不健康な私
甘い物を一度買い出すと、癖になって止まらなくなる。
文句を言いながら、コンビニで買ったものを全部食べてしまい
今度はサツマイモチップとパウンドケーキを買った。
今週は胃薬を飲みながら、ほとんどご飯を食べられず
なのに、お菓子類をほぼ完食。
そしてタバコはニコチンの少ない銘柄に変えたせいで
喫煙量は倍増。
不健康そのもの。

今行きたいのは、マッサージかな。
また肩凝りがひどくなって、首がおかしい。
彼が本を買って、マッサージを覚えると言ってくれた。
いつになるかわからないから、また探さないといけない。
一昨年、行ったところでは、腰も診てもらうと
腰のほうがひどいと言われたっけ。
でも慢性化してるから、よほど痛みがひどくならないと
自分ではわからない。

彼からまた、仕事の依頼があった。
ビジネスライクに話していいのか悩んでしまう。
私のやる気を少しでも出そうと言ってくれている。
それがわかるから、商談できない。
これじゃダメなんだろうな。

もうすぐ彼に逢える。
最初の予定より短くなったけれど、あちこち出かけて
楽しみたい。
ただ、彼は喫煙しないのがネック。
前に付き合っていたときもそうだったけれど
彼といると、ニコチン切れの禁断症状に襲われて
苦しい。





2005年03月11日(金)

回復の兆し
今朝、残っていた社長の私物を会社に持って行った。
黙って捨てたほうが、よかったかもしれない。
だけど、持って行って渡すことで、意志表示をしたかった。

申し訳ない気持ちが大きいと、なぜか反対の態度を
取ってしまう。
今日はCDをたくさん借りていた。
好きなジャンルが、全く違うから聞かないかな?
言いながら聞いてほしそうだった。

石川セリ、大瀧詠一、ナイアガラトライアングル。
南佳孝、井上陽水。
懐かしい名前がたくさんあった。
邦楽ばかりだったけれど、同じ年代だと実感した。

社長は全く態度を変えない。
私は、気を使いすぎて、申し訳なくて
イライラしてしまい語気が荒くなり、体調が悪い。
今日は朝からおなかを壊してばかり。
空腹になると胃が差し込むように痛い。
そして少ししか食べられない昼食後は、吐き気が続いた。

もう少し時間がかかる。
もう少ししたらこの状態に慣れて、前のように
話せるようになるから。
本当にひどい女だと思う。

彼からのメールで落ち込んだのも、拍車をかけた。
どれだけ愛する人がいなくなっても、悲しみながらも
生きていける。
そして、私を信じてくれないような口ぶり。
彼は私の日記を、もう読んでいない。
以前の日記は私の気持ちを理解する助けになった。
だけど去年の日記は、彼の知らない場所で
彼の知らない私を、ほんの少し見るだけ。
その通りだし否定できない。

今夜は仕事をしながら、短いメールをやり取りした。
彼はまた逢いに来てくれる。
この現実にもどかしさを感じているのは
彼も同じだけれど、私と違って、焦らない。
私は彼の変らない優しさを感じ、少し落ち着いた。

2005年03月10日(木)

お祝い
息子に電話。
免許も取れて、無事卒業した。
ボードの帰りらしい。
骨折するとレギュラーをはずされ、試合に出られなくなると
他のスポーツを我慢させていたのを思い出した。
こんな我慢ももう終わり。
好きなだけ好きなことをできるようになった。

卒業と入学のお祝いを兼ねて、欲しい物を聞くと
スーツと言われた。
こればっかりは、一緒に行かないと買ってやれない。
気に入ったものを買えるように送金しようと思ったら
「よいもの」が欲しいと言われた。
息子の言うよいものが、どれぐらいのものか聞いて
オシャレに育てた自分を反省。
だけどもう遅い。
バイクも車も格安で上手に見つけてくるのに。

ボードが欲しい、ノートPCが欲しい。
これまで欲しがった高額なものは、全部却下した
彼の相談すると、自分で稼いで買えばいいと言われた。
その通りだけど、離れている後ろめたさが大きい。
少し考えてみよう。


2005年03月09日(水)

ハズレの日
珍しく社長がDVDを借りていた。
自分はもう観たから、と言われた。
5本のうち、2番目にお勧めの「マジェスティック」を
観ていると、なんで1番お勧めのを観ないのかと不服そう。
私がどれを最初に観るかまで言われたくない。
本当に押し付けがましい。
観終わって、とりあえず一番お勧めをセット。
「なんとかフィッシュ」は、始まって数分で興味が
ないので取り出した。

次に選んだのが、E・マーフィの「ホーンテッドマンション」
社長評は、E・マーフィだけがいい。
観ていると、けっこうおもしろかった。
私が最初で最後、たった1回行ったTDLで、面白いと思った
アトラクションが「ホーンテッドマンション」だった。
観ている途中で、なんで「なんとかフィッシュ」を
観ないんだと文句を言う。
本当に、本当に腹が立つ。
ついでに、私が字幕で観ているのも気に入らない様子。
二度と人が借りた物を観ないと決めた。
特に、好みの合わない相手からのお仕着せはうんざり。
面白いと思った映画の魅力も半減。

***  ***  ***  ***  ***

Hさんに、月曜に入院先から電話してもいいかと
言われていた。
出られるかどうかわからないと返事しておいた。
月曜はメールだけ。
今日は3回コール、1回メール。
全部無視。
暇つぶしの相手が欲しければ他に電話すればいい。
1回電話に出たら、いつまでも電話してくる。
これもうんざり。

***  ***  ***  ***  ***

やっとヤマからメール到着。
仕事に気合入れまくりだそうな。
今週末、デートの申し込み。
これも却下。
私は隔週仕事だって言ってある筈。

2人とも自分の都合に合わせて、電話してきたり
メールしてきたり。
私をなんだと思ってるんだ。
3人目の社長が一番腹が立つけれど
3人とも私にすればどうでもいいよ。
ヤマはちょっと可哀想だから、除外。
思い直してデート延期の申し込みをした。

彼からも電話があったけど、ケータイを部屋に
置き忘れてしまった。
ごめんなさい。
風邪が早くよくなりますように。

声を聞きたい相手の電話は取れず
どうでもいい相手からのコールをうるさく思い
イライラさせられる相手と話す今日。

胃薬を飲みながら、コンビニスィーツに嫌気がさした
ので少し遠出して、パイシューを買った。
ハズレだった。
本屋に行って欲しかった本を探す。
在庫なし、入荷の見通しゼロ。
またまたハズレ。
挽回するべく、Amazonで検索。
7冊中、3冊しか手に入らない。
ややハズレ。
こんな日は何をやってもダメなのかもしれない。

2005年03月08日(火)

彼の声
彼から2回電話。
私からのメールを読む前。
今できる精一杯のことをしたいと言って、してくれている。
私は未来の「もし」を想像して、落ち込む悪い癖がある。
過去の「もし」は考えないのに。

チョコかプリン、とにかく甘い物が食べたくなって2日。
それでも動かなかった。
彼の声に押されて、コンビニまで。
アイス4種類、ケーキ2種類をカゴに入れ
就職情報誌でなく、アルバイト情報と街ガイドも購入。
昼食後、胃の痛みから吐いた人間と思えない。

ケーキ一つ、アイス一つ。
砂糖甘くて美味しくない。
バニラビーンズの香りはないし、クリームは油っぽい。
ヤケ食いしたことがなく、胃痛の私は、買っただけで
気が済んだ。
雑誌はパラパラ摘み読み。
それよりも彼の声で、穏やかな気持ちになれた。
ありがとう、ごめんなさい。
あのメールは、電話の前のことだから。


2005年03月07日(月)

映画のようには
続けて映画を2本観た。
1本目は高島冷子主演の「エンバーミング」
ロードショーしたのかどうか知らないけど
なんだかな、が感想。

2本目は、G・ガルボとR・テイラー主演の「椿姫」
この映画を観るのは何度目だろう。
私にしては珍しく繰り返し観ている。
次のシーンが浮かんでくるほど観ている。
ガルボがどう見ても、難病に冒されているように見えない
って批評があった。それは同感だけれど、それ以上に
何度も観たいと思える映画。
デュマの原作も、もちろん読んでいる。

観るたびに私の感じ方が変っているのがわかる。
前はボロボロ泣いた。
今夜は、ぽろっと零れただけ。

父親に依頼されて、別れを決めるシーン。
前は、理解できなくて憤慨した。
そして短時間で、心を決める主人公にうそ臭さを感じた。
今夜は少し理解できた。

この3日間、部屋から出ていない。
彼と話した2日前から声を出してない。
彼に八つ当たりしたのは、彼の日常が垣間見えたから。
知りたくない。
何気なく書いたものが、私をかき乱した。
冷静でいられないまま、彼には伝えない。
これを書くと、私がどう思うだろうと考える。
すると思うように書けなくなる。
私のために書いてるんじゃないは、正しい。
私がいなくなっても、彼はまた立ち直る。
きっと、それは人として正しい。

私は強くなれない。
映画のように、心の中で生きていく。
そう言って綺麗に消えられたらいいのに。
映画は現実じゃないから、綺麗に終わる。
現実は映画じゃない。
私は自分で自分を追い詰めてしまう。


2005年03月06日(日)

低空飛行
少しイラついて、メールで彼に八つ当たり。
他の言い方を考えても、思いつかなかった。
書いて送った後はすっきり。
でもやはりごめんなさい。
でもね、でもねをつけてしまうと、ごめんなさいにならない。

***  ***  ***  ***  ***

叔父と従兄弟に会ったとき、仕事の話がメインになった。
従兄弟の仕事の話が多かった。
話を聞いているとすごいなと思う。
業界裏話もあったけれど、仕事に対する姿勢が違う。
私はやはり甘ちゃんだ。

「専業主婦」が家事労働を賃金換算して、これくらい貰えて
当たり前だと言う。
私も20年近く前に言った記憶がある。
未だに言う人がいるとは驚きだ。
換算したところで、実際に誰も支払ってくれるわけじゃない。
気休めにしかならない。

偉そうに言う私は、何もしたくない。
すっかりやる気がなくなってしまっている。

叔父に言われた。
オマエは一生、奥さんでほわんと暮らしていくと思ったのに
男運が悪いな。
お正月には、叔母に言われた。
人間は一生働くものなのよ。
どちらもうんざり。

2005年03月05日(土)

心待ち
彼からの電話は心待ちにする。
少し酔った彼から電話があり、以前のこと、ネットのこと
仕事のことを話した。
彼の日記を読まないなら、彼も私の日記を読まないと言った。
でも、日記更新したよと教えてくれる。
読んでもいいらしい。
何度も繰り返し読んで、同じ日に書いている時は
並べて自分の書いたものと読み比べた。
過去のことを書いているものを読むと、泣いてしまう。
彼に何度もごめんなさいと謝った。

眠る前に変なことを思いつく。
もしかして、私の気持ちを取り戻し、私が彼だけを
思うと確信した時、こうなる日を待っていた。
復讐だよ、捨ててやると密かに計画を練っている。
2時間ドラマの影響大だ。
彼に言うと笑っていた。
じゃあそろそろ別れると言わないと。

もうひとつ、聞いた。
彼が私にした質問と同じもの。
私がいるとしんどい?
全然しんどくない、とは言わないところが正直だ。
だけど、なぜしんどいか話してくれた。

話していると、私はいつも名前を呼んでしまう。
ただ名前を呼んで、後が続かず黙ってしまう。
何度も名前を呼び、何度も何度も愛していると
心の中で繰り返す。
彼は知っているから、必ず私の名前を呼んで
安心させてくれる。
早く彼に逢いたい。

2005年03月04日(金)

薄情
 帰ってきた?

彼の電話の第一声。
嬉しそうに笑っている。
毎晩電話をくれて、仕事の様子を教えてくれる。
どうなるかわからなくてストップしたままだった件が
ようやく動き出したようでよかった。

 明日は絶対に電話するから。

毎日電話してくれてるのに、どうして明日はって
わざわざ言うのかと思ったら、明日は飲み会だった。
彼は酔うと必ず電話したくなるそうだ。
別れていた間、深夜にかけてきたのは、全部飲み会の
帰りだった。
付き合っていた時もかけてきた。
そういえば、私も酔うと彼の声を聞きたくなる。

***  ***  ***  ***  ***

彼からもらった優しさをおすそ分けするはずだったけど
Hさんには中途半端なメールしか送れなかった。
電話したいと言われて、とっさにイヤだと思った。
前にしてもらった親切を思い出して、無理やり
いいですよと返事した。
都合のいい曜日や時間はいつ?と聞かれて
絶対に長時間、しゃべろうとしてると勘ぐってしまう。
だから、わからないから適当にあたって砕け
てくださいと返事、ちなみに今からはダメです
と付け加えた。

病気で気弱になっているらしいけど
優しくされたいなら、結婚相手に甘えろと
返事しそうになった。
「あわよくば・あわよくば」
数年前に当然のように言われたから、信用できない。
バカにされてると思ってしまう。
お門違いだと、一度思ってしまうと、私は絶対に
優しくできなくなる。

Hさんの病名は知らないけれど、良性だから
いいんじゃない。
症状は聞くんじゃなかった。
もしかして、万が一と思うのだろうけど
どれだけアタマで気の毒だと考えようとしても
気持ち悪いと思ってしまう私は、やはり薄情だ。

2005年03月03日(木)

彼の声
彼の声を聞くと、楽しくなるのは何故だろう。
彼の声を聞いている間、私はいつも微笑んでいる。
笑い声をあげ、楽しくて仕方ない。
彼の声は私を和ませ優しくする。

声には表情がある。
イライラしている時、悲しい時、憂鬱な時、疲れている時。
楽しい時、嬉しい時、元気な時、明るい時。

きっと彼を信じるようになって、安心できるように
なったから。
心配してくれて、気にかけてくれているのが
伝わってくるから。
比べてばかりいるけれど、以前と同じ声なのに
彼の声は違う。
話し方も同じなのに、彼の声は暖かい。

***  ***  ***  ***  ***

Hさんから、またメールが来た。
前回来た時、私は電話をかけていいかと聞かれ
きっぱり断った。
断ってから、どうしても話したいとメールが来て
無視した。
Hさんは何かの検査で入院するから、弱気になっていた
んだと思う。
だけど私は撥ね付けてしまった。

今日、またメールが届いた。
再入院するとあった。
私は自分が退院した時、Hさんに食事に連れて
行ってもらったことを思い出した。
心細くて仕方なかった時に、いつも助けてもらっていた。
大阪を出るときには、たくさんのアドバイスをもらった。

1年前かな、突然メールが来た。
 どうしてる?のメールに、彼と別れました、だけど
彼が恋しくてたまらない、私のことはほうっておいてと
返事したのが最後だった。

今も彼のことで一杯になっているけれど
Hさんに感謝の気持ちを込めて返事しよう。
ケータイからだけど。
彼にもらった優しさを、ほんの少しおすそ分け。

2005年03月02日(水)

初日 最新

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