2004年12月24日(金) |
やっと2004年最後です |
今年最後のバイト。 早めに行こうと思っていたのに、着いた時間はいつもと一緒。 だめだにゃ〜。
今日も精製。 精製には大分慣れてきたので、余裕〜とか思っていたら、 いつもと違う方法でも行うことに。ドキドキ! 今年最後なんだから、いい結果よ出なさい!と思って始めたけど、 そのうち、それどころじゃなくなっていく。 (しかも、先生にとっても初めての実験だったみたい…。)
途中でサンプルが思ってもみなかった様相を呈するし、 SDS-P○GEのゲルには空気が入っちゃうし、 (本体にゲ○板をつける時にずらすと空気が入る。要注意! 作り直してる時間がなかったため、無理矢理流した。(涙)) ワクワクしながらバンドを見たら、結果が「???」だったけど、 先生には今日の結果から、これからの方向性が見えてきた模様。 よかった、よかった。 私も、やっと何を目的に動いているのかが分かってきたよ。
先生たちには「一年間どうもありがとうございました」、 ラボのヒトたちには「よいお年を」と挨拶して帰る。
ここで働くことになって、ホントよかったなぁ…としみじみ思うなり。
夕方から私の実家でクリスマス会。
ということで、それまでの時間は相方と別々に過ごす。 相方は髪を切りに行き、ETCを取り付ける。 私は洗濯やら、お風呂掃除やら。
途中でクリスマスケーキをピックアップし、実家へ。 始めのうち、母の機嫌が悪いような気がして、ちょっと怖かった。 チキンもケーキもおいしかったし、 (今年はジェノワーズの生クリームケーキ。良くも悪くも普通の味だった。) ボケについてのテレビ番組を見ながら、三人で盛り上がる。 ちなみに、ボケ防止にはミカンと座禅がいいらしい。 相方がかなり真剣に見ていた。おかしい。
帰りに相方のつけたETCが無事に作動するかどうか確かめるため、 一区間だけ首都高に乗ってみる。 初めは「ETC・一般用」レーンに入ろうと言っていたんだけど、 そこは男らしい相方、「ETC専用」レーンへgo。 開くかどうかドキドキだったけど、ちゃんと開いた。 えらいぞ!相方。
「子午線の祀り」鑑賞。
何となく体調が低め安定のところに、予定が立て込んでしまい、お疲れ気味。 家でぐずぐずしていたら、少し遅刻してしまった。
感想は、いや〜長かった…。 って、もちろんこれだけじゃないです。退屈だったという意味でもないし。 (クラシックのコンサートに慣れてるせいなんだろうな。) 「新・明暗」の時も思ったけど、演劇を真剣に見るには結構体力がいるなり〜。
うーん、人間というものの姿がホントによく描かれていると思ったよ。 弱さとか小ささとかそういうところが。でも卑屈な感じもしない。 常に、人間が宇宙というか自然と対比して描かれていたからなのかなぁ? この戯曲はすごい、と思う。(結局、後日戯曲を購入。)
萬斎さんの知盛、素敵だった〜。はまり役だと思われ。 それに、知盛は私が好きになってしまうタイプ、だな。 頭がよくて、冷静に自分の置かれている状況を分析することが出来て、でも弱さも見せる人。 滅びゆく運命というのにも惹かれるけど、 さすがに、こればかりは、実際には巻き込まれたくない感じ。
「萬斎でござる」に出てた知盛役の写真を見てから、 ずーっとあこがれていたんだけど、見られてよかった〜。
そうそう、義経の描かれ方も面白いと思ったんだ。 ここに出てくる義経は、短気で子供っぽい所があってイマイチ好きになれない。 でも、どこか人を惹きつけるところがあるのも分かる。 (惹きつけるというより、巻き込むといった方があってるかなぁ。) 今までこういう義経って見たことない。 アンビバレンツだけど、でもこういうヒトっているよね。なんかリアルな感じ。
その他の人たちも、よかった。 阿波民部とか弁慶とか宗盛とか。リアル、リアル〜。
破軍、玉響、北斗星とくると、まるで佐々木丸美。
オケの忘年会。Y家にて。
色々とおいしいものが大集合し、(私には珍しく)食べまくってきた。 鍋2種類にローストチキンに新巻鮭、等々。 お酒もいっぱい。 (先日ネットで頼んだ白ワインを持っていったんだけど、 それが開封された時にはすでに酔っぱらっており、 きちんと賞味できなかったのが、ちと残念。) おしゃべりしたり、子供たちと遊んだり(というより子供に遊ばれる)、 演奏会のDVD鑑賞(さすがに自分たちのはもう食傷気味)したり、 新巻鮭解体showを見たり。楽しかったざんす。
呂律のまわってないMちゃんを見たのは、 知り合って10年以上経つ中で今日が初めてかもしれない…。
帰りに羽田空港の第2ターミナル&東京タワー周辺をドライブ。 早めに失礼したのに、何故か相方共々へとへとに。
うちから歩いてすぐの所に整体院が出来たので、相方がマッサージに行った。 お試し、お試し〜。
そして、はや数時間。相方帰ってこなーい!
2時間過ぎたあたりから、相方に何かあったんじゃないかしらんと、 妄想が勝手に頭に膨らんでいく…。 (しかも、こういう時に限って、相方は携帯を持っていかないんだな。)
結局3時間後、相方は無事に戻ってきた。よかったー!
相方によれば、何の説明もなく、延々と揉まれ続けたとのこと。 「ものすごい金額を要求されたらどうしよう…」とドキドキしていたら、 請求金額は4000円だったらしい…。ここの整体院、経営は大丈夫なのか?
今日の「美の巨人たち」の絵は、本当に素晴らしかったんだけれども。 素晴らしい!の一言では片づけられない気がする。 グイド・レーニの『ベアトリーチェ・チェンチの肖像』。
予告編を見た時から、ずっと気になっていた。 なんでかな?何が私を惹きつけるんだろう? 描かれている少女の美しさ、だけじゃないような…。
で、番組を見たら、理由が少しだけ分かったような気がする。 この絵は、いつか自分の目で見てみたい。
グイド・レーニも『ベアトリーチェ・チェンチの肖像』も今回初めて知ったよ。 世の中には、まだまだ私の知らない美しいものがたくさんあるんだな、と思う。
今日も初めての実験。 タンパクの実験は、どれもほとんど初めてなので、いつもびくびく〜。
えんせき。 チューブの扱い方が難しそうな感じ。サンプルこぼしそう…。 それと、低温室での作業があるので、ちょっと寒かった。
結果は…、先生にとって???だった模様。 サンプルを光にかざして、穴があきそうなほど眺めた後、私にも見せてくれた。 先生が持っているサンプルを見るので、すぐそばに先生がいることになり、ちょっと緊張。 サンプル(というかタンパク質)を、 「…みそ汁みたいな…」と形容する先生ってば、お茶目〜♪
結果が変かもしれないので、 えんせき直後のサンプルを別の先生に顕微鏡で確認してもらうことに。 その先生は観察後、私たちにもサンプルを見せてくれた。 サンプルは問題ないらしいことが判明。ほっ。
顕微鏡を覗かせてもらえたのは、何となく嬉しかった! あなたもこのプロジェクトの一員よ、と言われたみたいな気がして。 (私が顕微鏡関係の仕事をすることはないので。)
「ガイアの夜明け」でフェア・トレードが取り上げられていた。 こういうのって、いいことだよね、うん! しかも、それをボランティアとしてだけじゃなくて、 商売としてやっていこうとする姿勢がいいと思う。 (商売の方がボランティアより長く続きそうな気がするし、 最終的には、発展途上国の人たちのためにもなると思うので。)
番組に出ていたのは、自由が丘にある「people tree」というお店。 行ってみたいぞー!
お歳暮にまめやというお店の富貴豆をいただく。 鼻に抜ける香ばしさが何とも言えなーい。 甘さもちょうどいい感じ。うまうま♪ でも1.3kgもの青エンドウ豆、どうしたらいいんだろう?
2004年12月10日(金) |
魚、さかな、サカナ〜♪ |
三崎にお魚を食べに行く。
ということで、ランチはちりとてちんのいわし丼。 どんなモノが出てくるのか、ちょっとドキドキしたけど、頼んで大正解! 魚の臭みが全然なくて、おいし〜! 野菜がたっぷりのっていてあっさり目なので、箸がすすむ、すすむ。
相方もおいしいマグロのお刺身が食べられて、満足した模様。 (白身魚の西京焼きを分けてもらった。脂がのってておいしかった♪) 港町育ちの相方が満足するようなお刺身は、普段なかなか食べられないので、 よかった、よかった。
その後、腹ごなしがてら街をおさんぽ。 なんだか懐かしい感じがするけれど、今もそこで生活しているヒトがたくさんいる街。 船のエンジンが置いてあったり、ミカンの皮が干してあったり⊂?気覆?劼?△辰燭蠅垢襦 青い空に、鳶(カモメより多かった)に、海。 陽気もいいし、おさんぽしてて、とても楽しい。
途中で神社を見つけたので立ち寄る。 神社についての説明を見ると、創建がかなり古いらしい。 古くから神社があるということは、古くから街もあったということなのだろう。
その後、フィッシャーマンズ・ワーフの様なところで、イカの塩辛と三浦大根を購入。 その建物の前はすぐ海で、海面をのぞき込んで魚の観察をする。 しましまのヒトや、白い斑点が一つついているヒト等々、 結構たくさんの種類の魚のヒトが見られてウレシイ。 相方の故郷の海とは全然違う。
ついでということで、城ヶ島にもgo。 すでに夕方だったので、軽くドライブすることに。 ところが、短時間に太った野良さんたちをたくさん目撃。 しかも、皆さんフレンドリー。 むむぅ、あなどりがたし、城ヶ島。
行きしな、帰りしなの、大根畑がとてもキレイでした。
今日は初めての実験。うぇすたんをやった。 ”やった”といっても、先生の後にくっついてウロウロしていただけ、なんですが。 でも、楽しい♪ 特にバンドが見えてくると、「おおぅ〜!」という感じ。 それから、パラフィルムで染色用の箱を作るのに感心する。 モノは使いようなのねん。
某姐さんに「先生と仕事するの、慣れた?」と聞かれたので、 「慣れたんですけど、ちょっと緊張します。 なんだか嫌われているみたいな気がして…。」と答えたら、 「分かる分かる〜。」と言われた。 某姐さんも、少し前までそう感じていたんだって。 でも、いつの間にか壁を越えたらしい。
私も、もうちょっとしたら壁を越えられるのだろうか?
「先生は穏やかなヒトじゃないですね。」と言ったら、その点でも同意された。 昔、先生はラボで”切れた”らしい。 しかも、辞典とかに載せたいくらい、典型的で完璧な”切れかた”だったそうな。 切れた理由を聞けば、そりゃ誰でも怒るよというようなことだったんだけど、 なんだか、ちょっと、コワイ〜。
夜、相方に先生の「壁」の話をしたら、相方にもそういうとこがあるらしい。 相方の場合は相手に慣れるまでダメなんだって。 なんだか、野良猫…。
S○S-PAGEを4つやった。泳動祭り。 その他にも仕事があって、へろへろりん。
ラボのヒトがシー○エンスゲルを作っている時に、 APSをうっかり10倍量加えたらしく、 ゲルを流し込もうとした時には、もう固まっていたらしい。 ビーカーからしずくのように垂れ下がるゲルを見て笑ったのもつかの間、 4枚分のゲル溶液を調整し、流し込んでいったら、 3枚目の途中でゲル溶液が固まってきてしまった。なじぇ〜? しかも、そういう時に限ってTris-HClが底をつきかけるんだな。
どうも、S○S-PAGEへの微妙な苦手意識が消えない〜。 泳動そのものはうまくいっていたんだけどね。 泳動結果について、先生と話し合えてうれしかった♪
帰り際に「明日は忙しいので、明後日来てください」と言われた。 今週二日だけになっちゃったのは、もしかして、そのせい? ほな最初から、そうちゃんとゆえ!と思う。
あんふぉーるで相方とディナー。えへへ〜。
車で相方の会社までgo(そこからはタクシー)。 途中、相方が六本木ヒルズを突っ切ってくれた。 銀色と青のイルミネーションは、上品な感じでなかなかよろしい。 (大人な街をアピールしているのか?) でも六本木ヒルズ自体には、全然興味がわかなーい。 なぜ、みなさま、あんなにも押しかけるのであろうか???
で、ディナー。 私が食べたのは、以下。 ・軽いおつまみ:パテとかシュー皮になんかが詰まったのとか ・ブータン・ノワール:あつあつ、ジャムみたいなのが効いている♪ ・オマールエビのゼリーよせとアボガドのムース: 口の中にあふれるエビ感!アボガドのクリーミーさがプラスされてたまらん♪ ・シカ肉の煮込み(中にフォワグラとかが入ってる): やや味が単調な気が…うみゅみゅ? もうちょっと、塩気とスパイスを効かせた方が好み。(でも塩気は難しいのかも。) 付け合わせの、幅が広くて薄いスパゲッティみたいのがおいしかった♪ ・洋なしのコンポートとアイスクリーム: あつあつのコンポートに冷たくて濃いアイスクリーム♪ もっと、アイスクリームください…。 ・(番外)バナナ入りクレームブリュレ、エピス風味: 相方のデザートを一口もらった。 クレームブリュレにインド料理っぽい感じの香りがついている。 今までに経験したことのない複雑な味と香りでとてもおいしかった。 やられた!と思いまつた。自分では絶対に思いつかない!
ちなみに、エピスとは香辛料のことらしい。 スパイスをフランス語で言うと、エピス。 キャトル・エピスだと、コショウ、チョウジ、ナツメグ、ショウガを等量混ぜ合わせたもの。
ワインもおいしかった。 シャンパンで酔っぱらっちゃって、あんまり飲めなくて残念。 今度からはシャンパンを頼まないようにしよーっと。 白:Vouvray 赤:Remeage 白の方は早速、ネットで注文してみた。楽しみ、楽しみ〜。
そうそう、パンとバターもおいしかったんだった…。
おいしい料理を楽しく食べられてシアワセでした♪
2004年12月03日(金) |
独り立ちしてた/本性 |
今日も精製。 細胞のヒトたちのお世話もあるから、どうなることか…と思っていたけど、無事終了♪ (あ、でも、○体洗ってる時に、勢い余って一部流しちゃったんだった。 あぶない、あぶない。) 早く、結果が見たいよ!来週には見られるのか?
もう、精製は「独り立ち」という感じだったので、先生との接触はほとんどなし。 (ダカラカモシレナイケド、)今日は普通な感じ。
それに、先生、ものすごく忙しそうだった。 私がお手伝いしてる仕事の報告書をまとめていたりするのかも。 もしかしたら、ここんとこ、ずーっと忙しかったのかなぁ? 「気を遣わない」なんて言って悪かったよ。 それどころじゃなかったのかもしれない。
たよりなく見えるのに、気がつけば着実に前に進んでいる。 私たちを放っときっぱなしのようで、実は注意を払っている。 そっけなくて、やさしい。 クールで、甘い。 先生の本性を見破るのは、なかなか難しい。
夜、だんちょから電話。 この間の「言っちゃいけないこと」で、ひとしきり盛り上がる。 (すでに一部では既成事実化してたらしい…。) ちなみに用件は忘年会の都合を相方に聞いておいて、とのこと。 楽しみ、楽しみ。
家事をしながらCDを3枚かけた。 ろすとろさんの弾く無伴奏 ↓ くらぷとん ↓ ぴあそらのべすと・せれくしょん
で、ぴあそらにトラップされる。 「ブエノスアイレスの冬」なんか聴いてしまうと。 思い出されるのは、先生。
私は幻を想っているのだ。それは分かっているの。
幻なんて、頭の中から消してしまえ!
でも、消すことはできない。 あなたに会うたびに、心の中のあなたの姿は甘さを増していく。
先生を微笑ませたいのですが。どうすれば?
2004年12月01日(水) |
やっとこさ/眠くなる本 |
とうとう、今年のカレンダーも残り1枚だけになっちゃった。 バイトに行くようになってから、あっという間に時間が過ぎていく。
本日、やっと精製。 (ぷろとこーる作り直したり出来たんで、まぁ、ひっぱられてもよしとしよう。) 前回と、ゲルもバッファーも違うものを指示されたので、出だしではちょっとあせあせ。 (よほど緊張してたみたいで、何人かに指摘をうける…。) でも基本的にはぷろとこーる通りだったので、割とつつがなく作業が終わった。 (思わぬことといえば、細胞を壊す時に、遠心チューブまで壊したことと、 1.5mlチューブを15本ひっくり返したことでせう。 サンプルをとる前でよかった〜!) っていうか、前回より全然まし。 結構楽しかった、かも。 あたし、やれるわ!みたいな感じで。ぴーす。
来週、一日お休みしたかったので、先生にその旨話し、 「その代わり、前日に振り替えていいですか?」と聞いたら、 「別に、週3日、来なくてもいいから」みたいに言われた。 なんじゃ、その言い方は!感じ悪ぅ〜!!!
仕事中は、割といい感じだったのに! 先生、かっこいい!って思ったのに!ぷんすか。
そう言えば、今日取ったサンプルをどうするのか指示された時も、 「〜-80℃で保存します。…使わないと思うけど。」って言われて、 なんか、イヤだったんだよね。思い出した。 「今日の実験は練習です」って言われれば、そんなに悪い印象を受けないのに…。 気を遣わなすぎ!
数日前から、庄野潤三というヒトの「ピアノの音」を読んでいる。 この人の日常を綴っている作品らしい。 (図書館で本を探している時に、 某日記でこのヒトの作品が思い入れをこめて語られていたことを、 急に思い出したので、借りてみた。) 本に漂っている、淡々としているけど、暖かい雰囲気は嫌いじゃない。 ただ、読んでると眠くなってくる〜。 ちょっと、その、ごちゃごちゃしすぎている感じがするんですけど。 そのうち、このごちゃごちゃ感にはまる日が来るんだろうか?
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