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- 2021年06月25日(金) 先日、ひさびさにおばあちゃんパートの方と2人でバックヤードの仕事を しました。 このおばあちゃん、私の見る限り、外でお給料もらって働ける範囲をとっくに 過ぎているのではと思います。 ぶっちゃけ最初の頃はイライラしかしなかった(笑) 同じことを何度言っても覚えられない、忘れる。 同じ失敗を何度も繰り返す。 おばあちゃんだから当然非力。 多分目もよく見えてない。 私は常に一緒に働くメンバーとして結構イライラしていたけれど、たいして 一緒にやってない他の社員たちも、相当イライラしてたっぽい。 「いやもう辞めたらどうよ?」と内心思ってはいたけれど、何よりも彼女を 雇っているのは会社であり、会社は「それでいい」と認めているわけだから 私がそこに口を挟めるわけもなく。 ただまあ、同じ時給で働かせるのはちょっと違いますよねと。 別に、彼女を辞めさせろとかいじめるとかそんなことは全くないですが (そんなことに労力を割くのは無駄)、じゃぁ私のペース落とさせてもらい ますねと。 私はハッキリと会社に申し上げました。 もう、デザートを作る責任者からは外れますと。 その他のメニューの企画・立案・試作等、提供にこぎつけるまでの作業に 関わることは止めさせていただきますねと。 それ以降、ガツガツ働くのを止めてわりとルーティン仕事ばっかりをゆるゆる やるという風なスタンスに変えてみました。 そうすると、不思議なほどに彼女にイライラしなくなりまして✨ あぁなんだ、最初っからこれで良かったんじゃんって思ったりもしました。 それ以来、半ば彼女を見習う感じで仕事をしているような面もあります。 彼女が普段どのようなスピードでどの程度の業務量をこなして、今の時給を もらっているのか。 「私はここまでやってるのに!」だなんて傲慢な考えをしていたから、彼女に イライラしてしまっていたんだなあと。 そんなこと思うくらいなら、止めりゃ良かったんだよね😅 勝手に期待を感じて、勝手に何か背負っちゃって、勝手に頑張ってただけ。 「できることを、できる範囲で」は、PTAのボランティア活動から学んだ ことかもしれません。 PTAを、大変だー大変だーって言う人は、やんなきゃいいだけの話で。 お仕事はお給料もらってますから全く同じスタンスで臨むのは間違っている と思いますが、ウチの会社はおばあちゃんには「できる範囲でやってもらう」 ことを認めているわけなので。 同じこと、私にも認めてくださいね?と思っているまでのことです。 私にだけ、社員みたいな仕事振ってくるの止めてね?てことです。 私も、他の人と同じ扱いして?てだけのことです。 ま、カロリィさんにはいろいろやってもらいたい!!という視線だけは ひしひしと感じていますが、そゆのスルー出来る華麗なスキルを身に着け ちゃったのよね(´-ω-`) さすがに料理長直々に頼まれた“前菜一品作る”のはやりましたけど。 正式にメニューに組み込まれ始めたら、あとはもう皆さんでどーぞです。 「カロリィさんだけじゃなく、皆にも作れる簡単なものを」 なんて言われましたけどね。 できるかできないかじゃなくて、やるかやらないかだけなんで。 別に私難しいもの作ってないです。 決められた分量で、決められた条件下で、やるべきことをきっちりやるか どうかだけの話。 “ある程度の許容条件”を、その都度判断できるかどうかがカギじゃないですかね。 できないと思うけど(;´Д`) そこの判断をくだせるかどうかが、プロかそれ以外かってとこじゃないですかね。 最初に出たおばあちゃんパートの方は、何のとかどんなとかは知りませんが 何かの病気を抱えていて、いつもフラフラよたよたしています。 時折、「あっぶな!!」ていうくらいグラついてることもある。 そして、何かの障害も持ってるんだと思う。 言われたことを忘れるとか同じミスを繰り返す頻度は、年齢のせいだけとも 思えないので。 それから何度もこの日記に登場している岩田君。 彼も、しかるべきところに行って診断を仰げば、何かしらの名前が付くの ではないかなという感じの子です。 仕事中は、半分介助と言っても過言ではない日もある。 私何の仕事してんだっけと思うわ。 「あ~、仕事やりっぱなしで違うこと始めちゃった~」 「やりかけの仕事、きっと忘れてんだろうな~」 「やっぱり忘れてる~、忘れてること忘れて、また違うこと始めた~」 「最初のやりかけの野菜、ひからびてきたーーー」 が日常茶飯事。 厨房の中、ぐっちゃぐちゃのめっちゃくちゃ。 当然、冷蔵庫の中もしっちゃかめっちゃか。 今の厨房のしっちゃかめっちゃか具合は、料理長・副料理長・岩田君お三方 の脳内をそのまま表しているのだなと私は理解している。 私が担当するセクションの冷蔵庫内は、ぴっちりラップ、全ての容器に 日付と内容物、そして冷蔵庫を開けた瞬間それがひと目で見渡せるように 整頓されて入ってます。 てか、コレが普通。 私のこれまでの経験から言って。 こんなにもめちゃくちゃな厨房は、四十路も過ぎて初めて見ました。 本来岩田君は、バックヤードを管理する立場にならなくてはならなかった のだけど、ちょっと私はそこまでに彼を育てられないわ。 「やりなさい」と言ったことをできない子に対する指導法を、私は知らない。 それを勉強するって結構な労力だと思うんで、申し訳ないけど私はその分の お給料もらってませんからねと。 もう彼には関われない。 自分が怪我するので、それは避けたい。 早く辞めてくれないかな(ボソリ(-.-)) ... 次男と私のダイエット。 - 2021年06月23日(水) 以前、身長150cmを超えた男子の服装というような日記を書きました。 現在は、 長男 約166cm 約48㎏ 次男 145cm 48.5㎏ 20cmの差は埋まらない(笑) 体重は次男のほうが重いことも変わらない。 ただ、昨年の秋冬以降、次男は体重を増やしてません!! 母、必死のぱっちでメニュー考えてます!(笑) 彼が食べたいものを食べたい量だけ食べさせてると、肥満一直線になるなと 危機感を覚えたので、今は「もやしとトマトを前菜として丼一杯食べる」 ということをしてから、普通の食事をさせています。 おやつも糖質の高いお菓子類はなるべく控えて、おにぎりと野菜ジュース。 野菜ジュースも、濃縮還元じゃないやつね。 パルシステムで買い込んだわ(笑) ダイエット継続中は母のわたくしもなので、一緒に頑張ってます。 次男の朝ご飯は *ご飯 *ハムエッグ *バナナ1本とキウイ半分 *牛乳 *ヨーグルト 明らかに野菜不足だけど(笑) 朝は許してくれ。 で、昼は給食ですが「おかわりはメニュー全種各1回まで」と言い渡して おります。 で、学校から帰ってきたら野菜ジュースとおにぎりのおやつ。 夕飯は *茹でもやしとトマトの前菜 *ご飯 *メイン食材 *小鉢や納豆的なもの *汁物 食後のデザートは、なるべく無しの方向で。 とはいえ私が食べるときは、半分こしたりもする。 私としては、そこまでギッチギチに締め付けることなく、自然な感じで 食事をセーブできてるつもり。 本人としては…どうでしょうね。 ずいぶん我慢しているのかもしれません。 ただまあ、今までが食べすぎだったのよね。 ちゃんと運動もしているし、食べたいだけ食べさせてもいっかなと軽く 考えていましたが、小5でラーメン4玉とか食べすぎですもんね。 せめて、炭水化物だけで腹を満杯にする習慣だけは脱さねばならぬと思い、 もやしトマト対応を。 ここ数カ月の、我が家のもやし消費量ハンパない(笑) 行きつけのスーパーの青果担当の人にはきっとバレてるはず。 なのでお伝えします。 「もやし、それ以上安くしなくていいので点数制限設けないでください」 いつもは27円のもやし。 それが19円になるとおひとり様いくつまでになってしまい、買いたいだけ 買えなくなってしまいます。 27円出すんで、4パック買わせてくださいぃ(´゚д゚`) そんなこんなを毎日次男とやり合ってると、子どもの体重が平均の半分 に満たない状態で遺体で見つかるとか何とか、いったいどういうことなのと 思ってしまう。 次男は、必死で制限して体重をキープさせることがこんなに難しいという のに…(ノД`)・゜・。 なのでそういうニュースは必要以上に泣ける。 ラーメン2玉食わせてやっからウチに来い!!って思っちゃう。 米を30kgの大袋で買って、それを米びつに移し替える作業をするたびに 「せいたさんと節子」の顔がチラついて仕方ない。 それとこれは同じ現象。 ダイエットせねばならないなんて、なんと贅沢な、幸せな状態なのであろう。 食べたいものが食べられる幸せを大切に。 行ってらっしゃい、おかえりを言える幸せを噛みしめます。 ... やっぱり夏至が好き。 - 2021年06月22日(火) わたくし昔っから、1年のうちで夏至がいちばん好きなんですよね。 理由は単純、日が長いから(笑) ビックリするほど単純(笑) 夏至を過ぎたその日から、「あぁ…あとは短くなっていく一方か…」と寂しく 思うのです。 夏休み!! とか言いつつ、8月の下旬にも差し掛かるともうずいぶん日が短くなって ますもんね。 突然カナダの話を出しますが、カナダの夏はとっても日が長い! 日の出は何時ごろだったんだろうか。 4時台には明るかったのかなぁ。 で、日没はというと、真夏は夜の10時前くらいまで明るいのですよ✨ なので、ちゃ~んと生活リズムもそのとおり狂うって感じで、朝起きるのは 9時ごろ、仕事が終わって帰ってくるのが夜の12時ごろ、就寝時刻は 夜中の2時とか3時でしたね。 人間て、ちゃんと太陽と共に生活してるんだなぁと思った経験でした。 カナダ、懐かしい。 フランス、また行きたい。 パスポート、期限が切れて久しいなあ…。 ... ちょっぴり感傷に浸るの巻。 - 2021年06月18日(金) ここんとこ、仕事に対してはずーっとクサクサした気持ちでいるんだけど、 ふっとしたときに、懐かしい人がe-mailをくれました。 結構仲良しだけれど、私がLINEをやってなかったときの友人なのでe-mail。 彼は以前、六本木に店舗を構えるからカロリィさんにシェフパティシエを やってほしい、と話をくれた元同僚。 結局何やかんやあり、狙っていた六本木の店は手に入れられなかったとか 何とかで、実家近くに戻って自分の店を経営してる。 もう5~6年になるのかな。 スポーツバーに近いようなことをやっているので、このコロナ禍よく潰れず 頑張ってるもんだと思うわ。 何のメールだったのかというと、新商品としてクロワッサンにパティシエール (いわゆるカスタードクリーム)を挟んで提供したい ので、それに合う美味しいパティシエールのレシピを教えてくれとのことだった。 いやぁ。 いいなぁ。 仕事楽しそう… って思っちゃった。 と同時に、最後に会ってからもう何年も経つのに、そんなことでメール くれたことがすんごい嬉しかったんだよな。 とは言え私もそんなにパティシエールのレシピだけでいくつも持ち合わせて いるわけではないので、自分が以前よくよく使っていた配合を教えました。 「クロワッサンはサクサクに限る!!私はこれにグランマニエを 入れるのが大好きだったよ。そこは他のモノとの相性で。あとこれは このまま使うのではなくて、シャンティ(泡立てた生クリーム)と合わせて レジェールとして使ってました。ふんわりして美味しいよ」 と返信しました。 出来上がったら必ず写真送って!と言ったけれど、あれから1ヶ月、そういや 連絡はない(笑) そんなもんよね、B型男子。 よく知ってるわ、B型男子。 我が家、A型の私以外全員B型男子なのでね。 知り尽くしておる。 アイツら、全員マイペース(笑) 羨ましいほどマイペース!! それからしばらくして、今度はまた違う元同僚からLINEがありました。 以前、↑の人のお店に一緒に行きましょうよ!と熱心に誘って来た当時 23歳のB型男子。 ビックリするくらいB型男子に囲まれるんですけど何の因果。 今はもう、25だか26歳くらいになっとるんか知らん。 去年の4月いっぱいで退職してしまった子です。 私は休業真っただ中だったので、なかなか懇意にしていたにも関わらず 辞める連絡は電話一本で受けてちょっと寂しい思いもしました。 それ以来、LINEのやり取りは数ヶ月に一度のペースでやってますが。 内容は業務関係ばっかりで。 あのレシピどーやって作るんだっけ、そーいやアレはどうしてた等々。 彼が辞める頃にはれっきとしたエースとなっていたので、引き継ぎも何も できないまま辞めてしまった彼に聞かねばならないことが多々あったのです。 しばら~く連絡もとっていなかったのに、クッサクサのクーサの状態で 仕事していたところにフッとLINEが来たので(しかも↑の人のメールの 数日後)、これまた結構嬉しかったんだわ。 いやぁ。 なんか、彼らに通じたんだろうかと(笑) 私の今の、超絶辞めたくなってるクサクサの気持ち、神奈川と埼玉に散り散り になった彼らに伝わったんだろうか、と何だか感傷に浸ってしまったわ。 しかも、内容なんて無いってくらいの内容(笑) 「最近、お店どーっすか?」 てだけのLINE。 そんなどーでもいい内容のLINE、今このタイミングで送ってくるかねと。 先述のお店を経営しているほうは私と同い年、後に書いた方は当時二十歳 そこそこ。 まるで父ちゃんと母ちゃんと息子のように、キャッキャウフフと楽しく仕事 していた日々が思い出される。 場所は離れてしまったし、年齢も親子ほど違うけれど、私は彼らを大切な 友人だと思ってます。 こんな年になって、そう言える人が新たにできる幸せったらない。 ... 都会っ子もそれなりに。 - 2021年06月14日(月) 我が家は、人口30万人前後を有する某区の、駅徒歩10分ちょっとのところに 位置しています。 個人的には、虫も少ないし便利だし住環境的に不満は何もないのだけど、 子どもたちは「田舎が羨ましい」と言うので、やっぱり極端に緑や自然は 少ないという証拠なのでしょうね(;'∀') そんな都会暮らしではあるけれど、家から目と鼻の先にある公園には、梅・桜・ びわ・ヤマモモ等の季節を感じられる木々が植わっており、ありがたいこと だなあと日々感じているところ。 今はちょうどヤマモモの時期で、小5の次男なんかは学校から帰ってくる なり 「ヤマモモ食べてくる!!」 と言って家を飛び出していってます(笑) で、お母さんにも採ってきてあげるねと言って、もらえたのは1粒。 「いちばん美味しそうなやつ!」 と言ってくれたけれど、それにしても1粒(笑) そして寝る前に彼が話していたのは 「今日さ~、学校のビワの木に、1個だけ実がなってたんだよね。 公園のビワももしかしたらできてるかもしれないから、明日見に行ってくる」 という都会っ子らしからぬ話。 「学校のビワの木は、誰にも知られてないんだ。他のやつらは、ミカンと柿 とさくらんぼのことしか知らない。でも、あのビワ高い場所にあるんだよな~ (・´з`・)明日の昼休み、偵察に行ってくるわ(゜o゜)」 とお話されていらっしゃいました。 うむ。 頼もしい。 ところで木登りって、誰にでもできるものではないらしいですね? うちの息子たちは、2人ともわりと高い木もスルスルと登ってしまうので、 体重の軽い子どもなら誰にでも登れるんだと思っていたけれど、案外 木登りできない子どもも多いらしい。 ビックリ。 なので、木登りのできる次男が必然的に、ヤマモモもたくさんゲットできる 立場にいるらしいよ(笑) で、家からタッパ持ってきた子たちが下で待ってるから、そこに落として 入れてやるらしい。 めちゃくちゃきちんとガキ大将。 都会っ子関係ないけど、今日また学校から電話連絡がありまして。 (進級して2ヶ月ちょっとの間に3~4回電話かかってきてる(;'∀')) それが今回はなんと、お褒めの電話だったのです。 しかしその内容っていうのが 「次男くん、最近きちんとお掃除してくれるんです♪」 「次男くん、今日は算数の授業をちゃんと受けてくれました!」 の2点だった…。 当たり前すぎて、どこが褒めポイントなのかよく分からなさすぎる。 が、お掃除の件なんて、「次男くんがお掃除してるよ!」とクラスで話題に なり、ちりとりを持って階段掃除をする次男の周りにギャラリーができる ほどだったらしい(笑) どんだけ物珍しいん(´-∀-`;) てか5年生の今年、それから3年生のときも、息子のクラスは新卒の新任の 先生なんですけど、なぜそんな若手の先生が宛がわれるのだ(;´Д`) もっとベテランの男の先生にビシビシッと指導していただきたいのだけど、 ど~ぉも若くて優しい先生を宛がわれがち。 とくに若い女の先生とかを完全にナメてかかってるので、態度悪いんじゃ ないかな~と思うんですけどね(;´Д`) 嫌われてないことが不思議。 ... めんどくさいことを切り捨てない。 - 2021年06月13日(日) 以前、こういう日記を書きました。 あれから何ヶ月か経ちましたが、料理長・副料理長・若手社員・パートの おじさんの、誰にも煮こごりは作れないまま時は過ぎていたのだとか。 そしてついに料理長がまた、 「カロリィさん。煮こごり、誰にも作れないからもうちょっと簡単で誰が 作っても差の出ない、夏野菜を使ったゼラチン系の前菜、試作してもらえ ないかな」 と私に言ってきました。 料理長が休みの日に。 私も休みの日に。 わざわざ電話かけてきて。 *夏野菜を使う *ゼラチンを使う *誰にでも簡単に再現できる ものを作ってほしいのだそうです(笑) いやもう(笑)でしょ。 しかしながら正直なところ、私もお料理のこと、ましてや1万円前後の コース料理で出すような商品のことを真剣に学んでいたのは20代のころまで。 四十路も過ぎて、今さらそんなこと担わされると思ってもみなかったので、 正直に 「私でお役に立てるかは分かりません。総料理長に相談するわけにはいかない んですか?総料理長であれば、きっとアドバイスをいただけると思うのですが」 と言いました。そしたら 「いやホラ、総料理長に言うとさ、またレシピ待ったり何だかんだ、すぐ できるものもできない面もあるしさ。オレとしては、社員とかパートとか 関係なく、ウチの店のメンバーで作り上げたいんだよね。」 と、もっともらしいことを。 呆れ果てはしたけれど、それ以上何か言ってもどうにもならないと思って ひとまず前菜の試作は引き受けましたが、なぁ~にが社員とパートとか関係 ないだよバーカとは思いますよ(;´Д`) 休業だ何だ、変わらず月給もらえていたのは誰だった? シフト削られて、1ヶ月まるまるお給料がゼロだったのは、どの立場の人 たちだったの? 言うに事欠いてそれ? このタイミングで?(笑) 自分が育てたわけでもない四十路過ぎのパートのおばちゃんに頼るしか人脈 のない自分、情けなくはならないのかしらね? これがね、20代の頃なら抜擢と受け取り、シャカリキに頑張ったと思うのよ。 仕事大好きカロリィさんは。 とか言いつつ!! 電話もらったその日の夜には「こんな感じで行こうかな」とザックリした 案を作り、同じメニューで3パターン用意して、その案を通すための プレゼンまで考えて翌日仕事行ったわよ。 ゼラチンを入れるためのスープ類、新たに作らずに今現在手持ちであるのは ・中華風の清湯・洋風のブイヨン・和風のあご出汁 の3種。 どれを使う? あご出汁が無難でしょうね。 じゃあとりあえずあご出汁で作ってみます、というところからスタート。 夏野菜、手持ちは何がある? ・オクラ・ヤングコーン・アスパラ・ブロッコリー・トマト でも原価高くつくね。 次点として ・赤黄パプリカ・インゲン・セロリ等 どんな形で作る? ・器に直接流し込む→器が足りなくなるね ・ラップでくるんで茶巾型→「うーん…」by料理長 ・テリーヌ型に詰めて、出すときカット→カットできる人いないんですよね ・セルクルに流し込む→「これいいんじゃない?」「あ、コレいいね!」 てことで話を詰めていき、結果 ・あご出汁使用の和風で ・野菜の種類はもう一度試作して検討 ・オーバル型のセルクル使用 という大枠は決まりました。 あとは、原価と相談でどの野菜を使って、それに合わせて出汁の味を少し 調整していく感じ。 何だかんだ言いつつ!! ですよ!!(笑) 電話もらった翌日には、前菜ひとつ、料理長のオッケーもらうところまで こぎ着けましたから! この作業、できる人が今の店にはいないんだよな…。 だから、ずーっとずーっと代わり映えのしないメニューが出続けている。 これまでのレシピをほじくり出して、若手の社員とパートのおじさんの 出来る範囲で再現してお客様に提供している状況。 ぶっちゃけ、とっても涼しげな、可愛らしい『夏野菜のゼリー寄せ』が できたのよ。 自画自賛だけれども✨ でもさ、話を詰めていく段階は料理長もノリノリだったし、新作の試作を 見せたときのホールの支配人やウェイトレスの子たちのテンションも、 間違いなくアガってたからね!! 基本的には、皆仕事が好きなんだと思うのよ。 美味しいもの提供して、美味しいって言ってもらう、そんな単純な仕事 だけど、それが好きで従事してる人たちだから、この作業が楽しくない はずがないのよ。 ゼラチンが固まった後に試食した手ごたえもバッチリ。 あ、内緒ですけどこれネットでテキトーに拾ったレシピですから。 オレンジ何とかとかレタス何とかっていう主婦向け雑誌のサイトに載ってた レシピですからね? 料理人たちが再現できないとか、あり得ないからね? 素人でもできるものをって言われて、探したレシピだからね? 試食した支配人がひとこと。 「うん。美味しいよ。オレから言うことはとくにない。でもコレ、結局は 野菜の下処理の仕方と、ゼラチンの扱いがモノを言うよね。」 おおおぉ。 さすがですね~。 てかむしろ、それが全てです。 野菜の下処理(掃除や下茹で、水切り)と、ゼラチンの扱い(キンキンの 冷水で板ゼラをもどしてから水切り、あご出汁投入の際のあご出汁の温度) が全てと言っても過言ではありません。 別に難しいことではないです。 基礎があればね。 技術の要ることでもないです。 基礎があればね。 それらを『普通のこととして』作業できる基本が備わっていれば、超える べきハードルなんて何も存在しないに等しい。 でも、それをやろうとすらしない人たちの集まりだから。 今の店は。 基本の大切さを理解しようとすらしない。 「そのくらいのこと」と切り捨ててしまう人たちしかいないから、いくら やっても私が試作したものを再現することができないんですよ? むしろ面倒な作業をやっている私をバカにしてるよね(笑) 「そんなことしたって」みたいな目で見られているのは知ってる(笑) だから私は黙ってた。 自分の仕事の仕方は、今の職場には求められていないのだと。 そして堕ちるところまで堕ちてから、私に助けを求めてきたのね。 基本を大切にしてほしい。 めんどくさいことをすっ飛ばしてすぐ答えにたどり着くことが容易な時代 だけれど、めんどくさいことから学んでいくこと、大事なんだよ。 料理長や副料理長クラスの人たちに、または60前のパートのオジサンに 私から言えることはもう何もない。 息子たちよ。 息子みたいなもんたちよ。 めんどくさいと思われようと、おばちゃんはめんどくさいことの大切さを 伝え続けていきたいと思っているよ。 ... 持ってるわ、きっと私。 - 2021年06月05日(土) 我が家、いつも30kg単位でコメを買うんですけど、その米がそろそろ底を つきそうで(残り5kgを切ると焦り始める)注文しなきゃな~と思っていた矢先。 なんと、信金さんの懸賞金付き定期預金で5kg入りのコシヒカリが当選して いたらしく、今日届いたのです!! ここの信金さんの懸賞金付き定期預金は、忘れた頃にふわっと当選してます。 モノが当たったのは初めてかも。 息子たち名義のものは、数年に一度1,000円とか当たったりするんですが、 自分名義で当たったのも初めてのことかもしれません。 しかもコメが当たるやなんて。 1,000円じゃ買えんやん! 5kgのコシヒカリ!! ラッキー♪ で、夕飯前の時間帯「そろそろ食卓の準備しよっか~」と言っていたら マンションの上の階に住むお友達のママから 「明太子いかが?」 のLINEが。 「いるぅーーー!!」 の即レス。 そこから5分後には明太子もゲット!! 何なん、今日! コメの飯が進むやん!!(;´Д`) ...
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