『チャイナタウン』Chinatown　１９７４年　ロマン・ポランスキー監督


DVDをいつか購入しようと思っていた作品だから

NHK-BSで放送されることがわかって渡りに船のウキウキ心境で

予約録画をスタンバイした。

再見する。

初めて見た時にも作品的に佳作だと思ったけれど

心を打ち抜かれる感覚はなかった。再見しても同じだった。

男性の生理が勝った作品だ。

この作品を見て心底響くとしたら多くは男性だろう。

テーマ、技術等の面で良い作品なのだろうが、

女子の視点から何だか釈然としない後味が残る。

ジャック・ニコルソン演じるギテス一人の行動を追って進行する描写が

単調と見えなくもない。

佳作だと認めることはできるが、好きな作品ではないのが正直なところ。




ツカミ　　　ギテスの元へモーレイ夫人と名乗る人物が夫の浮気調査の依頼にやって来る。

ポイント１　ギテスの元へ本物のモーレイ夫人がやって来る。

Mポイント　　ギテス、クロス氏と会う？

ポイント２　ギテス、モーレイ夫人宅の池で眼鏡を発見する？

エンディング　モーレイ夫人、駆けつけた警官に射殺される。
　　　　　　クロス氏、キャサリンを連れてチャイナタウンの闇に消える。

『俺達に明日はない』Bonnie and Clyde　１９６７年　アーサー・ペン監督


再見だと思う。

ボニーとクラウドが池辺で保安官を捕まえて

写真を撮るシーンを見た記憶が蘇る。

ほとんど初見感覚で見た。

１９６７年製作だと確認してショックだった。

こんなに繊細で充実したキャラクター描写とビビットな風。

今より今を感じる。







ツカミ　　　　ボニーが窓から、車を盗もうとしていたクラウドを見つけ
　　　　　　　お互いに引かれ合う。一緒に行動する？

ポイント１　　ボニーとクラウド、農家の空き家で銃の練習。
　　　　　　　農家一家が銀行に追い出されたと聞いた後、
　　　　　　　クラウド、銀行を襲うと宣言？

Mポイント　　ボニー、クラウド、捕まえた保安官？と池辺で写真を撮る？

ポイント２　　C.W.モスとブランチがチキンを買いに行く。
　　　　　　　店客にC.W.モスの拳銃が目撃され通報される。
　　　　　　　↓
　　　　　　　ボニーとクラウド達が宿泊する宿泊所が警官達に包囲され
　　　　　　　銃撃戦となる。逃亡。

エンディング　ボニーとクラウド、C.W.モスの父親宅に身を寄せる。
　　　　　　　C.W.モスの父親の司法取引？により
　　　　　　　ボニーとクラウド、警官に一斉射撃を受ける。