南盤月記
DiaryINDEX|past|will
妻の実家から牡蠣が届く。 たっぷり2ケース。
賞味期限があさってまでなので、さっそく調理する。 韓国風の味噌鍋に仕立ててる。 どこをすくっても牡蠣が入る鍋を、夫婦で腹いっぱいになるまでいただいた。
それでもまだ小さなボウル1杯分と殻つきのが1ケース余っている。 明日、実家に持っていくことにする。 行く年来る年、牡蠣尽くしである。
お義父さん、ごちそうさまでした。 とても美味しかったです。
…でも次からは少しだけ手加減してください。
暮れの買出しで市場に行った。 弘化台市場。高知では暮れの定番のひとつ。 混み合う朝方を避けて昼前に行ったのだが、それでも結構な人出だった。
鯨の皮を買った。 大根とあわせて煮付ける。 やや甘めにするのと、生姜をたっぷり入れるのが高知ふう。 写真の黒い部分が皮、その下の白い部分は脂身。 この脂身の旨みを大根にしみこませていただくという料理である。
2004年12月29日(水) |
油汚れを落とす/インド洋津波について |
▼今日は炊事場の掃除。 「油汚れは油で落とすと良い」と聞いたので実践。
キッチンペーパーに油をつけて塗ってから数分。 今度は布に洗剤をつけて拭いてみる。 …こびりついていた汚れがきれいに落ちた。
なるほど、固体になった油を油で溶かしてから洗剤で流すということやね。
▼インド洋大津波に関する日本の対応について考える。
現在、国がしようとしている護衛艦の派遣、国際緊急援助隊、31億円の緊急支援がそれぞれ必要十分な施策か。 この辺がよくわからない。
自分には事の大きさの割に簡単すぎる対応のように見えるのだが。
人道的支援でなく、つまり「国益」という観点で外交上のポイントを取りに行くだけでも、もっと積極的に関与しても良いように思うのだが、どうだろう。 こんなことを考えながら、新聞とかニュースとかも見るのだけれど、その辺を詳らかにした解説なり社説なりはまだ見かけない。
何もわからない一市民としては、モヤモヤした気分のまま年を越すことになりそうだ。
この暮れも押し迫った日の夕方に仕事を振ってきた人間に呪いあれ。
前後賞の前後賞を当てるとか、 正月に6人の甥っ子の訪問を受けてひとりあたま5000円ずつ払うとか、 親戚の家の前で駐車違反の切符を切られるとかしてしまえ。
2004年12月27日(月) |
酔って虎を探したこと |
いいかげん年の瀬も押し詰まっての忘年会。 酔って帰ったら妻が優しくしてくれたので、嬉しくなって、 「タヒチに行ってもういちど結婚式をあげよう! そして虎と一緒に写真撮ろう!」 と激白したら、「タヒチに虎はいないよ」と冷静に指摘されてしまった。
悔しいのでパソコンを立ち上げて検索をかけてみたが、けっきょくめぼしい情報はなかった。
タイガースファンでタヒチに行った人はいたらしい。
はずしましたとも、ええ。 まァ、5000円でマンションの頭金ができるような馬券を獲りに行ってたので、当然といえば当然の結果ですが。
競馬が始まるまでの間に部屋の掃除をする。 古着とか雑誌とか始末すると、結構なスペースが空いた。 空いたスペースには育児関係の本とか小物とかを置く予定。 そおか、人はこうやって父親になっていくのだな。
…あっ、何年かしたら部屋も取られるのかな。(^^;
2004年12月24日(金) |
成し得なかったクリスマス・イブの企て |
鍋やって、少し飲んで、居眠りして、風呂に入る。 もう少ししたら妻も風呂から上がるので、そしたら二人してケーキを食う。 ごく普通のクリスマス・イブだ。
皿を洗っているうちに、結婚前の野望を思い出す。
自分には、妻にサンタ(※ミニスカのやつ)のコスプレをさせるという野望があったのだ。
しかし、いまさら、臨月の近い妻にミニスカを履かせようとは思わないし、来年の今頃には子供がいる。 子供の前でそういうことをするのも情けない。 子供が手元を離れる頃には××××××になっているだろう(これは愛情とは別の次元の問題だ)。
要するに自分は機会を逸したのだ。 そう思うと残念な気がしてならない。 それがいかにくだらない劣情に基づく願望であったとしても。
畢竟、人生とは成し得なかった企ての束である、と思う。
DVDドライブの調子良くないので交換。 やる前は億劫だったけれど、実際やってみれば5分で済んでしまった。 (ま、配線取り替えるだけだし)
マシンも無事立ち上がり、設定も済んだので、今度は外した方のDVDドライブをいじってみた。
異音がしていたので駆動部の破損と思うが、どうだろうか?
分解してみると、中に付箋紙が詰まっていた。 切れ切れになった付箋紙には競馬予想がメモられてござった。(- -;
「クリスマスをどう過ごします?」と訊かれて、「ヨメと鍋をする」と答えたら「ふつうは鍋でなくフライドチキンでしょう?」などと云われてムッとしたので(本当にそうするつもりだった)、少しやりかえしてみた。
何を云う。昔からクリスマスには鳥鍋と決まってるじゃないか。 「クリスマスに鳥を食うと一年中風邪を引かない」というだろ? ケーキも食うぞ。恵方に向かってロールケーキを食うんだ。 うちは子供はまだだから靴下に豆を詰めたりはしないがね、 来年はやってやらにゃならんだろな。500円玉入れたポチ袋とかつけてな。
―と、ここまでやったところで相手が降参した。
クリスマス前にまず1勝といったところだ。
「『ドラえもん』の映画化権をワーナーブラザーズが250万ドルで買ったんだって。 向こうでは『Fat Cat Robot』ってタイトルで製作されるらしい」
…などとスポーツ新聞を片手に人を担いでみた。
5人に云って、4人が引っかかった。
昨日の日曜日は麻雀大会をやった。 当日参加者6人。自分とスタッフを入れてもたった2卓の寂しい「大会」。 点5で4回戦+プレーオフをやって、8950円の収益をあげた。 …ショボい。(^^;
でも、まぁ、何より楽しんでもらえたようだし、順位認定証もバッタ物のトロフィーも好評だった。 それなりに成功だったのではないかと。
集めた寄付金はきょう早々にNHKに持っていった。
暮れの忙しない一週間であったが、それでも何とか段取りをつけて、明日は件の『新潟復興支援麻雀大会』である。
賞品がないかわりに順位認定証と優勝カップを用意した。 得点記録用紙とルールリファレンスもできた。 一般からの応募が少ないのが気がかりだが、ま、なるようになるだろう。 それでも8人までは固めたし、これでたとえ当日参加者ゼロでも出来ないことはない(ホントにそうだと悲しいが)。
今回のことについては、半分失敗が見えてるが、それでもやっただけでも多少の意味はあると思っている。
自分としては「サービスを売ることで災害復旧の財源を作ることができる」というのを示したかったというのがあって、それができただけでも満足なのだ。
今回の企画はどちらかというと善意よりもサービスで金を引き出しているというところがツボである。金を集める方(主催者)も、金を出す方(参加者)も純粋な善意ではやっていない。
主催者としては「オレの企画で金がとれたぜ」という満足があるし、参加者には麻雀大会で腕試しができるというメリットがある。自分にはこういうビジネスに近い関係の方が、ただの寄付よりも「バランスがいい」ように思えるのだ。
もちろん、自分は純粋なボランティアとか寄付を批判するものではない。だが、こと金に関しては、あと一工夫が必要なんじゃないかと日々思っているのである。
2004年12月15日(水) |
時流についていってる本屋の親父 |
行きつけの本屋のオヤジ。 レジの脇にノートパソコンを置いて何かしている。
訊くと「売れ残りの写真集をオークションで捌いている」との返事である。 このオヤジも時代とともに歩んでいるのだなぁ、と思う。
2004年12月13日(月) |
台所のオフサイドほか |
蕪菜の炒めものを作ってたら、切れっぱしがフライパンから落ちた。 落ちたところが床じゃなくコンロの上だったので、何食わぬ顔で拾ってフライパンに戻した。
妻に見咎められた。 眉をひそめた表情は、ツムラのCMに出てくる篠原涼子がカッパに吸いつかれたときのそれに似ていた。
自分としてはぎりぎりセーフと思ったが、妻の基準ではオフサイドになるらしい。
だからどうという話ではないが、まぁ、今日はとくに書くこともないのでこんな話(あることはあるのだけれど、愉快でない話ばかりなので割愛)。
そうそう。風邪は週末のうちに治った。 プレコール持続性カプセルを飲んでコタツで寝てるうちに、洟も喉の痛みも治まっていた。 偉大な薬だと思う。
産まれてくる息子には「風邪には眠くなる薬がいい」と教えようと思う。
風邪をひいた。 熱はほとんどないが、洟が出て喉が痛む。
ここ3日くらい風邪薬を飲んでいる。 ピリン系の薬なのでひどく眠い。
そういや、この冬、二度目だな。風邪ひくの。 日記にも書いたような気がするけど、どうだったっけ。 …と、確認するのも面倒。
寝ます。
仕事も忙しいので、1−2週間のあいだ、更新は不定期になると思います。
お元気で。お風邪など召しませぬよう。>約3人くらいのお客さま
今日も一日気忙しく仕事して家に帰る。 メシ食って、風呂入って、今日は日記でも書いて寝るべい、と思ったら、 「ファイル消しちゃったー!」と妻。
窓の杜から「復元」なるフリーウェアを落として、回収を試みる。
わずか30秒であっけなくデータを回収。
妻、大喜び。 えらくモテる(ま、チョロイもんだ)。
でも今日はひどく疲れている。 …惜しいのぅ(何がだ)。
ということでゲーム会の話もまた今度。
人生はたまに持ち直したりするが、しょせんゲームの敵ではない。
晩飯のあと最低限の家事を済まし、急いで部屋に引っ込む。 もちろん週末のゲーム会に向けてのルール読みのためである。
部屋のドアはぴっちりとは閉めずに、少しだけ空けておいた。 締め出したような感じになると妻が気を悪くすると思ったからだ。
ついでに存在感をアピールするために、足だけ廊下に出してみた。 『いまはゲームの方に傾いてるけど、話があるならいつでも大歓迎さ、ハニー』のポーズである。
妻は一言、「邪魔!」と云った。
週末の会合に向けてゲーム熱が上昇中。
フロを上がったらすぐに部屋にこもってゲーム会の準備。 ルールを読んだりカードを揃えたりしながら当日の段取りを考える。
この時間がなんともいえず楽しい。
ゲーム会の出来はゲームそのもの以外に、そのゲームを紹介するホスト役にかかっているようなところがあって、ホストの技量が良いとゲーム会の楽しさは何倍にも増す。
滑稽な話だが、齢三十幾つの今もって「ゲーマーであること」が矜持の自分は、このホスト役をこなすことに無上の喜びを感じている。
初心者にゲーム道の奥深さを伝える俺! 常連に新作ゲームを紹介する俺! 古参相手に定番ゲームで好勝負する俺!
くーっ、堪らん。なんて出来るヤツなんだ俺ってやつは! もう、夜だってゲーム会のことを考えてしまって、なかなか寝付けないくらいだ(子供みてえだ)。
この道の先輩に「恋をしていない夜はあっても、ゲームのことを考えない夜はなかった」という名言を残した人がいるが、 じっさいのハナシ、いちど臨戦態勢になったら、もう他のことなんて考えれないのがゲーマーというもんである。
とにかく今はゲーム一直線である。
ということで今日はここまで。 いまからまたルール読み。 明日から更新が止まったら、野中はゲーム会の準備に燃えていると思ってください。 それでは。良い夢を>ALL
野中
|