吐血
血を吐いたので胃カメラ。
吐血とは、マンガみたいに鮮血が噴水のように出るのだと
勘違いしてた。
あれは喀血?
会社から病院へ、病院から会社へ。
今帰ってきて、胃カメラ検査後の注意書きを読んだ。
2時間以内はうがいや食事ができないそうだ。
朦朧としてたから、逆だと思った。
うがいして食べて、仕事した。
こんな状態でも仕事するのは
君にとっては当たり前の行為。
私にとっては信じられない行為。
だけど、なぜかした。
飲んだ薬も点滴も、効かない。
2004年10月01日(金)
生と死
どこかの誰かが書いていた。
「死にたい気持ちが強くなってきた。まずい!
睡眠薬を多めに飲んで寝てしまおうっ!」
読んで思った。
死にたいのか死にたくないのか、どっちなんだろうと。
死にたい→死ぬことはまずい→睡薬服用→寝る。
死にたいのに、頭のどこかで死ぬのはいけないことだ
と考える。
だから寝る。寝るのには睡眠薬の助けが必要。
だから飲んででも寝る。
欲求としては死にたい、思考としては死んではいけない。
不思議な話だと思う私は間違ってるんだろうか。
*** *** *** *** ***
敬老の日、高齢者の割合が10人に一人だとか二人だとか
の記事を読んだ。
大昔観たSF映画を思い出した。
未来の地球なのか、その惑星には老人がいない。
一定年齢以上の人間が存在しない。
人は人工授精による器械での誕生で、集団で保育されて
成人するから父親、母親の概念はない。
ましてや祖父母がいるわけもない。
ある日、ある人間が不思議に思った。
自分は今、○○歳だ。だけどxx歳以上になったら
どうなるんだろう。
そういえばxx歳以上の人間に会ったことがないぞ。
彼は周りにあれこれ尋ね調べる。
わかったことは、孵卵器?から出産した時点で
全員にIDチップが埋め込まれる。
それによって個人の行動、生まれてから何年経過したか、
とにかく全てが管理される。
偶然に「老人」と思われる写真を見つける。
顔には皺、髪の毛は白髪。皮膚は枯れている。
彼にとっては同じ星の人間かどうか疑ったほどの
未知の生物だ。
調査結果が出る。
その星の人間は、一定以上の年齢になると「処理」されて
いた。
過去に人口爆発が起こり、そのままでは人類全てが死滅する。
この経験を踏まえ、その星の政府が総番号制を導入、
生死の管理をしていた。
記憶が曖昧だけど、実は「処理」ではなくその星から
他の星へ移住していたという結末だったかもしれない。
*** *** *** *** ***
個人の生死は個人が決める。
生きたい者は生き、死にたい者は死ぬ。
管理された生殺与奪は反発するけれど
生きたい希望が叶えられるなら
死にたい希望が叶ってもいいと思う。
生きたいのに、死ななければならない人がいる。
とても不幸だ。
死にたいのに、生きなければならない人がいる。
口にすると贅沢だと言われる。
こんな話をして、賛成だと言ったのは過去一人。
どこかの宗派のお寺の息子だった。
君に話すと、おおかたの反応と同じでぎょっとしたね。
生きることが大前提で、生きるために馬車馬のように
働いている。
10代の頃から、こんなことを考えている私とは違って
君は健全な精神を持っているということになるのかな。
2004年09月28日(火)
不毛
週明けから疲れた。
不毛・・・
言い方が悪かったのか、君に意味は伝わらなかった。
実りのないこと
言った後で、そのとおりだとつくづく思った。
君と私の温度差は、どんどん広がっていくみたい。
眠りたい。
2004年09月27日(月)
夢の中
キーボードのキーを抜いて洗った。
食器用洗剤につけてみた。
あんまりきれいにならない。
風呂用洗剤をつけて20分放置。
ちょっとまし。
ゴム手袋をつけて、ボウルの中をがちゃがちゃかき回す。
はめ込む時悩んだ。
覚えてないもんだ。
パズルみたいに嵌めていくと、けっこうおもしろかった。
シフトキーの裏についてたバネがひとつない。
なくても機能してるからいいや。
私を麻痺させた人のことを、現実的な君に話してみた。
その人は気の毒だけど、病院の費用は親掛かりなの?
パソコンや携帯電話からアクセスできるの?
本当に現実的だ。
私が気を取られたのが気に食わないんだろう。
君には、もう話さない。
2日続けて似たような夢を見た。
たくさんの友達が次々に出てきた。
ずっと眠っていられれば、夢の中で友達に会える。
彼も夢に出てきた。
落ち着いた表情で微笑んでいた。
夢の中でしか会えない人が増えていく。
いいことなんか何もない。
そう書いていたけど、いいことのある人は
そうそういるもんじゃない。
もうすぐ検査。
また半年が過ぎた。
この半年はとても早かった。
いいことなんて、ほんの少し。
何もないとまでは言えないけど。
ずっと眠っていられたらいいと思う。
2004年09月25日(土)
中途半端
書いてしまった後、どうして気になるのかわかった。
彼と同じ匂いがする。
私が書いたことで、私に書いてくれた当時を思い出し
症状が悪化してしまうのではなかったかと気を揉んだ。
わずか数か月分だけ残っていたものを読み返した。
彼と似た匂いがした。
誰か助けてと請いながら、手を伸ばした人ではダメだった
ようだ。
誰か助けてとは、誰でもいいから助けてと同じ意味ではない。
自分を理解し、自分にしか関心を抱かない、自分好みの相手。
彼にできなかったことを他の人にできるわけがない。
私が書いたことへの直接の返事ではなく
3週間ぶりに自分の状態を知らせるような更新があった。
苦しいでしょう、辛いでしょうと言うのは簡単。
最後まで傍にいられないなら、これ以上近づいてはいけない。
浅はかな薄っぺらな同情は、残酷だ。
彼に対してどうすることもできずに、自分を抑え込み
苦しさに耐え切れず逃げ出した私は、これ以上中途半端な
ことをしてはいけない。
自分は誰からも忘れ去られた人間。
そうではないことを伝えたかった。
私はあなたを覚えている。
それだけを伝えたかった。
それすら傲慢なことだったろうか。
2004年09月24日(金)
近況
ほんの思いつきでブラウザを変えてみた。
適当にフォルダを選んでタブで開いてみる。
タブを一つ一つ見ていく。
言葉が出ない。
自分にこんな感覚が、まだ残っていたとは知らなかった。
「批判でもなんでも書いてください」
これを読んだ時、私は書けなかった。
そして開いたものに書かれていた近況。
人は人に対して無力。
だから書かなかった。
書いたところで上っ面だけの浅いもの。
自分の言葉は無駄でお節介。
だから書かなかった。
まさか、隔離され格子の中にいるとは思わなかった。
こんな感情を持ったのは、狂気の宿った目で
私の目を覗き込み、数時間後、生を絶ったあの人の
時以来だ。
感情が麻痺すると、涙は出ないことを思い出した。
私に宛てて書いてくれたときの、この人の丁寧で礼儀正しい
言葉を思い出す。
たとえ今は、この人に届かなくても今度こそ書こう。
2004年09月23日(木)
夢中になれるもの
昨夜、電話があった。
たどたどしい営業トーク。
研修受けてないの?と聞きそうになる。
ここじゃ、その程度で成績上げられるの?と嫌味が真っ先に
頭に浮かぶ。
だけど、久しぶりに聞いた若い女性の声。
懸命さも伝わってくる。
私は最低限の相槌しか打たなかった。
電話の発信業務で、一番難しいのは相手の反応がないこと。
反論されても、突っかかられても、反応さえあれば
マニュアルと臨機応変で太刀打ちできる。
遠い昔に習ったことを思い出した。
お手並み拝見と、「うん、うん、そうね」しか言わない。
最後に可哀想になって「電話、どうもありがとう」と言った。
管轄は違っても、後輩だ。
私が研修を受けた頃は、なんて言うのは先輩面過ぎる。
電話を切った後、がんばれ!と呟いた。
行き当たりばったりのセールス電話じゃない。
顧客向けの管理業務だ。
もっと自信を持っていい。
そう偉そうに思う私は、今の仕事に自信喪失どころか
初めから恐る恐るで、ダメさが自分自身一番わかるから
イヤでイヤで逃げ出しそうに何度もなっている。
そんな今日、少し発見。
訳もわからず流してしまったことが、ほんの少し見えてきた。
18時までどうしようもなく過ごしたのに
ハッと気づいて、没頭した4時間。
久しぶりに充実感を得た。
一人で乗り越えて偉かったね。
君が珍しく褒めてくれた。
やはり夢中になれるものが必要。
2004年09月22日(水)
言葉遊び
「学生の頃、〜〜〜で」という言い回しをよく見る。
私は、大学卒の人が多くなったんだと勘違いしていた。
小学校に通学しているのは、児童。
中学、高校は生徒、大学が学生と認識していた。
辞書をひいてみた。
大辞林 第二版 (三省堂)では
がくせい 【学生】
学校で勉強する人。主に、大学で勉強する人をいう。
当たらずとも遠からずかな。
*** *** *** *** ***
「昔」は何年くらい前を指すのだろう。
「久しぶり」や「以前」は?
「最近」や「このあいだ」は?
人によって、その人の年齢によって違うだろうけど
とても曖昧だ。
こんなことが頭に浮かんだ連休。
2004年09月21日(火)
時間
何を探してるんですか?
金曜の夜は人恋しいですか?
どの過去を読んでいましたか?
部屋に置きっぱなしにしている携帯電話を
帰るとすぐに覗く癖ができました。
おかしいでしょう。
受信拒否を解除してないのに。
声を聞きたい日があります。
どうしているのか知りたい日があります。
おかしいでしょう。
好きな人を探すと言ってましたね。
まだ見つかりませんか?
私があのとき邪魔しなければ
あの人を捕まえることができましたか?
もしもあのとき
もしかしてあのとき
振り返っても仕方ないと言う私は残酷ですね。
あなたがしてしまったこと。
私がしてしまったこと。
あなたがしなかったこと。
わたしがしなかったこと。
いろんなものが積み重なって、今があります。
またあなたが誰かを見つけたと知ったら
私はきっと抑えられなくなるでしょう。
だから知りたくありません。
君と過ごした時間はとっくの昔に
あなたとの時間を超えました。
なのにあなたの足跡を見つけると
あなたと過ごした時間が戻ってきます。
2004年09月17日(金)
たまに らしい
このあいだ、君に言われた。
前置きもあったし、私があれこれ言ったから
ストレートに答えたんだと、言ったけど。
鬱陶しい
衝撃的な一言だった。
一昔前のドラマなら気絶もんだ。
うっとうしい、うっとうしい、うっとうしい?
それ、誰のこと?
オンナは基本的におしゃべりだよ。
そのうえ、他に話し相手がいないとなれば。
向かう方向は君一人。
たまに、鬱陶しくなる。
これが訂正後の言葉。
まだ、これならまし。
私だって、うざっと思うことあるから。
だけどね、人間そのもの、存在そのものが鬱陶しいって
言われたと思った。
めまいがした。
生まれてこの方、うっとーしぃなんて
誰からも言われたことありませんと強調しておいた。
君は滅多に過去を話さない。
現在が忙しいから。
考えないといけないことが山ほどあるし。
知りたがりで言いたがりの私は物足りない。
まっすぐに気持ちをぶつけるところ。
あれこれしゃべるところ。
それを鬱陶しいと言われたら、立つ瀬がない。
ほんと、ひどいオトコだ。
2004年09月16日(木)
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