SAKURA'S STUDY DIARY

さくらのきままな毎日

一日一読一書

A reading and a writing for a day

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砂嵐去って。 2005年05月07日(土)
数日ぶりに、気持ちよく晴れ。
砂嵐、というか。砂っぽい空気がよく続いてくれたもので。昨日なんて、出先から帰ってきてエレベーターから下りると、自分の家の玄関まで、出かけた時の自分の足跡がうっすらと積もった砂の上に残っているのが見えた。こんな日は、泥棒にも殺人にも向かないですね、ホームズ先生。

さて、晴れたら待っているのは掃除なのである。
お天気だから気分はプールなのだけど(昨日まで砂でうっすら濁っていたプールの水も、今朝方おじさんが例の掃除機まがいの機械で掃除してたし)、家の中の埃っぽい状態を放置しておく訳にはいかない。本棚からテーブル、ベッドの木枠などなど、砂が白くうっすらと積もっている所は、目につく限り拭き掃除。あああっ、どうしてこんなにも簡単に雑巾が真っ黒になるわけ?

……床拭きは、明日にしよう。


 



真っ赤な砂嵐 2005年05月04日(水)
朝7時頃、ぼんやりと目を開けたら、窓の外が真っ赤だった。

……朝焼け?

でも、もう7時だから、こんなに真っ赤になるほどの朝焼けなんて有り得ない。なんだろう? 
理解出来ずに、ボーっとしていると、先に起きていた相方がマスクを差し出してきた。

「すごい砂嵐だから、起きたらこのマスクをするように」

眠かったからふにゃふにゃ返事をして、そのまま再度眠りへ。
起きた時には、視界不良なひどい砂嵐は収まってましたとさ。

真っ赤な砂嵐を目撃した相方談。
「いつも見える海はもちろん、家の目の前の道路も目を凝らさないと見えないほどだった。風は殆どなくて、霧の様に砂が立ちこめていた。その砂に太陽の光が反射して、周りは真っ赤だった。びっくりした」

風が強くなかったから、家の中の砂ぼこり度は高くなかったけど。
白く煙っている空を見ると、新緑で爽やかな日本の山の空気を、思いっきり胸に吸い込みたくなる。
やっぱ、砂漠って、人が住むには適さないよな……。




夢判断は? 2005年05月02日(月)
めっちゃ、疲れる夢を見た。
朝起きたら、なんかぐったり。

それは。

天皇皇后両陛下に、日本の国連常任理事国入りについてのメリットをご説明申し上げる夢。しかも、うちの実家の台所で、食卓を挟んで。
隣では妹がため口で「皇居の地下ってさぁ、面白いよねー」とか言っているのに(←つーか、行ったことあるのかい)、私はコムズカシイコトを述べているのだよ。

別に、私は常任理事国入りを熱烈賛成して是非実現させなければ! と思っているわけでもないし。
現代天皇家だって、歴史と伝統を維持する役割があれば十分だと思っている人なんだけど。

何でこんな夢見たんだろう?
いやはや、深層心理って不思議。

 



ダイヤの遅れ 2005年04月30日(土)
例えば、早朝とか終電間際を除いた日中、東京の山手線に乗るときに、ダイヤを調べてから出かけて、お目当ての時間の電車に乗る人っているのだろうか。
目の前で電車が出ていったって、ちょっと待てば次の電車がやって来るのに。

田舎のローカル線で、1時間に一本しか電車が来ないんだったら、時刻表ってとっても大事だけど。都会で、電車が数分刻みにやって来るような路線で、時刻表を常時見る人がいるのだろうか。ホームに置いてある時刻表は、始発と終電を確かめるためにあるものだってずっと思っていた。少なくとも、私は。

電車の遅れが、1分。
それで、文句を言う人がいるのだろうか。
文句を言う間に、電車がホームにやって来て、出発しちゃうのに。
電車が1分遅れて遅刻するからと文句を言うとしたら、それは1分の余裕も持てないその人の問題だよ。

それなのに、1分遅れることがこんなに問題になっていたなんて。
それも、乗客に対して感じるのではなくて、運行している側の都合っぽく。

いくら日本人が忙しすぎる民族だからって、1分の余裕も持てないのだったら。
そんな余裕のない社会で暮らすのは、とても嫌だ。

それは、別に私が10分遅れが普通のアラブ時間に慣れてしまったせいで感じることではないと思うのだけど。
時間に正確な事はとてもよいことだと思うけど、だからといって、多少のずれが責められるようであれば、何かが間違っていると思う。

 



何を食べようか。 2005年04月27日(水)
週末が近づくにつれ、暇人さくらさんは嬉しくとなると同時に気が重くなる。

お休みは楽しいよー。例えぷーでも。パン屋さんやスーパーに買い物に行ったり、時には(滅多にないけど)お茶したりさ。

でも、そのスーパーには、一週間分の食料をまとめ買いしに行くのだ。
そして、さくらさんは冷蔵庫を開けて、中味を見て、夕ご飯のメニューが決められるような芸当は出来ない。適当に買い物をすれば足りない物や余らせる物が出て来て、最悪、冷蔵庫でお亡くなりになるという訳。
それを避けるためには→計画的に買い物をしなければならない→一週間で必要な食料を全て書き出して買い物に行く→一週間分の献立表を立てねばならぬ、ということ。

よーするに。
その献立を考えるのが、超面倒なんだよー。

冷蔵庫を開けてメニューが決められないってことは、応用が利かないって事で。私の料理はマニュアル通り(料理本通り)であって、んでもってその料理本は日本のだから豚肉とかなすとか白身魚とか、こっちじゃ手に入らない食材が満載!

魚(鮭。運がよけりゃ鰯)・鶏肉・鶏挽肉・牛肉・牛挽肉だけで一週間のめにゅうをどうやって立てれば良いというのさー(涙)。野菜だって、カレーとサラダが作れる種類くらいしかないのに。
それなのに、どうやって、どうやって飽きない食卓を作り出せと?

と、毎週悩みに悩んで、小一時間。
あーあ。来週はどうしようかなぁ。

……って、この話題前にも書いた?




いつ、どこで、なにが。 2005年04月26日(火)
尼崎の列車脱線事故で被害に遭われた方には、心からお悔やみを申し上げます。

しかし、普通に電車に乗っているだけで死んでしまうなんて、信じられない。

私はアラブという国にいて、普通の日本人よりは危険度の高い暮らしをしているし(油の国だってテロリストと当局の銃撃戦があった)、去年の春にはシロクマ君がどっかーんになる可能性ををはらんだ1ヶ月のお気楽生活も経験した。
自動車事故も日本より多いし、毎週末になれば幹線道路にはひしゃげた車が必ず一台は止まっているようなお国柄だから、どんなに自分が気をつけていても事故が避けられない恐怖も知っている。運転していても、そうでなくても、車に乗っているときの緊張感も高い。
うちの近所は出稼ぎの人がたくさん住んでいる地域に近いので、地元のお金持ち街に比べたら治安も悪いから、夕方以降の一人歩きは絶対しないし。
飛行機の事故率が交通事故より低いとはいえ、飛行機に乗って安全のためのビデオを見る度に「これが落ちたら終いやな」とか「逃げるときはそれでもお財布は持っていきたいな」とか「今日はヒールじゃないから逃げるときも靴脱がなくていいな」とか何となくにしろ考えていることもある。

でも、日本に帰って、電車に乗るときに。
自分の命が危険にさらされているとか、避難するにはこの車両は向いてないなとか、そんなこと考えたことなんてこれっぽっちもない。

こっちで、それなりに注意をして生きていても、日本に帰れば気が緩む。
日本は安全だって、信じてた。
いや、今だって信じてるけど。こっちに比べたら、やっぱり日本の方が格段に安全だもの。あらゆる面で。

でも、そんなに安全な日本だって。
自分の注意ではどうにもならない事故が起こるのだと。
私達は、本当に、紙一重のところで生きているのだと。
運命なんて言葉では片づけたくないけれど、自分の命の長さを自分で決めることなんて出来ないのだと。いつ、どこで、何が起こるかなんて本当にわからないのだと痛感させられた。

平穏な一日に、心からの感謝を。

 



プール始め 2005年04月24日(日)
長引いていた鼻ぐずぐずも治まって、ようやく風邪じゃなくなったし。
外気温はこの一週間でぐんぐん上がって35度くらいあるし。

さくらさん、プール始めです。
(桜背景に書く事じゃない気もするが……)

週末(アラブは金曜休みね)には海もフラットのプールも大賑わいで、とっても気持ちよさそうだった。でも、去年から平日昼間貸し切り状態でプールに行っていたし、今は竜卵持ちだからさらに静かに泳ぎたかったので、お休み中はじーっと部屋から眺めるだけ。週が明けるまでうずうずしながら待っていた。

そして、本日。雲一つない快晴(いつものことだけど)。
太陽の当たらない正午前後の、いつものように誰もプールにいない時間を見計らって、水遊びしてきたv

水はもうすっかりぬるくて、全然寒い事なんてない。
去年ロンドンで、バーゲン品で思わず買ってしまったビート板(300円)が大活躍。足は疲れても沈まないから、ずーっとプールをぐるぐるしてた(笑)。

さすがにまだ熱風が吹いてないので、水から上がると日向に出ないと寒かったけど。そして、日向にいられたのは、たったの10分だけだったけど(笑)。
もう十分、油の国はプールの季節。

竜卵持ちでわざわざ油の国に戻ってきた目的のひとつでもあったから。プールは(泳げる期間が長い、タダ、簡単に行ける、いかにもスイミングってのは苦手)。運動すれば食事に神経質になりすぎることもないし、気持ちもいいし、それに何より、やっぱり楽しいし。水の中でぼーっとしてると、リラックスもできるし。

というわけで、一足お先に夏しております。

 


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