| 2005年11月26日(土) |
今という時代は私たちだけのためのものではない。 |
昨晩、夜眠れず「朝まで生テレビ」を最初から最後まで見た。テーマは「少子化」だったが、おいらが気になったのは最後の15分で論じていた「女性天皇」の問題だ。政治家、アナウンサー等々、出演者の面々の意見を聞いてあまりにも「皇室典範に関する有識者会議」の「女性天皇容認・女系継承容認」に無条件で賛成している人が多いことに驚いた。おいらは断じて反対だ。
憂国忌。いわずと知れた三島由紀夫の命日。この日にまさに「国を憂う」ことが新聞の1面をかざるとは思わなかった。いや、これほどの一大事が新聞によっては2番目、3番目の扱いなのだ。「皇室典範に関する有識者会議」が将来において「女性・女系天皇を容認」することを答申し、これを受け、来年の通常国会に皇室典範改正の法案が上程されるというのだ。「朝まで〜」を含め、この件に関する報道を見てみるとあまりにもこの問題に対して無条件で「賛成」と言っている人が多いことに驚く。これはそこら辺でフェミニストのおば様方が声高らかに叫んでいる「男女同権」と同列で語られるべき問題ではないし、小泉お得意の「YESかNOか! 反対するものは抵抗勢力」などと言って、稚拙に議論させるべき問題でもないのだ。
まず基本的なおいらの意見としては「女性天皇に関しては賛成だが、女系天皇に関しては断じて反対である」ということだ。つまり、皇太子殿下の後、愛子様が即位されることについては、基本的には賛成であるが、そのお子様が即位されることには反対であるということだ。
まず第1に、今上天皇までの125代に渡って初代神武天皇から男系で皇位が継承されてきたという純然たる事実がある。これを平成の御世において、いとも簡単に変えてもいいのかということだ。この日本という国は今生きる、われわれだけのものでなく、幾代にもわたる先祖が積み重ねた歴史・伝統の上に成り立っているのだ。125代もの長きに渡って積み重ねてきた伝統をいとも簡単に崩してしまうことが出来るのだろうか。
第2に、福島瑞穂が昨日のテレビの中でも言っていたが「男女平等の世の中なのに、なんで女性・女系ではいけないのか」などと言っていたが、そもそも天皇という存在は制度の上に成り立っているのではい。もし男女平等の話をするならば、全ての国民は法の下に平等であるという、現憲法の基本概念に矛盾してくるではないか。天皇という存在はそうした制度のなかでは語ることのできない存在なのだ。つまり天皇とは決して役職でも、職業でもなく、存在そのものを指すのだ。 ではどういう存在か。 それは「日本国民の総意に基く」「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」であるということだ。 「日本国の象徴」であるゆえんは何か。これこそ、神世の時代から男系によって脈々とその血縁を受け継いできたことにある。父系を遡れば必ず歴代の天皇にたどり着くことこそ、脈々とながれる日本の歴史の象徴であり、伝統、文化の伝承であるのだ。
第3に、女系天皇を容認すれば誰でも子孫を天皇につかすことが出来ることになるということだ。日本国の天皇は女系を容認しないことにより、その時々の権力者の子孫が必ずしも皇位につくことにはならなかった。直接の子であるということよりも、血統の正当性を重視したのである。
と、ここまで書いてきてちと時間が無くなってきたので、機会があれば続きを書きたいが、そもそも、今この問題に対して稚拙な議論で早急に結論を出す必要があるのかという疑問がおいらにはある。
大日本帝国憲法制定時は、制定後明治22年まで皇室典範を設けなかった。つまりそれだけの長い時間をかけて、議論したのである。今回はどうだ。「皇室典範に関する有識者会議」の第1回会合が開かれたのは今年の1月である。わずか11ヶ月の議論で決められるべきことなのか。そしてそれよりも問題なのは、メンバーの中に、「天皇制」の問題に関する専門家が一人もいないといことだ。「天皇制」の専門家を呼んで意見を聞いたのはわずか2回である。答申は84ページあるのでまだ全部を読みきっていないのだが、ちょっと読んだだけでも反論は次々でてくる。まず男系男子継承の論拠としたあげているいくつかの事柄は「男性の方が優位だったから」という視点で描かれており、無理やり男女平等論にもっていこうとして、問題そのものが正しく認識されていないのだ。 お世継ぎの問題に関して、三笠宮殿下が (1)元皇族の皇籍復帰 (2)女性皇族に養子を元皇族(男系)からとることができるよう定め、その方に皇位継承権を与える (3)元皇族に廃絶になった宮家の祭祀を継承していただき、再興する などいくつかの解決方法を提示されている。 旧皇族の皇籍復帰など至極まっとうな意見なのだが、このことに関しては��60年近く一般国民としてすごされている��共通の祖先は600年遡らなくてはならい として、ゆえに旧皇族の皇籍復帰はありえないとしている。何を言うだ。60年近く、また生まれてからいままで、一般国民として過ごされてきた方々が、天皇になるのではないのだ。天皇になるのはそのお子、お孫様である。だから、将来天皇陛下になられる可能性のある方は、生まれた時から宮様なのだ。それに共通の祖先は600年前とのことだが、これは男系を遡った場合はそうであるが、現在旧皇族の一族の方々の中には、昭和天皇のお孫さん、つまり、親等でいえば、昭和天皇から見て皇太子様と同じ親等にあたる方々が複数いらっしゃるのだ。けっして、現皇室との血縁が薄いわけではないのである。
「女系反対」と叫ぶ前に今回の答申がいかに矛盾に満ちたものであるかを書き記さなければならないかという気持ちになってきた。この続きは改めて。
この数週間、ちといろいろあったため部屋が掃除できず…… 気がついたらとんでもないことになってる。
あーどーしよ。
だんだん帰りたくない部屋になってきた。
| 2005年11月14日(月) |
時間が経つのはやすぎないかい? |
たしかにしばらくこのページ書いてないなーと思ったけど、まさか二ヶ月空いていたとは。なんか時間のたつのはやすぎないかい?
ごたごたがよーやく昨日手を離れひと段落。ふー。 しばらくはあまりゴタゴタせず、年内はゆっくーりくらそうかなーと思ってる今日このごろだが……
ふとまわりを見渡すとやらにゃーあかんことがどっさどさ。 まー一つづつゆっくりとやっていきますか。
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