「 恋人 」 じゃなくなる日まで。
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約束の4日が経った。
大好きだった恋人と別れました。
たくさん泣いたけど 少し落ち着いた。
私達は終わったけれど 私達それぞれの”これから”は続いていく。
ありがとう。さようなら。
絶対に、また、逢おうね。
うん。私も。
ありがとう。
貴方に逢えて本当に良かった。
幸せに、なってね。
好きで好きでたまらなかった日とか。
愛していると強く感じた日。
大喧嘩して怒鳴った日や、大泣きした日。
はじめて彼の両親に会ったあの緊張感とか。
彼女ですと、彼の友達に紹介されるときのあの小恥ずかしい感じ。
繋いだ手のぬくもりとか。彼の香水の匂いとか。
彼の肌の温度、髪の毛のやわらかさ、調子のいい笑顔。
明日には、すべてが思い出になって、やがて消えていくのかな。
私にも他の人を愛する日が来るのかな。
料理を作った。
最後の料理。
荷物はすべてまとめた。
明日になればすべてが終わる。
明日になれば 私は 「 恋人 」 ではなくなる。
明日になれば 彼は 「 誰かの恋人 」 になる。
明日なんか来なければいい。
あんなに、幸せだったのに。
2005年03月16日(水) |
終わりだとわかっているからなのかな。 |
完全に終わりだと悟ったとき、人は優しくなれるんだろうか?
別れ話をしたとは思えないくらい、楽しく優しく愛しい時間が流れた。
勿論、笑顔の下に、とてつもない痛みを隠してはいたけれど
愛しくて愛しくてたまらなかった。
ただ一緒にいるだけでこんなに楽しかったのは
なんて久しぶりだったんだろう。
そんなことを考えるくらい、私達はマンネリしてしまっていたんだ。
「慣れ」とか「ラク」とかって言葉に甘えていたんだろうな。
終わりだとわかっているからなのかな。
覚悟したから。
苦しいけど、辛いけど、何故だかとても優しい気持ちになっている。
「 恋人 」 でいられるのも残りわずか。
2005年03月14日(月) |
「 恋人 」 じゃなくなる日まで。 |
”大切なものは後になってから気づく”
こんな言葉、自分で使う日が来るなんて思ってなかったよ。
”大切なものは後になってから気づく”
今の私がそれだ。馬鹿な自分が招いた結果だ。
昨日は大好きな恋人に別れを告げられた。
けれど、どこかでそんな予感はしていた。
最近の私、恋人に対して我侭ばかり、怒ってばかりだった。
すっかり優しさを失くしてしまていた。
キスすることもHすることも笑いあうこともなく、喧嘩ばかりだった。
素直になれなかった。本当は大好きなのにね、馬鹿だね、本当に。
我侭な私は、恋人にお願いをした。
「 金曜日まで・・・あと4日間だけ、私に時間をくれませんか? このまま終わりたくはないの。最後に楽しく過ごさせてください 4日間で気持ちの整理をつけるから。お願い 」
なんて自分勝手な女だろう。
またもや我侭で恋人を困らせてしまった。
けれど恋人は受け入れてくれた。
辛い4日間がはじまる。
この1ヵ月、喧嘩ばかりしていたね。楽しくなかったね。
ごめんね。傷つけたよね。他に気になる人が出来て当然だよね。
ねぇ私、頑張るから、笑っているから、たくさん笑ってもらえるように頑張るから。
あと4日間だけ ”恋人” でいてください。
春希
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