SAKURA'S STUDY DIARY
さくらのきままな毎日 一日一読一書 A reading and a writing for a day
松岡さんちの光熱費問題について、一言。 我が家では水道水を飲んでますけど、何か? 一般庶民の年収分のお支払いで、夏は北極、冬は砂漠でも議員会館内に再現してるんでしょうかね? っていうか、お宅の光熱費と水道代は、法律以前の問題に、地球環境にとっても優しくないと思います。京都議定書って、ご存知? ……こういうしょうもない人をお友達クラブで入れるから、安部さんはダメダメなんだって、どうして本人に自覚がないのかなー。
暖冬は嫌だけど、一度暖かくなってからの、3月の木枯らしというのは一層冷たいよね。寒いよー。 さて、ドラゴンが乾燥肌だかアトピーだか分からないくらいなウロコになっちゃっったので、近所の、でもこの間とは違う医院に偵察も兼ねて連れて行った。 こちらは皮膚科も併設。住宅街の細い道に面していて、玄関も狭いし誰か来る人がいるのかしら営業中かしら大丈夫かしらと不安を抱きながら入った。しかし、中に入ってみれば前のクリニックよりもさくらさんの想像する普通の医院なのである。おじーちゃんとおばーちゃんが待合室で待ってるし。お子様もいるし。薬だけ貰いに来る人もいるし。間口は狭いが待合室も広いし、おじいちゃんだけど先生も優しいし、看護婦さんも受付の人も感じがいいし、地域に根ざした町の医院って感じ。 前回の誰も待ってない、来ない、診察してない、あっちのクリニックの評判はわかんないけど。個人的には、こっちの方が落ち着くし、安心して診てもらえるわ。予防注射もやってもらえるし。 病院とかって用事がなければ行くところじゃない上に、昔からの住民じゃないと評判ってわかんないので、ほんと探すの大変。でも、2件目で良さそうなところが見つかって良かった。 あ、ドラゴンはただの乾燥肌。 毎日お風呂で石けん使って洗っちゃダメなんだって。 お薬もらって、だいぶがさがさも落ち着いてきた。 アトピーとか食物アレルギーとかだったらどうしようと思っていたので(さくらさんはその手のアレルギーとは無縁の人なので、どう対処したらいいのかわかんないのである)、一安心。
全日空機の胴体着陸。 我が家では、ドラゴンが大騒ぎ。 ドラゴンは飛行機が、消防車が、救急車が好き。大好き。 それが、一堂に会した映像が流れるものだから、あなた。 ニュースの度に、ドラゴンは大興奮。夕刊の写真特集を見ても大興奮。 今回の胴体着陸は大事にならなかったからよかったけどさー。 緊急用のはたらく車が好きで大騒ぎって言うのは、オトナはちょっと心が痛みますのよ。 消防車とか救急車とかって、非常時に活躍するわけだし(大きな声ではいけませんが、長距離バスの事故のニュースでバスとたくさんの消防車の映像でも大騒ぎだったし)。 散歩の途中で、救急車に大喜びで手をふるってのも、ねぇ? その救急車がお仕事帰りだったらいいけど、中に命がかかってる人が乗っていたら、それどころじゃないし。 かといって、騒いじゃ駄目って言ったところで、ドラゴンは何で駄目なんだかなんてまだ理解できない訳で。そもそも、消防車や救急車って、人気の的だしねー。 そこら辺、余所様ではどう折り合いをつけてるのか、気になっておる次第。
噂には聞いていたけど、初めてその現場を見た。 一週間に一度はそこを通っていたのに。 ビッグイシューは、ホームレスの自立を支援するために作られた雑誌である。ホームレスの人が街頭で売って、その売り上げが彼らの生活費になるという仕組み。この取り組みが始まったのはイギリスで、私がイギリスにいた当時、ホームレスの人が街頭で「The Big issue, big issue」と連呼して売っていたのを良く覚えてる。 雑誌というよりは冊子という感じなんだけど、中味はハリウッドスターのインタビューが載っていて(こういう活動に理解があるんだろうね、欧米人のスターというのは。そして、その号の特集の人が表紙になってる)、後は社会問題の特集とか。薄いけれども、真面目で読み応えがある。 でも、イギリスでは買ったことなかったのよ。 私もかつかつのお金で生活していたので(苦笑)。 だから、日本版が出来たと聞いたとき、いつかは買ってみようかと思っていた。 さくらさんは、社会問題に真っ向勝負の人ではないけど。 でも、どこかでそれを考えていて、自分の出来る範囲の中で少しは行動を起こしてみようと思ってる。 売っている場所が分かったので(街頭だけど販売場所は決まってる)、今度から気をつけて見てみよう。 ビッグイシュー(日本版)のサイトはこちら。 ◆THE BIG ISSUE JAPAN http://www.bigissue.jp
2月が暖かすぎて、3月と逆転してるようなお天気で。 寒いと言えば、先週末山に戻っていた時、私とドラゴンは今シーズンの初雪を体験。ドラゴンは、さんざん絵本やテレビで見ていた雪だるまを初めて作って(作ったのはさくらさんの父上だ)、超ご機嫌だった。以前に帰ったときに作ったのは雪と言うより融け残っていた氷の固まりで作った上、手のひらサイズだったので、ようやく本物の雪だるま体験ができて、良かった良かった。 そして、久々に空から落ちてくる雪を見た(去年は豪雪で嫌ってほど見たけどね)。 ちらちらと雪が落ちてくるときの空気は、しんと冷え切っていながら清々しくて、好き。 日本にいながら一度も雪を見ずに春を迎えることになるかと思っていたけど、そうならなくてすごくほっとした。 やはり、冬は寒くないと。 年々季節が狂っていくようで、怖いから。 地球温暖化が叫ばれて久しいけど、今年ほどそれを痛感した冬はなかったから。 北極の氷が融けて、シロクマが生きていけなくなったら悲しすぎる。 寒い冬のために、さくらの出来ることからやっていこう。
最初、このニュースを聞いた時に、また育児放棄のしょうもない母親がいると思った。でも、昨日の読売新聞で、この家庭の状況を読んで、なんだかとても切なくなった。 24歳の母親は、はたちのときに両親に結婚を反対されて家を出て、その後子供を産んだ。去年には父親が出ていき、一人で男の子を育てていた。昼間は子供の面倒を見、子供を寝かしつけた後、時給がよいので夜10時から朝の4時まで調理のパートに出ていた。何とか一人でもやっていけるようになったし、一日くらい骨休みがしたくてスノボに出かけた。男の子は検診も予防接種もきちんと受けていて、身長体重も標準だった、という記事。 幼児を一日中放ってスノボに行くという行為は、どんな理由があったとしても許されない。 でも、でもね。 昼間、子供の面倒を見るだけでも重労働なのに、その後深夜のパートに出て(ただ、当初はおそらくやむを得ず子供を残して働きに出たと思うけれども、このことが長時間子供を一人にしても抵抗がなかった原因になったのではとも推測される)。事件が起こらなかったとしても、この事実だけでかなりのショックだ。2歳児の子供を深夜残して、働きに行かなくてはならないという生活状況。夜、男の子が目を覚ましても、家の中には誰もいない。男の子は、怖かったり、母親を探したりして泣かなかっただろうか。そう想像しただけで、さくらさんは泣けてくる。 誰も子供を預かってもくれず、面倒も見てくれず、たった一人でお金を稼いで、育児をして。それは、どんなに大変なことだったろう。毎日毎日息つく間もなく働いて、それこそ寝る暇もくて。だから、一人で遊びに行きたくなる気持ちだって、分かる。 さくらなんて、日々の糧はシロクマが得てきて、お気楽満載生活のはずなのに(夜だってドラゴンと一緒に11時間睡眠とかたまにしてる)、それだってドラゴンの面倒を見る事に息が詰まる時がある。この前の日記に書いたように、たった数時間、ドラゴンから解放されて一人で出かけるという事が、とてもとても新鮮で楽しいことなのだから。 それは、ドラゴンがいらないという事とは違う。 ドラゴンがどんなに可愛くても、いつもと違う事をして気分転換をするという事は、精神にはプラスになるのだ。 だからね、切ないのだよ。 子供と生活するために、必死だった母親に。 誰か、子供を預かってくれるような知り合いはいなかったのだろうかと。 長時間のスノボは無理でも、ほんの半日くらいでも。誰かが預かってくれたなら、この子はたった一人で、母親の帰りを待っている間に死ななくてすんだのに。 母親が、必死で子供と一緒に暮らそうとしていた事が記事から伺えるから。 より一層、母親の浅はかな行為と、周りに助けがなかった事が悔やまれる。何かが少し違っただけで、こんな悲しい事件は起こらなかったかも知れないのだから。 天国で、この男の子が一人で淋しくありませんように。
今朝起きたらブルーの車にうっすら黄緑色の花粉が積もってた。 さくらさんは花粉症ではないが、なんだか鼻の奥がつんとする。この感覚は、油の国や砂の国で視界不良のひどい砂嵐が来た時に似ている。普通の人間だったら、やはり積もるほどの砂なり花粉なりが飛んでくれば、鼻がむずむずっとするわけね、と妙に納得。ええ、決して、自分は花粉症じゃないやい! と強がっているわけではなくてよ(苦笑)。 あまりにも車の汚れがひどいので、洗車へ行く。 ドラゴンは車大好きで、シートに乗っていれば大人しく待ってることが出来る。サービス期間で150円のオート洗車場には、長い列が出来てた。こんな事、何年か前にもあったなぁ。 思えば、花粉症が今ほど騒がれる前、すなわち私が子供の頃には、車に花粉が積もるの何て見た事無かった。後ろの杉林の木々は、確かに大きくなっているけど。こうやって、成長して大きくなった杉の木が放置されて、大量の花粉をばらまいてるのかなぁ。 飛ぶ花粉の量が多くなって、それだけ花粉症ってのも広まったという訳ね。 アレルギーとは無縁な私も、いつか花粉症にはなる日が来るのかな。 やっぱ、それはイヤだなぁ。
AOISAKURA
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