月に舞う桜

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2018年05月25日(金) 線路は続くけど、この対応は続いてほしくない

先日、ヘルパーさんと外出したときの話。

電車とホームに板を渡すために来た駅員さん(私を一瞥もせずヘルパーに向かって)「○○駅までですね?」

私「はい」

駅員(相変わらずヘルパーに向かって)「車掌に行き先をアナウンスしてもいいですか?」

私「はい」

駅員が私ではなく同行者(家族や友人、ヘルパーさん)に確認・質問するケースは何度も経験してきた。ただし、ある特定の一つの鉄道会社だけですが。まあ、どことは書かないけどな、どことは!

いち顧客としても、いち障害者としても、いち車椅子ユーザーとしても、こういった対応は非常に失礼だと感じる。
乗車介助の対象は同行者ではなく、車椅子ユーザーだ。にもかかわらず、その乗車介助に関する確認や質問を車椅子ユーザーではなく同行者に投げかけるのは、車椅子ユーザーを他の顧客と同等の「いち顧客」と見なしていない姿勢の表れであると感じるし、「車椅子ユーザーはコミュニケーションの相手ではない」というメッセージの発信でもある(駅員さんにその自覚や意図があるか否かにかかわらず)。

例えば、健常者らしき大人のAさんとBさんがいて、Aさんが券売機の場所を尋ねたとき、Aさんの存在をまるで無視して同行者のBさんだけを見て答える駅員がいるだろうか?

家族や友人と出掛けたときより、ヘルパーさんが一緒のときのほうがこういった対応を受けることが多い。これはもしかすると、「ヘルパーが同行しているから会話が難しい人かもしれない」との偏見を持たれている可能性がある(ヘルパーさんは名札を提げているので、第三者が見てもヘルパーだと認識しやすい)。
たしかに、中には障害特性上、コミュニケーションを取ることが難しい人もいる。
が、駅員が私に対し、そういった障害特性を持っているのではないかと思ったとしても、最初の質問に私が「はい」と答えた時点で、私と意思疎通が可能であることは容易に分かるはずだ。

さらに問題だと感じたのは、このとき、OJT中と思しき新人駅員さんが一緒に来ていたことだ。
先輩駅員の対応を鵜呑みにせず、自分の頭で考えることのできる新人さんなら、まだいい。でも、仕事を覚えるのに必死でじっくり立ち止まって考える余裕がなければ、疑問を持たずに間違ったお手本を吸収してしまうかもしれない。
こうして失礼な対応は次世代へと引き継がれ、失礼な駅員が再生産されていくのだろうかと危惧した。

さすがに新人研修でこの対応を見せるのは二重にまずいだろという思いもあって、鉄道会社に意見メールを送った。
そしたら、一応返事が来たんですけどね。
予想していたとはいえ、これがまあ本当にびっくりするぐらい通り一遍の、紋切り型の文面で。具体的なことなんて何も書いてなくて、駅員の対応への意見にはこの文面と決めてるんだろう、私が送った文を精読なんてしてないんだろうって感じの。
この鉄道会社は顧客と向き合う気も自社を改善していこうって気もないのだろう、という印象だけど、鉄道会社は「嫌だから使わない」ってことができないから困る。

いやほんと、私に関することを何で私じゃなくてわざわざ同行者に話しかけるんですかね?
人を人間と思ってないんですかね?
「駅員として」「職業人として」の以前に、人としてその態度どうなの? って話なんだけど、何なんですかね、ああいうの。


2018年05月09日(水) 【5/5】Toshl DINE & CONCERT 2018 昼の部 �ァ丙能�回)

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『時の海へ』『オルガスム』『マスカレイド』のどれだったか忘れてしまったけれど、曲がジャン! と終るときにToshlが拳を突き上げてジャンプした。足腰を痛めてからX JAPANのライブでも『Born To Be Free』のサビでピョンピョン跳ねなくなって、やっぱりジャンプが負担になるくらい痛めてるんだなあと心配していた。でも、こうして跳べるように……と言うか、跳ぶ気になるほど回復して良かった。

あと、これもどの曲だったか記憶が飛んでいるのだけど、とてもきれいなファルセットが印象に残った曲があった。Toshlと言えば地声のハイトーンがものすごいので、ファルセットのイメージはあんまりなくて、むしろいつかのX JAPANのライブで披露した『JADE』のファルセットは正直まだToshl自身も馴染んでない感じがして違和感があった。でも最近は声の出し方をマスターしたのか、地声からの切り替えもスムーズに聞こえるし、安定している。そして今回はその集大成というか、またまた腕を上げたな、まだまだ進化してるなと感じる美しさだった。

小瀧さんのピアノだけをバックに歌う『CRYSTAL MEMORIES』は、去年3月のリベンジライブで聴いたみたいに、歌声がダイレクトに伝わってきて、体ごとつかんで離さない感じ。今回の昼の部、キーワードは「ダイレクト」だな。

ここで小瀧さんが退場した。

Toshl「最近はテレビにもたくさん呼んでいただいて、いろいろな活動がありますけれども、こうして皆さんと一緒に過ごせることが一番の喜びです。定期的にこういうコンサートが開けるようになって本当によかったなと思います。ありがとうございます」

しみじみと、静かに語る。
うん、本当に良かったよ。こちらこそ、ありがとうだよ。

Toshl「これからも、いろいろあるよ! 龍玄とし、これからもどんどん、昇り竜で昇っていきますので。まあ、昇るとこまで昇ったら、あとは落ちるだけってこともあるから、気を付けないと」

いやいや、「落ちるだけ」はダメだよー。昇り続けなくてもいいし、停滞してもいいし、多少の上がり下がりはあるでしょう。でも、Toshlくんはもう、落ちるだけってことにはならないよ、大丈夫!

Toshl「これからも皆さんと、楽しんでいきたいと思いますよ。そんな想いを込めて、最後に皆さんにこの曲をお届けしたいと思います。『Morning Glory』という曲を聴いてください」

昼の部、最後の曲は、Toshl自らピアノを弾いて、『Morning Glory』。ピアノを弾く横顔が見える席で良かった。
やさしく、深く、どこまでも伸びていく声。心が、安らかになっていく。

何が素晴らしいって、1曲目の『Grace』から最終曲の『Morning Glory』まで、歌声がまったく衰えることなく抜群の安定感を保っていたことだ。ここ数年で歌に深みが増したとともに、持久力もついたんだなあと思う。

「I love you 心から 捧げる あなたのすべてに 素直に ありがとう」
(『Morning Glory』より)

曲ができて20年以上が経ったいま、『Morning Glory』のこの歌詞は、私たちToshloveに向けられている。だから、ライブの最後に、小瀧さんも退場して他に誰もいないステージで、自分でピアノを弾いて歌うのだろう。

曲が終わると、Toshlはステージ前方に出てきて手を振り、客席後ろのドアからではなく、ステージ袖から姿を消した。
Toshlが言ったとおり、じっくり歌を聴かせてもらったよ。本当に、歌が主役の、歌で勝負のステージだった。

そのあとしばらく待つと握手会のアナウンスがあり、列に並んだ。
今回は、スタッフさんが握手券の裏面にチェックを入れてくれたから良かった。前は、キャッToshlが写っている面に思いっきり黒いペンでチェック入れられて、ちょっと残念だったから。

緊張しながら少しずつ進んでいくと、私の二、三人前の人の声がパーテーションの向こうから聞こえてきた。
「緊張して昨日の夜は眠れませんでした」というファンに対し、「そうですか。寝てください!」と、よく通る声ですぱっと突っ込むToshlくん。そのやり取りに思わず笑ってしまい、緊張がほぐれた。ありがとう!

私の番になってパーテーションの中に入ると、いつものように、Toshlがテーブルの向こう側から出てきてくれた(テーブルを挟んでいると手が届かない)。
Toshlと人生で11回目の握手。相変わらず、柔らかくて優しい手。

Toshl「こんにちは! いつも来てくれてありがとね」

私「夜、すごいの楽しみにしてます!」

Toshl「うん、すっごいよ!」

もっと、何か気の利いたことを言えたらいいのにと、いつもほんのちょっぴり後悔する。
『Grace』を歌いながら客席を回ってくれたのが感動した、とか、『Bohemian Rhapsody』が聴けて嬉しかったし痺れた、とか、ライブの感想がいろいろあるでしょ、私!
でも、いいんだ。今回は初めての1日通し。夜も参加するよってことを伝えたかった。
それに、今回はちゃんとToshlの顔を見て話せたから、我ながら頑張ったなと思う。
それにしても、Toshlに話すときはいつも妙にハイテンションで上ずった声になってしまうのは、まだ課題だなあ。もう少し落ち着いて、しっとり話したいのに。

さあ、夜も楽しみだ!


(昼の部・完)


2018年05月08日(火) 【5/5】Toshl DINE & CONCERT 2018 昼の部 ��

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それから、MCを挟まずに『Forever Love』。
この曲は、X JAPANのライブとソロのライブとで歌い方が如実に変わる。X JAPANのときは、高音を素直にスパーンと伸ばして澄んだ声を出す。おそらくYOSHIKIが求めている歌い方なのだろう。ソロのときは、もっとねっとりとしていて、語りかけるような、物語るような歌い方だ。
今回は、いつものソロライブにも増して歌の表情が豊かだった。少しかすれ声で囁くように歌ったかと思えば(疲れて声がかすれているのではなく、たぶん、わざと)、突然、一点の曇りもない高音がパーンと突き抜ける。その切り替えがあまりに見事で、単に歌がうまいというより、曲の表現に巧さを感じた。
Toshlは、『Forever Love』をこういうふうに歌いたいんだな。1曲の中でいろいろな感情表現を見せたい、そんな曲なのだろう。

ここまではバラードが続いた。「シンプルなアレンジで歌をじっくり聴いてもらう」がコンセプトだから、こういうセットリストなのだろう。
ここで、Toshlが「次はみんなで盛り上がっていくぜー! 立てる人は立ってください」と促し、客席が立った。人と人との間からしっかりToshlの姿が見えるように、私も少し移動。
こういうとき「みんな立て!」ではなくて、さりげなく「立てる人は」と言ってくれるの、嬉しいなあ。

小瀧さんのピアノに加えてToshlがアコギをかき鳴らし、『時の海へ』。
それまでは静かに聴いていたけれど、この曲で初めて客席参加型になった。サビの「オーォディナァル〜ストラーァター〜♪」をみんなで歌う。綺麗な服装で、ホテルでのショーとは言え、やっぱり一緒に声を出せるのは楽しい。Toshlもにこにこノリノリで歌って楽しそうだった。
バンドサウンドもそれはそれで迫力があっていいけれど、エレキギターやドラムがなければないで、Toshlの歌がダイレクトに伝わって響くので、それもまたいい。

Toshl「まだまだ行くぜー! オルガスム! 昼からオルガスム!」

「昼からオルガスム」が気に入ったらしく、2、3回繰り返し言っては笑っていた。
『オルガスム』はアーティスト、オーディエンス共にエネルギーを大爆発させる盛り上がり曲なので、運命共同体の間ではライブの人気曲なのだけど、私はそれほど思い入れがないというか、あんまり血が騒がない。Toshlの歌の上手さが光らないのと、煽りが長いので途中で飽きるからかなあ。まあ、それでも、嫌いなわけじゃないので煽りには応えるし、Toshlと一緒に左右ヘドバンもやる。左右ヘドバンは何気に楽しい。そして、「お前らもやれ!」と促すようにしてあれをやるToshlはかわいい。

そんなわけで『オルガスム』を楽しみつつも、やはり周囲に比べると歓喜度が低い私は、自然と小瀧さんのピアノの音に吸い寄せられていた。
『オルガスム』はたしか去年2月のバレンタインRock祭りでもやったけれど、あのときはドラムやギターやベースにかき消されて、ピアノの音は聞こえなかった。
でも、今回はピアノがよく聞こえて、『オルガスム』をピアノでこうやって弾くのか! と新鮮な驚きがあった。あの高速ギターソロをピアノの低音だけでダンダンダンッと弾くのだ。なかなか斬新だし、原曲に負けず劣らず格好いい。しびれた。小瀧さんと自分の二人だけなのにこの曲をセットリストに入れるToshlも思い切ったことをしたと思うし、クラシックピアニストなのにToshlの要求と期待にきっちり応えた演奏をこなす小瀧さんもあっぱれ!

『時の海へ』の前だったかあとだったか、スマホゲーム『ORDINAL STRATA』の話をしていた。何万? 何十万? 何百万? とにかく、たくさんダウンロードされたらしい(Toshlははっきり数字を言っていたけど、私が忘れた)。
あと、夏にストーリーが進むという話。
ちなみに私はゲームやってない。ごめんよ。でも曲は好きだし、Toshlの声優っぷりは見事だったと思ってる。

それから、夜のコスプレの話。

Toshl「夜はついに精霊としが登場します。かなり頑張って作ったんですよ。すごいよ! 夜も参加する人は楽しみにしててね。びっくりするよ。びっくりさせたいから、まだ誰にも見せてなくて、小瀧もまだ見てないもんな?」

にこにこしながら頷く小瀧さん。
すごいのかあ、楽しみだな!

『オルガスム』が終わると、Toshlが「座ってください」とのことで、興奮冷めやらぬ中、みんな着席。

次は『マスカレイド』。ドラマ『MASK MEN』の主題歌で……という話。斎藤工さんにも歌ってもらったと言ってたかな。ドラマ観てないからよく分からないけど(またもや、ごめんよ)。今度ドラマのDVDが出るそうな。

初めて生で聴く『マスカレイド』は、歌声が力強く、ぐわあーっと迫ってきて、もう本当に圧巻。これぞライブの醍醐味! 音源もいいけど、やっぱり生で聴けて良かったなあ。ライブ冒頭でToshlが言っていたように、シンプルなアレンジだからこそ歌が際立つ。


(続く)


2018年05月07日(月) 【5/5】Toshl DINE & CONCERT 2018 昼の部 ��

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ここで小瀧さんがいったん退場して、Toshlがピアノを弾きながら『雨音』を歌った。
この曲は、ライブで聴くたびに感じることが違う。
2010年2月、初めて生で聴いたときは、Toshlが感じていたであろう痛みや苦しみを想って、胸がつぶれそうだった。
それから数年が経って、Toshlが精神的に安定、充実してきてからは、悲しいだけじゃなくなった。悲しいこと、つらいこと、苦しいことがあって、でも今こうして歌ってくれてることが本当に嬉しいしありがたいし幸せだ、と思った。もう大丈夫、悲しい思いはしなくていいよ、とも。その頃は、この曲をライブの最後に歌うことが多かった。精神的に本当の意味で復活してからも、この歌を忘れず、ずっと大切にしていきたい曲なのだろうと思いながら、しんみり聴いていた。
そして、今回。
今回は、ライブの最後ではなく前半に歌った。セットリストのどこに『雨音』を入れるかというのは、Toshlにとって結構重要な意味を持っているのではないだろうか。曲順の変化は、Toshlの心の変化そのものであるように感じた。
この曲をこれからも大切に歌っていくけれど、歌詞に込められた悲しみや痛みは過去のもの。『雨音』のあともセットリストが続いていくように、Toshlの人生にも『雨音』の先……幸せがあった。
私は、曲順の変化を勝手にそう解釈した。
Toshlがこの曲を歌いながら悲しいことやつらいことを思い出さなければいいな、とも願った。Toshlは、いろいろなことを忘れないためにも、自分の心を整理するためにも、この曲を大切に歌っているのかもしれない。でも、やっぱり、思い出さなければいいな、と願わずにはいられなかった。
この曲だけは、小瀧さんにも弾かせない。いつも必ずToshlが自分でピアノを弾いて歌う。そういうところも、『雨音』がToshlにとって特別な曲なのだろうと感じるゆえん。

『雨音』が終わると、小瀧さんが再び登場した。
オールナイトニッポンの話。良かったよね。でも、3ヶ月間だったから良かったと思う。ずっと続いてたら、しんどくなる……そんな感じの話。

Toshl「オールナイトニッポンにゲストで出ていただいた方たちと、そのあとも交流があって、お友達になっていただいて。僕、友達が少ないもんですから」

友達が少ないってのは別に悪いことではないと思うんだけど、Toshlが言うと何ともリアクションしづらいというか。そう言えばTUBEの前田さんとかアルフィーの坂崎さんとか、今はもう交流がないのかなあ。あと、葉加瀬太郎さんとか。葉加瀬さんとは、時期が悪かっただけで、コラボ自体はとっても良かったから、また何か一緒にやってほしいんだけどなあ。

Toshl「次の曲はカバーなんですが、僕が子どもの頃、それこそオールナイトニッポンを聴いていた頃、ちょうどこの曲もよく聴いていました」

そう言って紹介したのは、クイーンの『Bohemian Rhapsody』だった。Toshlの歌で聴くの、私は初めてだ。もちろんフルコーラスではなく、バラードの部分だけを披露。

こんなこと言ってはToshlに悪いかもしれないけれど、この曲はToshlが歌うとか誰が歌うとかってことより、とにかく曲そのものに圧倒される。
以前勤めていた会社に、デーモン閣下のファンがいた。デーモン閣下がこの曲を歌っているのがすごくいいと勧められて、You Tubeで観た。『Bohemian Rhapsody』という曲の存在は以前から知っていたものの、実は、ちゃんと聴いたのはそれが初めてだった。デーモン閣下の歌は本当にうまくて素晴らしかったけれど、私は歌唱力より曲自身が持つ力に度肝を抜かれた。ドラマチックで叙情的で、まるで一本の映画をぎゅっと凝縮して見せられているような重量感。悲しく、美しい。

Toshlが歌う『Bohemian Rhapsody』は、切なく、それでいて力強かった。感情豊かに伸びていく高音に、胸が締め付けられる。Toshlは、どんな歌も、自分のものにする。

Toshl「英語の歌を歌うと、コーチェラを思い出します。X JAPANとしてコーチェラに行ってきて……一週目はYou Tubeでも流れたから、観た人もいると思うけど」

ごめん、観てないわあ。配信されるのは知っていたけど、観てないわあ。

Toshl「海外のメディアも『Toshlの歌がすごい』と書いてくれまして。自慢じゃないんですよ? ただ、事実を言ったまでです。自慢じゃないですからね」

ここでも「事実」を強調するToshlくん。いいなー、ほんとに嬉しそう。たしかに事実だろうけど、自慢でもいいんだよ! Toshlの自慢を聞くの好きだから、どんどん自慢しちゃえ!

Toshl「どんなふうにすごかったの、小瀧くん?」

小瀧「そうですね。僕もコーチェラでずっとご一緒させていただいて、ライブのときは写真を撮らせていただいたんですけど、お客さんの盛り上がりがほんとにすごくて。曲が終わるとお客さんが、わーってなることはよくあると思うんですけど、みなさんToshlさんの歌声にどんどん盛り上がっていって、曲の途中でも熱気がすごくて……」

私が覚えている限りでは、小瀧さん、たしかこんな感じのことを言っていた。CUTTさんがいない中、Toshlの急な振りにもちゃんと答えてくれる小瀧さんであった。実際は、たしか2回振られて話してくれた。そして、小瀧さんの言葉を聞いて得意げなToshlくん(笑)。

Toshl「あのときはいろいろハプニングがあって、本当に大変でしたけれども。ステージ終わって帰るときも、ずっと砂漠を歩かなきゃいけなくて。時間的にちょうどビヨンセ帰りのお客さんたちに混じって歩くことになって。周りがみんな『ビヨンセすごかったな!』って言ってるから、何かこっちも合わせて『そうだよな!』って言いながら」

そう言えば、2年くらい前は移動のとき車椅子を使っていたけど、いつからか自分で歩くようになったよね。今回だって、広い会場内を隅々まで歩いて回ってくれたし。足と腰はもう完全に治ったのかな。良かった。
それにしても、渾身のステージを終えたあとに砂漠を歩かなきゃいけないって、そりゃあ大変なハプニングだわ。車が来なかったらしい。
コーチェラはToshlにとってとてもいい経験になったようだし、一週目より二週目のほうが声が出て、Toshl自身も満足のいく歌が歌えたようだし、Toshlが良かったなと思えるのが、私は一番良かったなって思う。せっかくなら、二週目をYou Tubeで流してほしかったみたい。

『Unfinished』は、何もかもが美しい。歌も、メロディーも、詩も、そしてピアノも。
そう、この曲はピアノの音が本当に美しくて聞き惚れる。Toshlの生歌は音源よりもはるかに厚く深く、感情豊かで、心のすべてで浸りきることができるのだけれど、それでも、この曲は歌ではなくピアノが主役と言っても過言ではないとさえ思える。
うっとりと聴きながら、YOSHIKIとは弾き方が何となく違うなと感じた。ピアニストによって弾き方は違うのは当然だ。具体的にどこがどうとは言えないし、どちらが良いというのでもない。ただ、小瀧さんが『Unfinished』をきちんと自分のものにして弾いてくれている感じが好ましかった。小瀧さんのピアノ、もっともっと聴いていたい。


(続く)


2018年05月06日(日) 【5/5】Toshl DINE & CONCERT 2018 昼の部 ��

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ステージ前方に置かれたアンプ? モニター? スピーカー? あれを何と呼ぶのかいつも分からなくなるんだけど、ときどきToshlが片足乗せるやつ、あれの上に虎のぬいぐるみがToshlのほうを向いて置いてあった。ぬいぐるみを見て「何か虎がこっち見てるんだけど」と笑うToshlくん。

Toshl「1曲目は20年くらい前の『Grace』という曲を聴いてもらいました。次は最近の……最近と言っても、もう8年前になるのか。復活したあとに出した『星空のネプチューン』という曲です」

『星空のネプチューン』は、Toshlののびやかな歌声が映える。だからかな、復活直後の曲ではセトリに入る率が高いように思う。楽器がピアノだけというシンプルさも、歌声を際立たせている。

Toshl「さっき裏でインタビューを受けていたんですけれども……何ていう番組だっけ?」

会場のどこかにいたらしい番組スタッフさんが前に出て「『ノンストップ!』です」と答えた。

Toshl「そうそう、『ノンストップ!』。インタビューしてたら小瀧が弾き始めちゃって、『ピアノの音聞こえない!?』ってなって、インタビューが雑になっておりますので、番組を観て、『Toshl、インタビュー雑だな』と思ったら、小瀧のせいです」

笑いながら手を合わせて頭を下げる小瀧さん。

Toshl「いやいや、55分になったら弾き始めてね、って僕が言ったからね」

Toshlくん、笑いを取ったあとは、ちゃんとフォローも忘れない。
裏でそんなことがあったのかあ。でも、慌ててる様子なんて微塵も感じさせずに『Grace』歌ってたの、さすがだ。

Toshl「別の番組も密着に来てます。他にもいろいろテレビあるんですよ。まだ言えないけど。言ってもいいのかな……」

客席「いいよー」

Toshl「いや、君たちが決めることじゃないんだよ(笑)」

こんなふうにToshlに突っ込まれながらのやりとりも楽しくて掛け替えのない時間だ。
次はToshlがギターを弾きながらの 『いつまでも どこまでも』だった。
この曲は、アルバム『Cherry Blossom』の中では歌う頻度が高い。好きなのか、思い入れがあるのか……と考えていたけど、そう言えば曲紹介でこんなことを言っていた。

Toshl「東京ドームホテルでのDINE & CONCERTも3年目ということで、みなさんに応援していただいて、協力していただいて、こうしてステージで歌えることが何より幸せです。本当にありがとうございます。そんな気持ちを込めて、この曲を歌いたいと思います」

幸せと感謝の気持ちを込めて歌う歌の最後には「あなたと私で生きてゆきましょう」という歌詞。この「あなた」をToshloveのつもりで歌っているんだろうと、都合よく解釈してみる。
原曲はピアノとバイオリンかチェロだけど、正直『CHERRY BLOSSOM 』はあまり聴かないので、私の中ではすっかりアコギを弾きながら歌う曲というイメージになっている。

Toshl「実は、この前の……何だっけ、僕すぐ番組名を忘れちゃうんだよね。スイーツの……」

客席「スイーツマジック!」

Toshl「そう、スイーツマジック。この前の放送で『故郷』を歌ったんだけど、本当はいまの『いつまでも どこまでも』も歌ったんです。で、あそこにいたフランス人のシェフもみんな、Toshlの歌が素晴らしいって、もう涙浮かべながら感動してくれて。放送ではカットされてしまいましたけど。テレビというのは残酷です。まあ、そういう事実がございましたので、みんな僕の歌に感動していたという事実を、みなさんにお伝えしておこうと思ったしだいです」

「事実」という単語を強調して自慢するのが、かわいい。嬉しかったんだねえ。こういう自慢するのも、自分の歌に自信を持っているからだと思う。


(続く)


2018年05月05日(土) Toshl DINE & CONCERT 2018 昼の部 ��

東京ドームホテルでおこなわれたToshl DINE & CONCERT 2018の初日に行った。
これまでDINE & CONCERTには何度か行ったことがあるけど、今回は初めての1日通しだ。
夜は、Toshlがテーマ曲を担当したスマホRPGゲーム『ORDINAL STRATA』に出てくるキャラ「精霊Toshl」のコスプレでデビュー当時みたいに金髪を逆立てる、しかもそのToshlとツーショット写真を撮れるってことで、絶対行きたかった。昼はアコースティックライブで、夜とは違うコンセプトだから、こちらも諦めきれず……。結局、勢いで通しを申し込んでしまったのだった。

長丁場だからメイク道具もしっかり持参して、東京ドームホテルへ。DSで来るたびに思うけど、地下にあるのに宴会場名が「天空」とは、これいかに。
DVDを買って握手券をゲット。受付でスタッフ(マネージャーさんかな?)に手紙を預けたら、「確実にお渡しします!」と言ってくれて気持ち良かった。
席は前から3列目の真ん中あたりのテーブルで、ステージが見やすかった。
ランチは着席ビュッフェで、ターンテーブルにテーブル人数分の料理が大皿で置かれていた。ランチだからそんなにボリュームないかなと高をくくっていたら、デザートも入れて8品も! 1品あたりは少量だけど、シーフードも鶏も豚も牛肉もあり、結構がっつり。デザートのキャラメルムースが案外さっぱりしていて美味しかった。いつもながら、料理も含めて撮影禁止なのが残念なところ。記念に写真撮っておきたいなあ。
ホテルの人が「夜はお肉などが固まりで出るので、切ってお出ししましょうか?」と言ってくれ、お言葉に甘えることにした(ランチは1品が少量なので切る必要なし)。さすがホテル、嬉しいお気遣いだ。
私のテーブルは一人で参加している人ばかりだったので、人見知りの私でもわりとすぐ打ち解けて話が弾んだ。運営側が席を決めるとき、そういう配慮をしているのだろう。二人組ばかりの中に一人参加がぽつんだと、なかなか話しづらいもんね。ありがたい配慮だわ。

食事が終わってしばらく待つと、BGMで『時の海へ』が流れた。ステージが紫色の照明で照らされる中、サポートピアニストの小瀧俊治さんだけが登場した。
Toshlの登場を心待ちにして胸踊らせながら手拍子していると、BGMが途中でフェードアウトし、派手な照明もいったん止んで、代わりに客席が再び明るくなった。
Toshlのいないステージで小瀧さんが一人、ピアノでイントロを奏で始める。
1曲目は『Grace』だった。

【セットリスト】
Grace
星空のネプチューン
いつまでも どこまでも
雨音
Bohemian Rhapsody
Unfinished
Forever Love
時の海へ
オルガスム
マスカレイド
CRYSTAL MEMORIES
Morning Glory

ピアノのイントロが終わる直前、後ろの扉、つまり私たちが会場への出入りに使う扉が開いて、Toshlが入ってきた。名古屋公演か大阪公演、あるいはその両方だったか、Toshlが客用の扉から登場したという情報をネットで見ていたから、この登場を予想してはいた。けれども、実際にそうやってステージ袖からじゃなく客席側の扉から登場されると、Toshlを近しく感じてちょっと感動である。
Toshlは歌いながら、ゆっくり客席を回った。
シンプルな黒のインナーとジャケットという出で立ちで、全身すっきりとした黒でまとめている。トゲトゲやピカピカ、ごてごてした衣装より、こういうシンプルな装いのほうがいいと思うよ。痩せて見えるし。

豊かな歌声が会場に広がる。Toshlはとてもリラックスした表情で歌っていて、今まで聴いた『Grace』の中でも一番やさしくて柔らかく感じた。
テーブルの間を歩きながらマイクを持っていないほうの手を伸ばして、一人一人とソフトタッチしていく。途中、まだ歌が続いているのに、空いている席に腰かけて「料理、もったいないじゃん」と言ってテーブルに残った料理をつまみ食いする場面も(私のところからはっきり見えなかったけれど、さすがに誰かの食べ残しを食べたりはしないだろうから、ターンテーブルの大皿に残っていたものだろう)。歌は極上なのに、1曲目からそういうお茶目で素の表情を見せてくれるのが嬉しい。
一口食べたら、すぐ歌に復帰。
そして、だんだん近づいてきて、私のすぐそばへ。軽く、手に触れることができた。一瞬でもこんな真横で歌ってくれるなんて、初めての経験だ。もうこれだけで、来て良かったと思える。

それから、遠くのテーブルを回るToshlを眺めていたら、何だかジーンとした。嬉しいのは近くに来てくれたときだけど、遠くにいるときのほうが胸にこみ上げるものがあるのは不思議だ。遠くと言っても、ステージの上じゃない。私たちの間を歩いている。だから、感動するんだろう。私たちと同じ場所に下りて、私たちの間で歌うことを、単なるファンサービスじゃなく、Toshlがそれを楽しんでいるように感じられる。
Toshlの歌声と嬉しそうな表情と「My Love 永遠へと続く」という歌詞とが相まって、至福の空間を作り上げる。
この曲、いい歌だな……と、改めて噛みしめた。

ちょうど曲が終わるころ、広い客席を回り終わってステージに上がった。何とうまいペース配分!

Toshl「こんにちは。昼の部は今までの集大成ということで、なるべくシンプルなアレンジでじっくり聴いていただける曲を用意しました」

ここ1年くらいかな、Toshlは自分の歌に自信を持てているんだなというのが伝わってくるようになった。YOSHIKIの要望に応えられないとか、X JAPANのヴォーカリストとしてふさわしくないんじゃないかとか、そんなToshlはおそらくもういない。歌うことに自信があって、自分の歌が人にどれほど求められているかを分かっているから、「歌をしっかり伝えたい、届けたい」という想いが強くなったのだと思う。歌を伝えたいと思ってくれることも、しっかりじっくり聴かせてくれることも、嬉しい。


(続く)


2018年05月04日(金) 食べすぎな日々

最近、外食が多い。
外食すると、つい食べ過ぎてしまう。食べ過ぎをやめられないんだよなあ。
だから、家ではなるべく少食を心掛けるものの……。





写真は10日ほど前に行った和食屋さんのランチ。
プラス200円で白米を筍ご飯に変えられた。
その頃、ご近所さんなどから立て続けに筍をもらったので、家で連日のように筍ご飯だったのだけど、外でもやっぱり筍ご飯食べちゃう!
家には家の、お店にはお店の味があるから、飽きない。それぞれに美味しい!

そして、パスタ頻度高し!
この一週間で4回食べたなー。

・オイルベース
・ペペロンチーノ
・ナポリタン
・ボロネーゼ

パスタは味も具も種類豊富だから、頻繁に食べても飽きがこなくて助かる。上の他にも、ペスカトーレもボンゴレもジェノベーゼも美味しい♪
ちなみに、私はパスタというとスパゲッティしか食べれないのであった。フィットチーネもペンネもマカロニも好きじゃないのよねー。


2018年05月03日(木) 短歌もどき

昨日、空を見上げて感じたことをもとに詠んでみた短歌もどき二首。


雲に透け希望のような薄光に 叫びたくなる 5月2日

風つれて企み顔で君翔ける 二十回目の5月2日


春、特に5月2日は空を見上げたくなる。
死者は地中ではなく天にいるという宗教観は、生者のためにとても理にかなっていると思う。
顔を上げる、空を見上げるという行為は希望を見出そうとする気持ちにつながる。俯くのではなく顔を上げることは、生者が生き続けていくために必要なことで、死者を想うときに自然と空を見上げたくなることそのものが、死者からの力強い後押しであり、大きな贈り物であるように思う。

「プレバト」が結構好きで、中でも俳句のコーナーが好きなんだけど、もし自分でやるなら俳句より短歌がいいなと思う今日この頃。


2018年05月02日(水) 20年、生きてきた

あの日に生まれた誰かは二十歳になり
あのとき高校生だった私は37歳になり
あのとき32歳だった彼らは52歳になった

貴方は永遠の33才だろうか
それとも、53歳になったのだろうか

酒飲みすぎるんじゃねーぞ!!

地上より、愛をこめて。


桜井弓月 |Twitter|Facebook


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