前途多難と前途洋洋のはざま日記



はっつの時代到来か

2003年05月08日(木)

健康である。
しんどいと思ったら迷わず家事を放棄して体を休めるし、おまけによく食べ抵抗力もバッチリ。
であるからして、施設のお年寄りをあろうことか死に追いやったり、いたいけな少年少女の学びの場を閉鎖に追い込んだり、全国で悪行の限りを尽くしたインフルエンザも私を避けて通った。

健康な上に善人である。
自治会で何かの役員に当たれば手を抜かず、愚鈍なくらい手を抜かず任期を勤め上げる。
誰に頼まれたわけでもなく草むしりをして、ダンゴ虫やミミズやトカゲと好きでもないのに対面する。

東にビンボーで苦しむ人あれば「心配するなワシもビンボー」と植木等並みの慰めを言ってやり、
西に「何さ、うちのビンボーなんか東の比じゃないわよ」と言う人あれば「いや、ワシの方が横綱ビンボー」と諭してやる。

健やかで善なる民であるこの私が、どうして懸賞に当たらないんでしょうか。
神様にはご褒美という概念がないのでしょうか。
子供の頃、別冊少女フレンドの懸賞でTシャツが当たった(当選者100名)ことをのぞけば、私に何か当たったか?
このまま当たらない女として生涯を終えるのか・・・・と一抹の淋しさをかみしめていたところ、受信メールの中に『ご当選オメデトウございます』という神々しい文字を見つけた!
むさぼるようにメールを読むと、応募した商品は結局当たっていないんだが(なんだ・・・・)ハズレた人の中から抽選で1000円のクーポン券をあげるよ〜というのに当たったのだった。
どれくらいの人間が1000円のクーポン券を手に入れたかというとナント2001名!(なぜか2001)

やったよ〜。2001分の1になったよ〜。当たらない女の快挙だよ〜。


いつかはジジババ

2003年05月07日(水)

午前中に草刈りをする。
団地のいわば共有地にあたる部分なんだが、うちは1階に位置しているため、草の伸びが他の階の人より気になる。もう自分の庭のような感覚で手入れする(若干嘘の入った文章です)。

夜は会議があった。
自治会ではいろんな委員を選出するのだが、はっつは今年度、社会福祉委員である。
似合わねーよ!って言うな、そこ!聞こえてるぞ!!
アタシだってひとり暮らしのお年寄りのお宅を訪問して
「お元気ですか。」
「何かお困りのことはありませんか。」
って言うんだぞ、見てろよ!
そう怒るような話ではないんですが・・・・。

会議に出て初めて知ったことがある。
私が住む京都市N区には17の学区があり、その中でも我が学区の福祉事業はベスト3に入るくらいのレベルの高さなんだそうだ。
そんなこと全く知らずに過ごしてきたが、このままのレベルを保ってこの学区の福祉事業が展開して行けば、例えば法律ではじかれてしまっても、福祉意識の高い地域性のおかげで、孤独な死を迎えたり、飢えてどうしようもなくなったり、そんな事態は避けられるかもしれない、ここにいれば。

うちは子供なしの夫婦二人(と猫一匹)。
サラリーマン世帯で、税金は言われるままに滞納なく支払っている(引かれている)。
無芸大食のツマを抱えてはいるが、子供や老人、介護の必要な人の同居もない。
こんな世帯、法的には(行政的には)はじかれまくるだろうな・・・・と薄々思ってはいたので、なんとなくここに住んでいるということにちょっとホっとする。

因果応報、情けは人のためならず。
であるから、今年度の社会福祉委員としての活動は自分なりにがんばろうと思うのだった。


立夏

2003年05月06日(火)

七つの社会的罪 Seven Social Sins
1.理念なき政治
 Politics without Principles
2.労働なき富
 Wealth without Work
3.良心なき快楽
 Pleasure without Conscience
4.人格なき学識
 Knowledge without Character
5.道徳なき商業
 Commerce without Morality
6.人間性なき科学
 Science without Humanity
7.献身なき信仰
 Worship without Sacrifice

以上、ガンジー箴言でした。
新聞に載っていて、なんとなく「お!」と思って保存しておいたんだな。
ひとつひとつ噛みしめるように。なんで?って聞かないで。
なんかきょうの日記はいつもと雰囲気が違うね、立夏バージョンだね。
ガンジーで攻めてくるとは誰も思わなかったでしょ。

きょうは暑かったなあ。
バンビーナも夏用毛皮を着々と作成中で、あちこちにふんわかふんわか毛が舞う。
アレルギー持ちの人はうちに近づかない方がいいですよ。

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