ことばとこたまてばこ
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太陽が今にも沈みゆかんと輝く水平線を崇めるように 崖の上で無数の人々と巨大な炎とそしてあの女がいる 凝視と呆然の境目で感じたものは炎の中で踊っているあの女 人々が踊る女に向けて手を合わせ祈っている
太陽がとろけて消え 闇がとろけて現われる 雪が降る ざぶざぶ降りしきる 波が強まる どぶどぶ激しく 空気が浄化される ち ち ちち極限の透明
白の砂塵のなかで尚炎をまとい踊るあの女 より人々は頭を垂れて強く祈る 炎が女の長い髪に飛び移って焦がす ちぃりちりちり ちりちり
海を見るとまるきりの漆黒で でもしかし生きている漆黒であり ところどころでは漆黒がうねってくだけてはじけていた
空を見るとまるきり雪の白と闇夜の黒の荒野 ぼぼぼぼおぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ ぼぼ ぼぼぼぼぼぼぼぼぼ ぼぼぼぼ ぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ 雪の白はそんな言葉にならぬ言葉を常に言っている
ほむらに染まった女の髪がばらりと闇夜に一回転した 火花をたなびかせて
びん、とした
2007年11月09日(金) |
ぎゅーぎゅーぎゅー、力の限り絞る。 |
何千何万回目もの渦巻く我が情感 橋の上に立ちつくして 遥か下の河を見下ろして 人恋しくてたまらなかったのさ このどくろは墓場から掘り起こした 誰とも知れぬどくろなんだ そんなどくろを抱えて 雪降りしきる空を 拳振り上げて雄叫びあげて 悲痛で衝撃的な運命がいちども 己の額に突きつけられなかったと 悔やむ?
ノー、ノー、ノー、ベーコンしゃぶれ カリカリに揚がった香ばしいベーコンの脂を味わえ ノー、ノー、ノー、ブラックコーヒーで頭を洗え シャンプーの泡立った頭髪にブラックコーヒーかけれ ノー、ノー、ノー、コンドームにうどんつめれ みちみちのうどん詰りコンドーム振り回して飛ばせ ノー、ノー、ノー、ノーノーノー、ノー! まだやってないことがある まだしぼりつくしてないことがある しぼりつくしての一滴は存外に美味だよと そんなこと、とうにあの果物から教わっていたはずなのに
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