あいあい４歳

バイク事故に遭う。
道を渡ったときにバイクにひかれる。
気を失う。
その後、暫く失明する。
このまま、目が見えなくなったらと思うと、
子供の私より、母のほうが怖かったと思う。
結局、目は戻った。

☆☆☆☆☆


お昼寝をしていたら親戚のおばさんが来ていて、
母と共に私を見ている。
おねしょをしていた私は、
なんだか、
目を開けるのが怖くて怖くて。

この記憶は鮮明に覚えている。

あいあい３歳

記憶ほとんど無しです。
ただ、母と、車の往来の激しい道路の端を、
手を繋いで歩いてる場面は何度も思い出す。
それにはいつも恐怖が伴う。何故だろう。

０歳　あいあい誕生

生まれた時の記憶はないけど、
初めての子供の誕生に高ぶったのか、
産院の廊下で父が、
タバコに逆さまに火をつけたエピソードを後に母から聞く。

父は、初めての子供の誕生を喜んでいたんだろうか、
何を感じていたのだろう。
もしかしたら、怖かった・・・かもしれない。

この先の、この家族の人生をまだ分かろうはずも無いが、
純粋に喜んでくれていたと信じたい。



読んでくれてありがとう。

良かったらお願いします。

生まれてから今日までの人生で、
手放せない過去、手放しかけた過去を、誕生時から、
あえて掘り起こし、それを味わい尽くします。辛いですが。

そして私は完全に自由になる。

読んでくれた貴方にありがとう。


良かったらお願いします。