読書記録

2026年07月30日(木) なれのはて / 加藤 シゲアキ



絵画が秘める謎に導かれ、
幾重もの時代と交差する人生を辿る
壮大なクロニクルミステリー。

報道局からイベント事業部に異動したテレビ局員・守谷京斗(もりや・きょうと)は同僚に一枚の絵画の展覧会企画を相談される。画家の正体を探り秋田の未解決事件に行き着くが、それはある一族の秘密に繋がっていた。
法の権威、報道の使命、凄惨な戦争、家族のかたち――百年の歳月を巡り明かされる真実

 
 猪俣家の秘められた戦前・戦中・戦後の物語



 E テレの 『100分で名著』という番組で 加藤シゲアキさんを知った
アイドルグループの一員だったことは知らなくて普通に俳優さんだと思っていたが、今回この物語を読んで納得した
すごい小説を書かれる

 自閉症スペクトラムという設定の登場人物(及位道生)がいるが、私の知っているのとは少し違う・・・それはちょっと気になった






2026年07月25日(土) あいつらの末路 / 真梨 幸子


 物語の主人公は秋沢景子と、石塚朝美の二人。
景子はフリーライターで、朝美はパッとしない小説家。共通点は50代であること、そしてずっと“おひとりさま”だったことだ。

雑誌の「家計簿拝見」という取材で出会った景子と朝美とが交互の視点で物語を紡いでいく。

事故物件とか未解決事件とか、作者の頭の中に有るだろう物語が私にはよく分からない



2026年07月20日(月) アリの街のマリア /酒井 友身


北原怜子の生涯

戦後の東京で、この呼び名(マリア)にふさわしい生き方を貫いた一人の女性の物語


北原怜子(きたはら さとこ)は裕福な家庭に育つが、
戦後、自分の生き方に悩みながら信仰に導かれ、20歳のときに洗礼を受ける
そして、戦後の東京下町にあった貧しい人びとの集落「アリの町」に出会い、そこに身を置いて共に暮らし始める

アリの町は、東京・隅田公園近く、言問橋付近のバラック街だった
ゼノ・ゼブロフスキー修道士に導かれた怜子は、子どもたちや家族のために働き、暮らし、祈り続ける
彼女は、ただ施しをするのではなく、同じ場所で同じ貧しさを生きることを選び、病気を抱えながらも人々を励まし続ける
その姿から、彼女は「アリの街のマリア」「蟻の町のマリア」と呼ばれるようになる
本と映画で伝えられた生涯・彼女の生き方は、周囲の人びとによって語り継がれ、作家・松居桃楼による本『アリの町のマリア 北原怜子』としてまとめられた
また、1958年には映画『蟻の街のマリア』としても公開され、広く知られるようになる
しかし、病のために1958年に28歳という若さでで亡くなる




 澤田愛子著『言問橋の星の下』を読みたかったのだが、図書館にはなくて児童文学でこの人を知った







2026年07月19日(日) ・・・・・・・(雑念)



 いつ頃からだろうか・・・
人間が醜くみえる・・・

どんなにキレイに盛り付けてあって美味しく食べても、咀嚼して飲み込めばゲロ!!
そして あとは排泄物になる 
要は人間の身体って肥だめでしかない
どんなに着飾っておしゃれして外面を取り繕っても中味はどうしようもない

食べなきゃいいんだろうけど悲しいかな、お腹が空くし何より卑しい

何か・・・うまく死ぬ方法ないかな???



2026年07月17日(金) 本当はいらない医療 / 鳥集 徹




 「患者」が作られるカラクリ


「お金をかけて医療に頼りさえすれば、健康で長生きできる」は大きな誤解。
特段の症状がない状態で「予防医療」を受けても病気の予防にはつながらず、むしろ副作用などで健康を害する恐れもある。医療費の膨張に拍車をかける、こうしたムダな「医療」はどうして増えたのか。
ジャーナリストの著者が
客観的データを用いて、ワクチン、健康診断、がん検診、高血圧薬など「しなくてもいい医療」をあぶり出す!

予防医療にかけていた人材と医療費を、救急、周産期、外科などに回してほしいのです。そうすれば、医師や看護師を厚遇で迎え入れることができ、若い医師が飛び込みやすくなるはずです。人が集まれば過重労働を緩和することもできます。



 著者のお名前は 『とりだまり』と お読みする










2026年07月13日(月) 老後がめんどくさい /  勢古 浩爾


 「老後は楽しまなきゃ損」バカが、やかましい!

「老後は楽しめ」「前向きに生きろ」「健康に気をつけろ」「趣味を持て」――等々、
現代の老後には、“やるべきこと”があまりに多い。
本書は、そうした社会の空気に対して、著者が「めんどくさい」と率直に感じる感覚を出発点に、
老い・幸福・お金・運・社会の同調圧力について思考していく老後論&人生論である。


 人生は九十パーセントの運と、十パーセントの意思である。
わたしはここ一、二年、人生の九十パーセントを決めているのは、単純に、運(不運)ではないかと、考えるようになった。

わたしは生来、めんどくさがりで、ものぐさである。
現在の正直な心境は、「なんだかめんどくさいが、生きていくしかないな」というものだ。
しかしそんなわたしにも、時々は、ほんわり楽しいこともあるだろう。
うん。それでいい。


↑↑↑↑↑↑
すべて納得!!
そう私も常々 人生は運というか運命だと思ってる
というよりは、ほんとにいろいろめんどくさいのだ








2026年07月11日(土) 文豪の死に様 / 門賀 美央子


 樋口一葉
明治29年 病死 享年二十四

 二葉亭四迷
明治42年 病死 享年四十五

 森鴎外
大正11年 病死 享年六十

 有島武郎
大正12年 情死 享年四十五

 芥川龍之介
昭和2年 自死 享年三十五

 梶井基次郎
昭和7年 病死 享年三十一

 小林多喜二
昭和8年 拷問死 享年三十

 岡本かの子
昭和14年 病死 享年四十九

 林芙美子
昭和26年 病死 享年四十七

 永井荷風
昭和34年 病死 享年七十九


 膨大な文献・論文などから著者の視点で推測される死亡した背景が面白い








2026年07月07日(火) 作家 池田小菊 / 吉川 仁子


内容紹介 志賀直哉に師事し、教育家、小説家、婦人活動家として奈良で生きた池田小菊。生い立ち、志賀直哉から受けた影響、女性作家たちとの交流、戦後の婦人会活動など、時代と向き合い、女たちを励まし続けた素顔に迫る。

 ーー奈良に残した足跡


長く奈良に暮らしながら この方のことを知らなかった

和歌山の師範学校を卒業後、和歌山の小学校訓導から奈良女子高等師範学校の附属小学校訓導として赴任、新教育の実践教育にあたる

志賀直哉に師事し新聞小説にも取り組む
第8回芥川賞の候補にもなる

奈良婦人会館の設立にも尽力されている

亡くなられたのが奈良市鍋屋町とか
私の小学校5、6年時の担任が鍋屋町に住まいしていて、同級生と行ったことがある



2026年07月02日(木) キッチンとマルシェのあいだ / 辻 仁成


内容紹介 料理・旅・パリの人間模様を通して“美味しい生き方”とは何かが見えてくる。フランス在住の作家・辻仁成による、欧州における食と食べる情熱にまつわるエッセイ集。『dancyu』連載を加筆修正し単行本化。

 息子さんが8歳のとき離婚してシングルファーザーとなり、父子生活となる
息子に美味しいものを食べさせたいと奮闘する記録(日々の思い)とレシピ

マルシェとはフランス語で市場という意味だそうだが、足繁く通うマルシェで馴染みの店もあり気の合う仲間もできて人生を試行錯誤しながらも謳歌されてる

ワインと手をかけた料理のあれこれ
フランスの片田舎での日々を応援します











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