* たいよう暦*
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今日は「子供」が「親」の参観に来る「子供参観日」。
親がどんな風に仕事をしているか。 どういうところで働いているか。 仕事とはどういうものか。 というのを、身近に体感してもらおうといううちの広報部の企画。
何年かに一度思い出した頃に行われるこの企画。 客観的に見て、これはなかなかいい企画だなあと思う。
私が子供の頃、毎日遅くにしか帰ってこないサラリーマンの父親が、どんな所で何をしているかとても興味があった。 でも、とうてい知りえないことであったし、「働く親」を見る機会にほとんどめぐまれなかった。 「働く親」のありがたさを、ちゃんと理解できたのは、自分が社会人になって働くようになってからだと思う(遅いなあ)。 子供の頃に、そういう機会が持てるというのは、子供にとっても親にとってもいいことだなぁと、だからこそ思う。
いつも鬼瓦みたいな顔して怒っている隣の部の部長さんが、課員の子供を思いっきり笑顔で話しかけている姿だとか、 「へえ!こういうふうに仕事してるん!」という子供の声に、いつもより元気に電話に出ている隣の課の人とか、 いつもむずかしい顔して歩いているむこうの課の男の人が、すっかりお父さんの顔で子供を案内している姿だとか、
ちょっとづつしあわせな光景がつづられるいつもと違う会社の雰囲気が、なんだかいい感じの一日でした。
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