1人と1匹の日常 |
2005年07月21日(木) ハラハラ…とほんわり♪と。 |
先日、病院を定期受診した時のこと。 外来の待合室の、人通りの少ない所で待っていると、パジャマ姿の入院患者さんと、車椅子を押した看護師さんが、前から歩いて来られた。 車椅子の横に、ダウン(伏せ)させていたりんくうには、気付かれないまま通り過ぎ、そして私の診察が終わった頃…。 「さて、帰るか。」と、「りんくう行くよ〜。」と廊下に出ると、ちょうど先ほどの、患者さんと看護師さんに、ばったり出会った。 「びっくりした〜!!!」 「病院に犬なんか連れて来てはダメよ。」 「全く常識を疑うわ。何を考えて犬を連れて来てるの!」 …ちょっと興奮気味のその方の反応に、どう答えたらいいものかわからず…驚かせてしまった申し訳なさと、オロオロ…うろたえてしまった私。 そうすると、患者さんの隣りにおられた看護師さんが、ニッコリ笑って…。 「あの犬は、お仕事する犬なのよ。」 「だから、お姉さんのお手伝いを頑張ってしてくれててね、病院も一緒に来ていいんよ。」 と、働く犬について、説明をして下さった。 「ほんま〜。そんなかしこいワンちゃんなの。ふ〜ん、お手伝いしてるの、えらいなぁ〜。」 「がんばりや〜。」と声掛けて下さって、手を振りながら、去って行かれた後ろをみつめながら。 あぁ、私たち1人1匹人は、こうして人に支えられながら、日々成長させてもらえるんだなぁ〜と、とても温かな気持ちになった。 はい…オロオロなママも、もっと成長しないとね。。。 それから、最近、夏の暑さにグータラがちなりんくうさ〜ん…。 クーラーの風に涼まないで、お手伝いお願いしまーす☆ さて、暑さなんかに負けず、明日からも頑張ろう! |
2005年07月19日(火) 自立生活って、何だろう? |
今日は、ワンコのお話とは、ちょっと違う話題を。 おととしに、本屋さんでの出会いから、私のバイブルとなった、「こんな夜更けにバナナかよ」(渡辺一史・著 北海道新聞社) 第35回大宅壮一ノンフィクション賞、第25回講談社ノンフィクション賞を、ダブル受賞した作品でもある。 この本は、人工呼吸器を着けながら、地域で暮らす重度障害者と、彼の生活を24時間体制で支える、介助ボランティアとの間を取り巻く、交流や葛藤を書いたノンフィクションです。 人間臭さが詰まっていて、ほんと人と人が関わって生きていくことって、何て難しくて、やさしくて、温かくて、悲しくて、苦しくて、穏やかなんだろう。…と、しみじみと再確認させられる本です。 介護って、何? それは暗くて、日々の日常からは遠いもの。 と思われがちかもしれませんが、人と人が関わり合うこと。 人と出会い、語ること、お互いに向き合うこと。 介護を受ける側も、介護を提供する側も、普通のどこにでもいる、気持ちの通い合う人間なんですよね。 人は一人では生きられない。 それは、障害のありなしに関わらず、みんな同じだということを、この本は、痛く温かく感じさせてくれます。 読者を何度も、いい意味で、裏切ってくれる濃い内容です。 はい…宣伝しちゃってます。笑 みなさん、よかったら、読んでみて下さい♪ さて、先週、障害者自立支援法が、衆院で採決され、可決されました。 障害者当事者からは、反対やたくさんの議論が出されています。 しかし、郵政民営化法案に対し、ニュースやメディアでの取り上げの何と少なかったことでしょうか…。 何で、このような話を始めたか?というと、障害が進行する中で、介助犬と共に暮らす生活の中、自立というものについて、たくさんのことを、悩み思い考え続けてきました。 そんなことや、あんなこと♪この続きについては、また今度…♪ |
2005年07月08日(金) ママの反省…。。。 |
犬は、気持ちが伝わる、生き物だ。 昨日の出来事…。 片付けずに、テーブルに置いたままにしていたお菓子に、前足で立ってアップして、『クンクン』匂いを嗅いでいた。 「りんくう、ダメ!」 悪いことを伝える時には、なるべく名前を呼ばない方がよいのだけど(名前を呼ばれること=叱られる、と反応してしまうから)、ついつい名前を呼んで叱ってしまう私…。 「もう〜ダメでしょ!」 しまった…。 と反省しても、すでに遅し…。 ちょうどその時、他のことでイライラしていたママは、気持ちをりんくうにぶつけてしまった…。 「ダメを伝える」のと、「叱る」のとは、違う。 叱らなくても、犬には伝わる。 言葉は通じなくても、りんくうを一番に理解できる、ママでありたい。 それには…、まだまだ勉強しなくちゃあ〜〜〜! 『頑張れ!ママ!!』←(りんくうの応援♪笑) |
2005年07月07日(木) 星に願いを☆ |
今日は、七夕。 笹の葉に飾った短冊に、願いを込めました。 「りんくうの願いが、叶いますように。」 それって、去年と同じ願いのような…。 りんくうの願いって、何だろう? 「痩せますように!(夏太りで1キロ太ってしまった…。)」 「いっぱい食べて、太りませんように!(おいおい、それは他力本願だよぉ〜。)」 「お勉強をいっぱいして、おりこうになれますように。(えー!というりんくうの声が聞こえそう。。。)」 「たくさん運動して、遊べますように。(いっぱいお散歩して、遊ぼうね。)」 それから…、 「いつまでも、1人と1匹で、ラブラブでありますように!!!」 でしょ? ねぇ、りんくう♪ 最近、よく聞く曲。 AI「story」〜 1人じゃないよ キミが私を守るから 強くなれる もう何も恐くないヨ…。 1人じゃないよ 私がキミを守るから あなたの笑う顔を 見たいと想うから crystal kay 「恋に落ちたら」〜 心から心から思う君が 大切なものは何ですか? 心から心から思う君が 信じてるものは何ですか? |
2005年07月06日(水) 事件!!! |
またまた、お久しぶりな更新になってしまいました…。 夜、寝始めた時、ゴトンッという音に驚いて、目を開けた。 気付けば、寝ながら無意識に、リモコンを手で蹴っては、床に落としてしまったらしい。 「起きてから、りんくうにお手伝いしてもらおう…。」 ママはまた夢の中へ…。 起きたら、リモコンはベットの上にあった。 「あれ?夢見てた?そんなことないはず…。」 もしかしたら、りんくうが、リモコンが落ちた音に反応して、テイクしてみては、爆睡しているママを見て、「しょうがないなぁ〜。」と、ベットに置いてくれたに違いない!? 「まっ、まさかね〜〜〜汗」 事件のその日は来た。 またまた、夢見ながら、ゴトンッという音に起こされた私…。 どうやら、手に持ちながら寝てしまい、力の抜けた手から、またまた、床に落としてしまったらしい…。 りんくうが、こっちに来る足音が♪ 「今度こそ、起きるぞ。」 薄めを開け、様子を伺う探偵ママ…。 しっぽをフリフリ、リモコンをテイクした後、ベットの横で、「あの…リモコン拾いましたが、これどうしたらいいでしょうか?」 リモコンを口でくわえた顔を、私の顔に近付けては、りんくうの鼻息が「フンフンッ」顔にかかる…。 あまりにもそのかわいいしぐさ♪に、やっぱり親バカママな私は、両目をしっかり開けて、「りんくう、ありがとう♪」と、リモコンを受け取ったのでした。 事件は…未だ未解決なままです…。 まぁいいや♪ |
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