2012年12月08日(土)
いつもの場所で毎年恒例の忘年会でした。
今年はあまり気乗りがせず、正直言って恒例だからとりあえず行っておこうか、という気分での参加でした。 数年前までは参加者は一芸披露付きという一風変わった忘年会。 そのため、全員参加型でみんなが緊張していて、みんなが一生懸命だったけど、最近は一芸というくくりがなくなり、できるだけ傍観者になろう、という意識がちらほら見え始め、一芸を披露するほうが浮いているような感じに見えてきていました。 だから、きっと今年はさらに傍観者が増え、私が唄っても「また何かつぶやいているわ、あの人」みたいな雰囲気になるのかな、と思っていました。
今年は唄うのをやめようと一度は思ったけれど、やっぱりそんな傍観者の立場になるのはイヤだったこと、毎年のことを変わらず続けていくことのたいせつさを自分がよく知っていること、そして伝えたい言葉や気持ちの行方をなおざりにしたくなかったから。
そして、今は、唄ってよかったと思っています。 私のことをよく知っていて、一生懸命にきいてくれる人たちがここにいて、唄を聴いてほしい人たちがそこにいて。
来年もまた、くよくよと悩みながら、きっと私は唄うのでしょう。
このあたたかい場所が続いていくかぎり。
久々に心がポカポカしたなかで。 おやすみ。
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