2012年05月31日(木)
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『AERA』表紙ー!
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久しぶりに購入。10年近く離れていたかも。 (昔は買ってたけど、"女性向けニュース雑誌"への狙い過ぎが鼻につくようになって、止めてしまった。)
『AERA』表紙はやって欲しいというか、やっておいて欲しい、と思っていたので大変にめでたい。 保存用と実用で2冊買う? それもアホ? と思っていたが、地元本屋でまさかの完売。 じゃあいいか1冊でって。ねじ外れてる。つか、疲れてる。
よしながふみの『アンティーク』みたいに、深夜までやってて、美味しくて、店員さんがかっこいいケーキ屋さんが近所に欲しいー。
2012年05月30日(水)
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やっぱり苦手だ。宮沢賢治。
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改めて思う。 やっぱり苦手だ。宮沢賢治。 嫌いというのではなく、「私には勿体ない方で・・・。」という感じ。
初めて読んだのは、確か小学校高学年。 小2で偉人伝コンプリートからずっと、ナチスドイツと太平洋戦争モノを中心としたノンフィクション一辺倒であり、 これではあまりにも一般教養に欠ける、と半ば義務感で読んだ。 その時の感想。「綺麗ごと言いやがって」
その後、時をおいて何度か読んだが基本的には感想は変わらず。 経歴を知り、なるほどと思う。 多分、私は"教育臭"が苦手だったのだ。
素封家の長男として産まれ、首席で旧制高校に入学。 誠実このうえ無い実践者として農民の相談相手として生きた。
おそらく、"こうしろ。ああしろ"とは言わないだろう。だから教育癖ではなく"臭"。 でも、お手本であることに自覚的ではあった。
一例が『注文の多い料理店』の広告チラシ。もちろん作者自身の手になるもの。 「これらは正しいもののの種子を有し、その美しい発芽を待つものである」 「これらは新しい、よりよい世界の構成材料を提供しようとはする」 などなど。
味噌汁の味噌が沈殿した上澄みを思う。 透明であり、清浄であり、美しい。 それが苦手だ。
先日読んだ本で、宮沢賢治を、同時代の詩人の尾形亀之助と対比させて書いていた。 同時代、同じく東北の素封家出身。なのにこちらは一生親のすねかじりのとんだぐうたらだったと。
でも、その本を読み、その後WEBにUPされているのを読むと。 私はこの人の自嘲や寂しさ、あるいは社会を包む得体の知れない空気や飛び交う悪意のベクトルへの恐怖はわかる。 最後は餓死のような自殺に近い死に方をしている。
と思うと。 "そこには何であれ可能であって、一瞬にして氷雲の上を飛ぶことも出来るし、赤い花の下のアリと話すことも出来る。 罪や悲しみでさえ、そこでは聖くきれいに、輝いている" と描写するイーハトヴなる夢の国を己の脳内に描き、実生活の風雨から守り続けた宮沢賢治の繊細さは強靭な精神力の上に積み上げられたものだとわかる。
凄いです。立派です。 私はダメ人間の尾形亀之助の詩の方が好きです。
++++++++++++++ 昼の街は大きすぎる 私は歩いてゐる自分の足の小さすぎるのに気がついた 電車位の大きさがなければ醜いのであつた ++++++++++++++
作品も話はさておき、朗読会の感想。 段田さんは以前舞台で拝見してTVで見るより物理的にも存在感もずっと太くて深いと知っており、 その通りの安心感。 木村佳乃は松岡修造と並びお育ちの良さがいい面に出た人との印象。 てらいと屈託のない凛と真っ直ぐな声と在り方は変わらずも、優しさが強くなった。
山本さんは穏やかにそこに居た。 この人の濾過装置はどこにあるのかなと思う。
そして、おそらく会場のほとんどが感じたであろう感想。 「雨にも負けず」⇒ まるで磐音様のこと言ってるようだー
2012年05月22日(火)
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立ち読み 『ダ・ヴィンチ』
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金環日食! 見ましたとも!
もう一生見れないかもしれない天体ショーを見ずして何をしろと。 綺麗だったねー。 風が吹いて、気温がしゅーって下がったのは、気のせいとしても。 やっぱり体感して見ないと!
話は変わって、立ち読み『ダ・ヴィンチ』の話。 堺さーん。世代かなぁ。子供の頃の読書体験が重なるところありすぎ。
私も図鑑好きだったぁー。 今でも歯を磨く時、服を着替える時は、本を読みながらだけど、 それは幼稚園の頃からそうで、大体、宇宙とか地球の図鑑を足の指で押さえながら、着替えてたよ。 毎日読んでた。
百科事典もあったよ。ただ、貰いもので多分10年以上古かったんじゃないかな。 各国の民族衣装の塗り絵塗りながら、「このベトナムって、北?南?子供用だからって、馬鹿にしないでちゃんと書いて欲しいよね」と、勘違いの憤りを抱えてた思い出があるもん。
偉人伝も学校にあるのは全部読んだよー。(残り数冊になった時点でコンプリートを目指した) 偉人になろうとは思わなかったけどな。これは性別の差か?
逆にむかいり。全く好みが合わないこと判明。 桐野夏生、森見登美彦、百田尚樹と来た。
全部苦手。
桐野夏生はえぐくて、森見登美彦は乙女過ぎて、百田尚樹はあざと過ぎて、読後吐きそうになる。 「本が視界に入るのもいや、即刻叩き売る!」レベルで苦手。
うーん。ここまで苦手本を揃えてこられると逆に興味があるな。 他に好きな本はなんだ?好きな映画とかどんなだ?
2012年05月18日(金)
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金環日食のホロスコープ
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暇と書いた途端に、暇が揮発した。 コトダマか?違うな。
金環日食について書きたかった。 新月の1バリエーションと言ってしまえばそれまでだが、観測地点も限られるし、そうそう頻繁にあることではない。 しかも、首都を通るとあっては、やはり興味がある。
ホロスコープで見ると、日食はふたご座の0度で起きる。 オーブを広く取ると、おうし座の木星と水星が合と言えなくも無い。 しかも、11室。友情や趣味的な交流を表す場所。 好奇心旺盛な水星とあれこれとっちらかしの木星が集まると。
ざっくり言うと、身近な人とおしゃべりを楽しむ。って印象。 夫婦とか親密な関係をじっくり煮つめる、というより、通りすがりでちょっと興味深い人とさらっと情報交換。 金星がふたご座の23度に入っているし、のりとしてはカフェで隣の席になった女の子に 「そのバックかわいー」って言う感じ。
もしくは、あれだ。 夏の夕暮れ、縁台で涼みながらの四方山話。 木星なので話題は多彩で、ざっくばらんで話はあっち飛びこっち飛びしつつ、のほほんと。
オーブを広く取れば、うお座の海王星とおとめ座の火星とTスクエア。 これまたサイキックな。 ま、庶民の噂はそもそもが時代のオーラを吸い込んだものだから。 納得。
って、考えると世相としては、ジモティな交流の活性化っつーとこか。 大企業・大資本の勢い加速という気はしない。 でも、この流れってここ数年あるよね。 それが加速すると考えればいいのかも知れん。
スカイツリーの開業が金環日食の翌日っつーとこも狙いすぎ。 やっぱり、このツリーは時代の転換点なんだろうな。
その他、気になることとしては、鏡リュージのを読んで知ったのだが。 今の総理大臣って日食の前の日生まれなのね。 で、オザワイチロウのホロスコープでは太陽が日食の双子座の0度にあるとか。
日食は卑弥呼の例を引くまでも無く、王の死を意味する。 えっと、つまり。。。変わるの?また?
王の死の連想で見ると、前回の金環食は1987年 沖縄で。 日食の影響は1時間を1年と考えると言う。2時間以上続いたらしから、当然1989年は入る。 沖縄っつーところも気になる。何かと因縁はあるし、訪問に向けての執着もあった(というか、金環食の時期に丁度予定もあった)ところだから。
今度はその意味では何と言っても首都を通る。 記憶が正しければ、継続時間は3時間を超える。となると、3年間。。。 ま、寿命がわからないのは誰でも同じだ。
なにやら更新が頻繁。 さては仕事暇だな? 暇です。
上手くいってEndで暇ではなく、ぽしゃって仕切りなおしで暇な状態。 決して良い状態ではないが、まぁ何が出来るわけでなし。 後は白船とスイスの寒村にでも隠遁するほど、何も無いわけではないのが、返って面倒。 何時までこの状態かもわからんし。 で、まぁキーボード打ってさえいればカッコは付くので、日々つらつらとってそんな感じ。まさかUPはしないが。
ぽしゃったと言えば、先日FitnessClubでTarzanを読んでいたら、阿部寛が 「時代劇出演のために一ヶ月殺陣の稽古をした。結局、その話は流れてしまったが・・・」と言っていた。 えーっ何だったんだろう?何で流れてしまったん? あーだめだ。下種な方向にばかり食いついてはいかんね。 阿部ちゃんの殺陣見たかったな。迫力は申し分なさそう。残念。
殺陣っつーと薄桜記の話。 原作探して、地元の古本屋5件も回ってしまった。 無事150円でGET。 Webで買うことも出来たのだが、散歩がてら探すのも乙かと思い、何回かに分けてほてほて歩いて回った。 見つけたときの嬉しさったらない。値段も安いしな。
市川雷蔵が出ていた『薄桜記』はかなりストーリー変えているのね。 (って予告編をYoutubeでしか見ていないけど。でもあれ予告編というかほぼダイジェストだよなぁ) 今回は登場人物の面子からみると、わりと原作踏襲っぽい。
でも、赤穂浪士の討ち入りを真夏にやるかぁーって感想。 あれ年末の風物詩だろ。 それこそ「お題は冬ぞ!」 しかも、どこをどう切り取っても悲愴一直線な話。それを真夏にっ!オリンピックを横にっ! 不思議だ。冬に地上波で再放送するかな。でも続けて10月からは流石に無いよな。。。来年の年末とか、どだ?
で、もちろんあとの関心は、TTBが終わった後の山本さんの活動予定に向かう。 ホント関心の方向がミーハーだ。
関心が下種繋がりで書いてしまうが、TTBの日程も謎なのよねー。 金曜日に休演って普通ないだろ?日曜日に休演はなおさらだ! みたいな。
2012年05月14日(月)
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お食事も飲み物も全てお任せ一本
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新聞で知った。 日野新選組祭り大変なことになっていたのね。。。 パレード見ようと思ったのだけど、うっかりタンドリーチキン買ってしまい、 温かいうちに家に帰ろうと、南口には回らなかったのだ。 全く知らなかった。
何て事しやがる、との感想。 人の楽しみに、それまでの努力を邪魔する奴は蛇に食われてしまえ!
=======================================================-- さて、全く違う話に。 ひょんなことから知ったお店の話。たまたま予約が取れたので行ってみた。 場所は神楽坂。 カウンターのみで10席。シェフ1名でまわしている。 シェフが電話番も皿洗いもお運び(と言ってもカウンターだけど)も全部やる。 メニューはなし。お食事も飲み物も全てお任せ一本。
皿を出すと同時に、それにあわせたワインを注いでくれるという。 それはいいな! というのが来店の動機。 家では開けても赤白一本ずつがせいぜい。 外に飲みに行ってもグラスワインは種類が限られているか、何種類かあってもベストマッチのものを自分で選ぶほどの知識がない。
メニューはないが、お皿を出す時に、グラスに注ぐときに解説はしてくれる。 ただし、あれこれ聞いた話はほぼ忘れた。 いい感じにとろとろになっていたこともある。一応皿数位はメモっておこう。
・何とかっていう貝の燻製。自家製だとか。 ⇒オレゴンあたりも発砲酒と合わせる。 ・カリフラワーのスープ。仕上げに白トリュフのオイルがかかる。 ⇒白だった。 ・鮭を砂糖と塩で一晩水抜きし、白ワインで戻したもの。 ⇒さっきとは別の白 ・海鮮だしに生姜の効いたリゾットも食べた。 ⇒赤だった気がするんだけど、おぼろげ。 ・マスカルポーネにグレープフルーツのマーマレードとアカシア蜂蜜を掛けたもの ⇒甘口のロゼ ・メインは、ホタテ・鴨・ラム・イベリコ豚の4択。私はイベリコ豚を、同行者はホタテを選択。 ⇒赤で2種類 ・デザートはローズマリー風味のチョコレートムース。 ⇒自家製のリモンチェッロとカルヴァドス ・つまみにチーズもくれた。
おおよそこんな感じ。
若干塩がきつめ。My塩を持ち歩くほど塩分大好きーな私が食べてしょっぱいので、なかなかのしょっぱさかと。 酒のつまみということなのか。
トリュフは白トリュフオイルのほかに、メインの付け合せのクレソンも黒トリュフ和えだったもんで、 翌朝起きたら毛穴からトリュフが出てきそうだった。
天にも昇る美味しさ〜 ということはないが、 カウンターで10人ほど、かつ、同じものを食べている気安さなのか、話をするわけではないが、なんとなくの一体感があり、楽しい。 仲良しのシェフ(いないけど)の家に遊びに来てしまいました、という感覚。
なぁんも選ばず、「良きに計らえ」と鷹揚に構えているだけっていうのも、お殿様ごっこみたいで気分がいい。(笑)
今回は連休期間中でもあり、材料が手に入らず苦労したとのことだったので、(あと天気も荒れたしね) 食材ふんだんな時期(秋かなぁやっぱり)にもう一回行ってみたいな。
お値段は1人1万円きっかり。 コスパはまぁいいじゃなかろうか。
天気も良いし、散歩がてら「今年も兼定にご挨拶を」と思い、土方歳三資料館に行ってまいりました。 日野新選組祭りと日が重なっていたこともあったのか、門の外まで行列がー。
帰ろうかと思いましたが、大人しく並び、入館後は兼定目がけて一直線。 丁度人の流れの谷間で、かなりじっくりお目通りかないました。 感無量。 飴は売り切れていた。残念。
思えば、初めて行った時は生家が残っていた。中学生で雨でした。 入館日を勘違いしていて入れず。。。 ホント悔やんでも悔やみきれない。
多分、前にも書いたけど、何度でも書く。 あの日のあの衝動は運命の日だと思うから。
出会いは人から貰った古雑誌『歴史読本:新選組特集』。 テスト前とかで部活がなかったのか、昼下がりのソファーの上で読んでいた記憶がある。 で、一気にはまり、そのまま自転車を出して古本屋(新刊を買うお金がない)に駆け込み、『燃えよ剣』を買った。 2冊で400円。BOOKOFFがない時代、古本も結構高かった。
今も持ってる。ページが取れてるけどこれは捨てられない。 映像は見るのを避けていた。 脳内に"私のトシ"が居たからだ。
大河ドラマ『新選組』は、SMAP好き新選組好き三谷好きだったし、ま、そろそろイメージはイメージとしてと わりきろうかと思ってみた。
一話で"私のトシだー!!!" で、そのまま深入り。
中の人はトシじゃない。惑わされるなーと思って距離を置いていたが、どうにも頭にちらちら残り、 じゃあ一回しっかり見て別物だと思えば離れられるかと『Last Five Years』を見て、 トシとは別の穴に一気に落ちて今に至る。。。と。
歴史秘話ヒストリアの土方歳三の回を見た。 それぞれに"私のトシ"がいるのだろうが、"私のトシ"は言わずもがな。
2012年05月11日(金)
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「ブログとかツイッターを普通の人がやる意味がわかんない!」
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随分前になるが。 昼食でパスタ屋に言った時のこと。 隣の席の女子社員風の人が、「ブログとかツイッターを普通の人がやる意味がわかんない!」と言う。
本を読むふり続けつつ、話が面白くて聞き入ってしまった。 彼女の主張。
・商売している人が宣伝でやるのはわかる。 ・私も乗り遅れるのも困るなと思って、アカウントは持ってる。 ・でも、知り合いに伝えたいことは直接とかメールとかで言う。 ・日常生活別に書くほどのこともない。 ・たまのイベント(友達とどっか行ったとか)も個人情報だしちゃいけないかなと思って、書くの遠慮してしまう。 ・の一方で、人にはしっかりブログとかに顔出し写真とかアップされて、削除して欲しいなと思いつつ、何様と思われそうで言えない。 ・それか、「この間の旅行の書いたよー」とか知らせてくる度に、読まなきゃいけなくて、大して面白くもないし面倒くさい。 ・放置していると「見てくれた?」と聞かれて、「見てない。」と答えるとすっげー冷たい人扱いされる。
結論:面倒だからいらん!
だよねぇ。わかる。 知り合いの知り合いの次くらいの女子高生のブログ見た(見てと言われた)ことがあるけど、面白くない上に色々無防備ではらはらする。 他の人のも見たけど、要するにしみったれた日常なんて人が読んで面白いもんではない。
って、Webの日記に書いているお前はなんなんだというと。 そりゃ自分が楽しいからだろ。
加えて、見たこともあったこともない人のブログ(その類を含む)も頻度はまちまちだが定期的にチェックしている。 山本耕史さん系で4つ。 ⇒ 視点の置き方と文章が丁寧/短い感想がぴりっと鋭い/情報が幅広い/上機嫌は大人の作法 の4種類だ。 他2つ。 ⇒これは2つともに、生活のあれこれの選び方が素敵。
何故読むか。 それはその人の魂が好きだから。 何を考え、何を思い、を知ることが楽しいし、興味深いから。
思うにWebって自由じゃん。 背後霊のようにつきまとう、容姿外見、財力、社会的地位のフィルターをかけずに、魂むきだしで勝負かけてる感じ。 そのナマな感じが好き。 あと、敢えて金にもならんもんをちまちま書きつける表現衝動の業のようなもの、(日常生活で昇華しきれない情動か?)が愛おしいから。 (もちろん好みはある)
だからこれからも、きっと読むし、おそらく書く。 私はな。
でもスキーやる人もやらない人もいるんだから、別にWebでの発信なぞ、したくなければする必要なく。 つか、スキーなみにやる人少なくてもよさそうだが、妙に強制力がある風潮はたしかにいやだな。 でも、かつてはスキーだって「えーやらないの」の時代もあったのだから、そのうちブログとかもすたれるかも知れん。
2012年05月10日(木)
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『平清盛』って日本の家電っぽいなと思う
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録画で先週の大河を見た。近衛帝崩御の回。 畳み掛ける"帝のご容態かんばしからず"が重低音リズムのような、時代の動きを感じさせる回でした。 面白かった。
清盛は"仲良うなっていただく!"と少年ジャンプのような宣言をする以外、目立った活躍もなかったが、 リーダーとしての格が出てきた。 マツケンは静かなで内側に奥行きがある役が似合う、と思う。
やっと、清盛が時勢の流れの端っこにではあるけれども、登場してもおかしくない地位に来て、 展開に無理がなくなってきたことも、面白かった一因かと思う。 (ってことは、これから案外面白いかも・・・)
要するに、今までの清盛はかやの外ではないにしても、流れの中心部ではない。 それを無理やり中心にもってこようとするから、場に合わない小汚い少年・青年がのこのこ出てきたり、 公式の場でやんごとなき方々が心情ぶちまけたり、武家のイチ小僧を皆して持ち上げたり、ホームドラマの回を作って連続ドラマをぶったぎってみたり・・・になっているのでは? いいじゃないか。時代を動かさなくても。傍観者の主人公で。もしくは、巻き込まれつつ、泳ぐ人で。 「宮中ではこうなっている、ら・し・い・ぞ。で、どーする?」ではいかんのか。
無理な主人公回と持ち上げのおかげで、時流の中心人物の思惑を描く時間がなく、 「なんで対立しているの?」「なんでここまでのし上がりたいの?」「どうしてそこまで嫌うの?」の後ろにある登場人物の思いが見えない。 話の底が浅い、薄っぺらい話になってるようにみえる。 ドラマのことばかり考えている作り手や、そもそもの背景を知ってる(もしくは収集している=私)人は、脳内で背景補完するからいいけど。 そんな暇人ばかりじゃねーよ。
過剰に機能が多くて使いにくい日本の家電を連想する。 誠意があるのはわかる。努力もしているだろう。が努力の方向が専門バカ。 微妙な高機能や付加価値じゃなくて、使い勝手が良くて、置いてかわいいのが欲しいんだ。
うちのBDPlayerは、ディスク取り出しにいちいち"HDDを起動しています"と言う。 起動しなくて良いから、トレイとっととあけろや、と思う。以前の(メーカーは同じ)はすぐ開いた。
再生に失敗しました。と言われることも数回あった。 前のDVDPlayerはそんなこと一回もなかった。 他の人に聞いても、前より使い勝手悪いーと言う。
多分、裏っかわでは複雑なプログラミングがあって、知れば知るほど、すっげーと思い、時間かかるのも無理ないよなと納得するのであろう。 が、そんなことは使い手には関係ない。 取り出しボタン押したら、トレイがさくっとひらき、再生と言ったら再生して欲しい。
清盛見ていると、そんな日本の家電を思い出す。 専門家ががんばりすぎて、使い手の気持ちから離れてる。 すっごく勿体ない。
キャスティングは大絶賛なんだけどな。 シーンシーンは良いんだけどね。 作り方全体が残念。 ごっしーのガラス細工のような危うさ、崇徳の怨念へびなわは毎度すごいね。 お経を読む頼長様の目が真っ赤。さすが細かい。
2012年05月09日(水)
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スカイツリーから日光、日光から会津へ
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確か"ガイアの夜明け"か何かで見た。 「スカイツリーの客を東武鉄道で日光まで呼び込み、さらに、会津に引き込む!」との観光キャンペーン。 ふーん。いいかもね。がんばれー。と思い、その時はそれっきり。
数日後。 ベッドから飛び起きる。 「ちょっとまて、日光って徳川の霊廟で、会津っていやぁ戊辰戦争。どっちも徳川の拠点じゃん!」 鉄道は気を通す気脈だという。 っつーことは、これどういうことだ。落ち着け落ち着け。
まず、スカイツリーだ。 皇居の鬼門という人もいるが、ま、これは正確に東北じゃないし、ちょっと緩い。 ただし、地名が業平橋。
在原業平。 天皇の奥様候補と駆け落ちをした人。自主的配流で業平橋の地まで流れてきた人。 反藤原、親紀一族。六歌仙。惟喬親王派。 思いつくのはこんなところ。
まず、京の貴族がつてもなく、関東に流れてくるはすがない。 誰かを頼ったのは間違いない。誰を頼ったんだろう? 惟喬親王と言えば木地師・漂白の民ネットワークの中心人物。これかなぁ。 浅草界隈は熊野と同じ名前が多い地域。紀の一族に近いことから、熊野系を推測させる。 スカイツリー。ツリー=木=紀州=紀氏で繋がる!(これは駄洒落か)
惟喬親王って言えば、崇徳なみに天皇家を呪っていた人。 その一派のゆかりの地というのはひっかかる。
ついで、日光。 古くから開かれた山岳信仰の霊場。鉱物神奉っているところ。家康の霊廟。江戸の北。鶴岡八幡宮と綺麗に南北一直線に並ぶ。天海が張った結界。 イメージはこんなところ。
日光から浅草までの線路が通じているのは今に始まったことじゃない。 武蔵野の古刹を結び、気を流しているのだと聞いた。
が、この気脈に電波塔がのるっては話が別。 発信力倍増だ。 しかも、高さがムサシ(634メートル)と来た。 途中で計画変更があって云々言っているが、まさか信じろとでも?!
で、会津。 徳川と縁の深い土地であり、賊軍の象徴でもある。 以外にも、何かあったような・・・。と思い当たる本をめくってみたら、天海の生まれたとこって会津やん!
会津ー日光って、生地と墓地のラインだったのね。 その延長に電波塔を置くかぁ。えぐいな。 武蔵野の地霊満ち満ちまくりだ。
で、あともう一つ。 会津の伊佐須美神社。主祭神はイザナギとイザナミという。 日光はその名からして、太陽とするとアマテラス。 スカイツリーは木。木っつったら、スサノオだ。おぉ繋がる。 視線を北に向けると、出羽の国には月山があり、主祭神はもちろんツキヨミだ! 揃った揃った。
で、思うに。 あんまり皇室よりの気脈には感じられない・・・。 どっちかっていうと、源氏もしくは武蔵野の力を伸ばす感じ。
業平橋の業平がそもそもな上に、業平とくればコキュの旦那は水尾天皇。日光には後水尾天皇の奉納もあり、"水尾"つながり。 藤原氏に徳川氏に抵抗して、結局負けた方々。あんまりゲンが良い結びつきじゃない。 ゲンって言えば、皇太子に"徳"の字をつけた時点でどうかと思うが。 神話時代を除けば、徳のついた送り名の天皇は、皆直系の子孫に引き継げていない。 今の大河に出てくるところで言えば、崇徳・安徳。 あえて選ばんでも良い字と思うし、案の定、だ。
ガイアの夜明けでは、もう一箇所東京の新名所として、渋谷ヒカリエを取り上げていた。 渋谷っつーと、すり鉢の底。 とても聖なる気に満ちた土地とは思えん。むしろ有象無象・百鬼夜行がよどむ場所。
地図を見る。 ぱっと見、皇居の新宮殿を中心にスカイツリーと等距離・対極にあるような感じ。 うーん。ますます。雑駁な武蔵野の地霊が立ち上る気配。
遷都もしていないし、そろそろ京都に戻るのかなぁ。 そのうち起きるであろう地震か何かを契機に。
そういや、東京で"京"の字が入る鉄道は、陵とか天皇家縁の神社をつなぐ線と聞いたことがあるが、 今回スカイツリーは東武、ヒカリエは東急の主幹。入る字は"京"ではなく、"東"っつーとこもナイス。
思いつきでつらつら書いたけど、もうちと探ってみようかな。 と、書き終えようと思ったが、スサノオっつったら、根の国つまりは冥界の王でもあることに思いが至る。 渋谷はその土地の形状がまんま蟻地獄の巣。冥界の入り口と言えなくも無い。 うーん。冥王星っぽいかもしれん。つまりは破壊と再生。再生があれば良いけど単なる破壊かも。
でも、ツリーの凸と渋谷の凹でバランスを取っていると見えなくも無い。 となると災いよけになってるのか?
ま、とにかく気長にちみちみと、見ていこう。
「確かに、長くなった気がする。」と言われた。 まつげの話。
1ヶ月ほど前に購入し、1日1回就寝前に1滴を両目の睫根元にちょんちょんとつける。 本当は片目1滴らしい。しかも1日1回の塗布を3回に2回は忘れる。 そんな体たらくでもなお、1ヶ月ほど過ぎたところで、効果が目に見えた。 長くなった・本数が増えた・太くなった・張りがある。 化粧品で効果が実感できたの始めてかもー。
先日、読んだ本の中で元資生堂の研究員が 「効きすぎると化粧品じゃなくなってしまうんで」とさりげなくぶっちゃけていた。 昔は薬事法で効くものは作れなかった、と。 今はまぁ多少は・・・と言っていたが、作用があるということは副作用もあるわけで、 要するに"多少効くということもあるかもしれない"程度以上のものは作れないんでしょうね。
でも、ケアプロストは違うぞ。 薬だからな。それも緑内障の。
緑内障治療薬が「ルミガン」。口コミで睫が伸びると広まり、同社が出したまつげ育毛薬が「ラティース( ラティッセ)」。 そのジェネリックが「ケアプロスト」だ。 値段はもちろん「ケアプロスト」が一番安い。 ネットで1,600円で購入。
不安はあったが、まぁ様子見ながらと思いつつ塗布開始。 聞いていた副作用のうち、色素沈着はそう気にならず。(元々目の周りが黒い) 充血と乾燥と朝起きた時の目やにが気になったけど、連休で休んでいたら直ったから、 要するに仕事でPC使うことによる疲れ目であったようだ。
一応目には入らないように、ネイルアート用の細筆をさらに毛先を間引いて、 寝る前にちょんちょんとつけている。
うっかりほっぺたにつけてしまったところ、ほっぺの真ん中から毛が生えてきた!との口コミも聞いたが、 そんなことが本当だったら、額に頭皮に塗りたくる人続発と思われるので、これは信じていない。
あと一ヶ月くらい今のちょぼちょぼペースで進めて、一時休止の予定。 連続使用は少々怖い。 「大丈夫なの?」と聞かれたが、伸びたまつげが短くはならないだろう。 抜けるまで2ヶ月位はは持つんではないかと思っている。
5月6日はスーパームーンのためか、荒ぶる満月でした。 地球が宇宙にあることを感じました。
alain
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