅して数時間後に軽く筋肉痛が。この2ヵ月半で一番動いたもんなあ。
(3/25up)

back to normal without a hitch (順調に回復)



2009年03月12日(木)  clear

さて、明日はSBバンドのリハなので。今日からストレッチ750回を再開。って、今日の明日で何が変わるわけもないが。腹筋を100回。・・・いたた。実は腹筋より、腕を左右に振ってウェストをひねる運動100回の方が傷にこたえる。・・・いたたたた。
退院後からずっと、異常なほど体が冷え、連日エアコンを30度にして着膨れ、ブーツ型ルームシューズの両足に一枚ずつ使い捨てカイロを仕込み、夜はベッドにカイロを入れていた。おかげでなんと、退院後に使ったカイロが110枚。だがようやくこれ以上買わずにすみそうだ。

YouTubeでホールの"Northern Star"を検索する。サビで声を張り上げる部分があって、ここをどう出すかで考え中なのだ。いっそもっと高ければ気合も入るが、中途半端なところで張り上げるのが逆にやり辛い。歌詞の乗せ方も独特で、声が出るのを妨げる。参考にしたくて色々ライヴを見るが、結局コートニー自身が殆どの場合音域が追いつかず迫力だけで押している。
ふと素人の映像に目がいく。16歳の女の子の弾き語りが出てきたが、愉快なほど音程が外れている。ギターのコード進行を間違えて、違う部分を弾いているのに気づかず歌う。今の日本ではまずお目にかかれないほどの、見事な「音痴」だ。サビでは、いきなり裏声になったかと思うや、ふと遠い目をしてフォークロア調の別世界に吹っ飛んでいき、見ていて頭がぐにゃっとなりそう。個性的といえばあまりに個性的。どうしてこれを自分で「良し」と思ってネット上にアップ出来るのか。YouTubeって恐ろしい。若いって怖い。
何故か"Northern Star"は痛い10代を呼び寄せるらしく、素人映像はどれもこれもしょうもない演奏だらけ。サビは全員話にならない。
その中にひとつだけマシなのがあった。顔も声も素直に可愛い。知的で上品な雰囲気すらある。明らかにコートニーより歌が上手い。サビを、クリアな声で苦もなく出してしまう。
―――これを見た瞬間に、迷いがさめた。この素直で綺麗な声の持ち主の歌い方が、物凄くつまらなかったのだ。
自分の中にちょっとだけ引っかかっていた、出来れば「上手に」歌いたいといういじましさが消えてなくなる。もう大丈夫だ。

前回リハから今回まで、実は"Northern Star"しか歌っていない。今はこれさえ歌っていればいいという、妙な確信がある。
(3/23up)

clear (�.�リアな声、�¬造い鮗茲蟒�く)



2009年03月11日(水)  sit upright

夕方AM(g)が迎えに来て、イタリアンを食べに連れて行ってくれる。通院と授業とリハ以外で今年初めてのお出かけ。って言ってもうちから3分だけど。でもかなりちゃんとした美味しい店なのだ。
今日の格好は地味なお嬢さん風。マリークワントの黒の長袖、ラピーヌのベージュのニットベスト、OZOCの黒の膝丈スカート、Y'sの黒のAラインのコート、ヒール7cmという低さの踝丈の黒のブーツ。メイクせず、パウダーとアイブローとリップクリームのみ。
ミモザをもらう。私は炭酸飲料が苦手と言いつつ、実はシャンパンだけは大好きなのだ。その後コースのお料理と赤ワインのフルボトル。前菜をチーズの盛合せに変えて頂くなど、色々と希望をきいてもらえた。今日は、とにかくちょこっとずつ食べる気でいたが。美味しくて残さず食べてしまう。サラダも、トマトソースのパスタ(カフェの一人前くらいの量)も、メインの仔羊のグリルも、全部平らげる。デザートとコーヒーも堪能。
とにかく今はちょっと食べると胃がぼこっと出て苦しくなるので、今日も食べ過ぎたら後がきついぞと覚悟していたのだが。
我家に移動して一緒にコーヒーを飲み、AMにもらったチョコレート2箱をあけていただくが、その間も平気だったし、AMが帰った後もずっと、驚くくらい体調が良かった。
何故?と不思議だったが。後で気づく。要するにいつもは、まだ何かというとハラをかばって前かがみの姿勢になりがちだが、今日は人前で背筋がぴんと伸びていたから、体が真っ直ぐになって消化も滞ることがなかったんだろう。

前回彼にゴハンに連れて行ってもらった時は、ハラに抱えた腫瘍のせいでせっかくのお料理を残して非常に不本意だったけど。今日はきちんと美味しく味わえて良かった。
(3/23up)

sit upright (背筋を伸ばして座る)



2009年03月08日(日)  Come feed me and then bring me down

S(vo)が15時半に来訪。何か食べたいか訊かれたので「パン」と答えたら山ほど買ってきてくれた。石鹸と桜のジャムも頂く。
ベトナムコーヒー(生徒にもらった)を入れて5時間お喋りw 帰る前にタンポポ茶(生徒にもらった)も入れる。

夜にオアシスの検索をしていたら、新譜に入っている"The Turning"が、クリフ・リチャードの"Devil Woman"の盗作だと非難されているという記事を見つける。(昨年10月の話だが、今頃知った) 早速その「元曲」をYouTubeで確認。
・・・だっせえ。(リンク貼らないよw)
おお確かにイントロからAメロのコード進行がいっしょ。'The Turning'を聴いた時、'70年後半ぽいエレピがノスタルジックだと思った(そう日記にも書いた)が、この「元曲」はまさしく1976年。
その一ヵ月後にノエルのコメントがあって、時々よそで聞いたフレーズを拝借してはいるが、無意識にやっているのでパクりではないという内容。「あくまで自然にやっていることなんだ、だから今後も続けるつもりだよ。俺は座ってギターをかき鳴らすのが好きなんだよ」
・・・ははははは。スゲー素直でアホで可愛い。そして偉い。皮肉でなく偉い。さすがだわ。世界中が非難しても、私が許す。

「手料理」ってのはどこまでが手づくりだ? タルトを作る時に、底に市販のクッキーを砕いて敷くのは「盗作」か? ノエルはただ、結果として美味いものをつくろうとしてるんだろう。
・・・しかしよくあの安っぽい素材から、あれだけしっかりした料理がつくれるな。たいしたもんだ。

盗作といえば2006年に、レッチリの'Dani California'が盗作だと言われ、あの時は本当にがっくり来た。トム・ペティの「元曲」が結構良かったというのもあるが、やっぱり問題は、それがレッチリだということなんだろう。私にとってレッド・ホット・チリ・ペッパーズというバンドは、何事も適当に笑っては済ませられない。
だが、オアシスなら。アンサイクロペディアにその担当パートを、「リアム・ギャラガー(ヴォーカル、タンバリン、暴力)、ノエル・ギャラガー(ギター、ボーカル、恐喝)」と書かれるあの兄弟なら。
くだらねえことガタガタ言う世間なんぞにかまわず、目についた物を好きに使って、見事に美味いオアシスをつくればいい。
(3/22up)

Come feed me and then bring me down (最高に美味いもの食わせてちょうだい)  *Waiting For The Rapture(上記新譜の中でノエルが歌っている曲) / Oasis (2008) の歌詞。



2009年03月06日(金)  Help me please

杉並区区役所国民年金課が、高額医療費を20万円払戻してくれるらしい。去年から年金払ってて良かった。ところが申請書の封筒に切手を貼れとある。
・・・買いに行くのが面倒だなと思っていたら、そこに届いた国王(b)からのお手紙。見れば消印が思いっきり切手からズレている。
封筒を濡らして切手をはがし、年金課宛の封筒に貼る。
・・・ああ、こういう軽犯罪って、なんか楽しいw

元ダンナ(b)から、ホシイモが山ほど届く。先日メールで「ほしいものある?」と訊かれ、「ほしいもの・・・ほしいも」とシャレのような答えをしたのだ。彼の地元の名産なので、そこらで適当に買ってくれればと思ったのだが。千葉産のいい奴を送ってくれた。甘くても健康的なのでいい。

17時半にMJ来訪。来る前に、甘いものでいらないものは?と訊いてくれたので、今は「サツマイモ系」は避けるよう返答。ケーキと、アロマキャンドルを持ってきてくれた。

MJが前回来てくれた時、あるmp3のDLサイトをお薦めしておいた。品揃えも膨大な量だが、なんと、1曲9セントなのだ。日本円にして9円しない。例えばストーンズの"Sticky Fingers"なら86円、レッチリの"By The Way"なら138円で買えるってことだ。(なんなら"Can't Stop"だけを9円で買える)
それを知った音楽マニアのMJ、「神様」「バニー様」と感謝感激。「計算すると、今後の人生で150万円くらい得するんですよ!」と言っていたが。
今日来て言うことにゃ、「あれから買いまくりました。ホールも欲しいんですけど、まだ『H』までたどり着いてないんで」と言う。うわあ、アルファベット順に見てってるのか。・・・予想してたけど、結局は浮いた筈の150万円ぶん買っちゃうんじゃないの?w

しかし。夜中にふとレア盤音源が欲しくなっても、即座にアルバム1枚が100円前後で入手出来てしまうなんて。凄い時代になったなあ。

MJは19時半に帰。その後、ちょっと鬱々となる。実は気になっていることがあってかなりブルーになっていたのだ。
考えていたら「きい」となって、AM(g)に「慰めて早く早く」とメールしたら、電話をくれた。愚痴を聞いてもらうくらいのつもりだったが、なんと、問題自体を解決してくれた。「大丈夫だから任せとけって」と言われる。おお。
あっさり「助けて」って言えば、助けてもらえたりするんだなあ。
(3/22up)

Help me please (お願い助けて)  *Malibu / Hole (1998) の歌詞。



2009年03月05日(木)  volatile music

今日は1/22以来の二度目の通院日。の、筈だったが。
電話してキャンセルする。「前回も3時間待たされたんですが、今回もそれだけ待たされると仕事に間に合いません」と言ったら医者が一瞬しーんとなった。今一度書くが、前回3時間待たされた理由は「悪い悪い、会議が長引いて」だ。
今回は一応行くつもりでいたが、また待たされて結局診てもらえずに仕事に行くことになるかもと思い、キャンセルにすることにした。どうせ行ったって、傷すら見ないじゃないか。
で、医者に前回と同じことを言う。つまり、今後はどこで診ても同じなら、最初にかかった近所の病院に戻して欲しい、と。そしたら了解した。

だって、もうこの病院にはウンザリなのよ。最初の医者は無神経な態度で「こりゃハラキリだね」と言い、病室がいっぱいだから手術は早くても1月末まで出来ないけど悪性かどうかは開けてみないとわからないと平気で言うし。(結局癌だったので、予定通り待っていたらヤバかったと言われたし)
救急車で運ばれてみたらインターンがうなっている私に背を向けて問診し、診察台を下げてもらえず飛び降りさせられたり、看護婦に痛む患部の上に器具を投げ置かれたり。
退院後に通院してみたら、3時間も待たした挙句に傷を見もしないので、見なくていいのかと訊いたら(腹帯をめくってもいないのに)今見たからとしゃあしゃあと言うし。

実は私は、よその病院には移せないと言われた場合は、「じゃ、今後は通院しません」と言うつもりでいた。
癌だったんだから5年間は再発しないように診ていく必要があるって? 知らないわよ、そんなの。私が行きたくないっていえばそれまででしょ。
誰でも有難がって治療してもらいたがると思ったら大間違いだからね。

東京駅の授業を済ませ、iPodでストロークスを聴く。やっぱりいざという時のストロークス。心が疲れたらストロークス。他の音楽を聴く体力がなければストロークス。
2ndの"Reptilia"の一瞬の間奏のギターにうっとり。・・・どっちが弾いてるのか知らんけど、こんな色っぽい音は、あのやたらギターの位置の高いアルバート・ハモンドJr.にゃ出せないだろう。ニックが腰骨の上で弾いてるに違いないわ。
ストロークスを聴き始めた頃に、既に1stを聴いて大好きだという元ダンナ(それを聞いて気づいたが、当時の彼の携帯メルアドがストロークスの曲名だった)に「2ndはどう?」と訊かれ、「1stとおんなじ」と答えたが。あの頃わかっていなかったことは、ストロークスは「おんなじ」でいいのだ。
ツインギターと思えぬ単調さ、リズム隊の存在感の薄さ。しかし見事なまでにバンドとして一体となっている。そしてこの「単調」さは、他に類を見ないストロークス独自の単調さで、結果として全ての曲にストロークスの刻印を押している。
香水のような音楽だ。揮発性で、優雅なまでに無頓着で、なくても生きるのには全く困らないが、手首につけておくと、とても気分がいい。どこかでその香りに出会うとすぐにそれとわかり、懐かしい。
(3/20up)

volatile music (揮発性の音楽)



2009年03月04日(水)  resumed drinking

15時にAM(g)来訪。訪問理由が「お菓子の配達」。要するに餌づけだ。私が何かでハラたてても、甘いものをあてがっておけば機嫌がなおると見抜いてのこと。
そんなふうに浅く見られるのは・・・かまいません、甘いのを戴けるなら。

授業前だが、一緒にワインを一杯飲む。救急車で運ばれたあの夜にMY(b)にもらったブルゴーニュ・ロゼ。昨夜どうしても飲みたくなり、生徒につきあってもらって飲んだ、その残りだ。昨夜は2ヶ月ぶりの飲酒だけあって、2杯も飲まずに酔っ払ったが。今日は既に耐性が戻ってきた感じ。
昨日AMとメールしていて、ロックバー勤めの頃の話になり、すごく懐かしくなってまたカウンターに立ちたくなってしまった。背後には数千枚の音源、目の前にはずらりと酒のボトル、それを好きにかけて好きに飲んでいいってんだから、ロックバーのカウンターを一人でやるのって本当に天国みたいな話だ。そして誰かが来た時に、好きなお酒をつくって好きな音楽をかけてあげるのは楽しい。
なので今日は次から次へと音楽をかけてしまう。mp3、YouTube、DVD。すごく楽しくて、あっという間に2時間半が経過し、AMが帰る時に玄関で初めてちゃんと顔を見た気がして、もっと「お話」とかすればよかったなと思うw

夜ハニー(drs)から「黒がお気に入り」というメール。私が送ったリンツのリンドール(チョコ)の詰合せの中で、黒(冬季限定のエクストラダーク)が一番美味しいという意味だ。
チョコと一緒に大倉崇裕著の「無法地帯」も送った。先日ハニーと電話している時にこの本の話をしたら、興味を示したので、遅いバレンタインとしてリンドールと一緒に送った次第。
「無法地帯」は一昨年のバレンタインにも4人に送ったから、購入は6冊目。もしかして私が「無法地帯」を日本で一番多く買っていたりして?(少なくとも杉並区では一位よね??)
(3/20up)

resumed drinking (飲酒再開)



2009年03月02日(月)  everybody knows

授業の合間に、家から徒歩3分の美容院に出かけ、前髪を切ってもらったが。たったそれだけのことで、戻ってきたら腰が痛くなってへたりこむ。
今かかっている美容師(♂)は、美容師という人種が苦手な私が、人生で初めて気のあった人だ。私が手術したと聞いたら「いつでも電話してくれれば、家まで切りに行きますよ」なんて言ってくれたのだが。さすがにそこまでは。

美容師が苦手な理由は、つまんない質問ばかりするからだ。「お昼は何時頃食べるんですか?」とか訊かれても、私は一日3回なんて食べないし、朝寝て午後に起きるんだからどれが「お昼」だかわからないし。バンドしてるなんていうと、必ず「へー、スゴイですね」と寒いコメントが来るし。
でも今の美容師さんは、私が初来店の時に、「フー・ファイターズなんて常識じゃないですか。普通知ってますよ」と言ったのだ。(ああやっぱり人間判断の基準はそこかw)

夜ネット上でたまたま、TOEIC満点近い方のブログを読む。自分の点数を誇っているのは結構だが、その文章の日本語がぐちゃぐちゃに間違っている。二字熟語と動詞の組合せが違っていたり、言い回しを類似のものとごっちゃにしていたり。これが英語ならまさしくTOEICの問題に出るような部分をおろそかにしている「雑」な文章で、読んでいて不快。TOEICで重箱の隅をつつくようにして高得点を出しながら、母国語をここまでないがしろに出来るとは。
この方、よく外国人に間違えられると自慢してもいたが。日本語がおかしいのが原因じゃないのか。
リアム・ギャラガーがどれだけ文法無視の英語を喋っても別に反感は持たないが。外国語の習得に燃える一方で日本語がメチャクチャというのは神経に障る。
(3/19up)

*一応言うが、私は、「ぶっちゃけさー」とか「あり得ないっしょ」と言ったくだけた言葉遣いはアリだと思っているし、自分でも使う。だが、例えば「汚名を挽回する」などの明らかな間違いがイヤなのだ。(正しくは「汚名を返上する」で、「挽回」するのは「名誉」) 上記の方の文章は、今挙げた例よりずっと基礎的なレベルで間違いだらけ。

everybody knows (常識でしょ)



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