2008年11月30日(日)
車を駐車場に入れて、自宅を向かう秋と呼ばれる月の最後の夜。 ふと空を見上げました。 冬の空にふさわしい大きなオリオン座。 今日は「リゲル」と「三ツ星」の真ん中にある名前の知らない星までよく見えます。 空が澄んでいるんだな。
子どものころ、よく見えていたのに、おとなになってから見えなくなった星たちがたくさんあります。 単に視力が落ちたからだとばかり思っていましたが、私が空気が悪いところに住んでいたからだということが、この山に住むようになってわかりました。
たとえば夜空に鳥の巣のようになっている星。 昴(すばる)。
もう私の悪くなりすぎた目に見えることはない、と思っていたけれど、今日のように澄んだ空気の日には、昴、よく見えます。 いえ、空気の清澄さもあるだろうけれど、きっと、空が広いのでしょう。 だから、星座もそのままの形で見ることができるのでしょう。
空を見上げる。 星を数える。 星座を見つける。
そんなぜいたくな1日の終わり。
明日も、空を見上げて帰ろう。
おやすみ。
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