走ったら谷底へ〜走・ら・谷〜
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2004年07月17日(土) 東京グロッキー

少々遅まきながら自分への誕生日プレゼントを贈ろうと思い、めがね屋へ。
価格設定が3つしかないというので「う〜ん」と思いながらも、実際に作ってきた弟の眼鏡がなかなかだったのでそこにしてみた。当日できるらしいし。
ちなみに本日は夕方から都内で友達のデビュー祝いがあるのでそれには新めがねで行きたいと思って、早めに家を出たのだった。まぁしかし皆様お久しぶりなので別に新しいめがねにしたからと言ってニュースになるわけでもないのだけど、それはまぁいいじゃないか。
そのめがね屋は都内では神宮前、渋谷、後楽園、池袋に支店があるのですが、ここで埼玉県民は即「池袋(キラーン☆)」という選択肢を選びがちです。
いけません。いくら大学から近いから詳しいだけだと言い放ってみても、やはり埼玉県民が池袋に出るのは典型的すぎます。なのでここはひとつ、「後楽園」。
なぜ渋谷に行かないのか(略してなぜ渋)。それは、あそこはよほどの覚悟か、何かを越えたモチベーション(動機付け)がないと行けない街だからです。先月から今月にかけて2回も行ってしまったから、それでもう今年の渋谷はキャパオーバー。新宿・池袋とかにはフリーパス持っていても渋谷はもう、回数券で行っている感じなのです(相変わらずわかりにくい例え)。

と言うわけでまずはラクーアへ。思ったより端っこにあるんだなぁとか思ったり、ここって講道館があったとこじゃないのか?とか思ったりのザブーンバザール中のラクーア。入って比較的すぐにめがね屋発見。気に入るのはやはり一番高いのだなぁ、とか悩みつつもそれにして、レジへ。
「お客様が現在使っていらっしゃるめがねですと、レンズが特注になってしまうのですが…」
なんですとっ!そう言えばこのめがね、別途料金でレンズ薄くしてもらったんだっけ。
結局本体に肉薄する価格で特注レンズを注文。そしてできあがりは10日後。
ああ、本日の目的、一つめ果たせず…。

そしてラクーア、ただいま3000円で1回の福引きができます。高い買い物したのでかなりできます。5回です。せめて下から2番目の「スパ・ラクーア利用券」が1枚でも欲しかったのに、5個全部一番下のラクーアちゃんグッズ。なんで5種類あるんだよ。袋にも入れてくれなくてかなしい。鞄小さい中にラクーアちゃんが埋もれている。いかんて。人権破壊だ。

実はあまり体調がよろしくなく、そして暑く、さらに辛いものが胃を刺激してグロッキー。しかしめがねは当日中に、のために必要以上に早く出てきてしまったため、何とか時間をつぶさなくてはなりません。さて、どうしよう。

ああ、そうだ。
今日は吉田修一「ランドマーク」発売日です。
本屋さんに行こう。
と言うわけで本屋さん。真っ先に浮かぶのが「ジュン…け袋店」。
いかんいかんいかん用事がないなら違うところで買いなさい。帰り際に大宮によるなら、許すが。
普通に考えればここで吉田修一ファンならば購入するは神保町の三省堂書店。なぜかと?それは、来たる8月6日に吉田先生はサイン会を開くのです。またです。それでも行きたいのです。なので三省堂…。
と、そのままなれないのがかなしいところ。後楽園→お茶の水、水道橋→お茶の水。どっちから行ってもこのラクーアから行ったら一駅。なのに行けない。それはなぜか?
6日、仕事です。
まぁ金曜日だ。仕方ない。普通なら、時間休でも取ればいい。
しかし、しかしです。
8月6日は七夕まつり。うちの団体主催です。七夕まつりは夜なのです。運動会とかならよかったのに。
なので悔しいから行かない。一番交通の便が良くても行かない。
隣の書泉で買ってもいいかな、と思ったのはたった今。

てなわけで同じ丸ノ内線でも池袋の反対側、新宿に変更。時は午後3時、新宿駅。
炎天下の中歩いていくと飾られたタクシーが。なんじゃ?と思ったらテレ東の特番「タクシー大冒険」のPRで、大鶴義丹がサイン&握手をするという。グロッキーに炎天下はなかなか地獄だったけれど整理券をもらってしまった。待ってしまった。義丹だ。
「マーちゃんとどうなったんだ?」「ちょ、ちょっとやめなよ」
正統派カップルの会話を背中にサインをもらい、握手する。やわい。有名人の握手だ、と思った。

というわけで本屋さんへ。結局紀伊国屋。本店が見あたらなくて高島屋まで赴く。足が泣いている。体はグロッキー。しかしランドマークのためだ。歩いて歩いて到着。
「新刊」のところになくてムキーってなっていたら平積みとかレジ前とか合計5ヶ所くらいで発見。すげえ。綺麗なのを手に取り、レジへ。
そして次なる目的は色彩検定。やっぱ勉強してみようかと思いテキストを探すため、参考書系のフロアへ。
…ないのです。えーって思って検索かけたらなんと「芸術書」。ファッションビジネス検定(だったかな)の本も資格コーナーだったのに。階まで違う。慌てて上がって発見。色見本と共に購入。
で、1階に下りるとクイックジャパンでまたどうでしょうの特集してるっていうもんからまた買っちゃうんだね。くりぃむしちゅーが表紙だったけど。

そしてそろそろ時間。グロッキーと言いつつも性懲りもなく酒を呑む。
武士道というカクテルは美味しかったけど強かった…。酒に洋(酔う)。ヘリには酔わず。
久しぶりに会う友達ばかりだったし、いろんな話ができて、とても楽しいひとときでございました。



2004年07月16日(金) サンヒョクさん

「いやぁ、昔のVTR見るのはいいんですけどね、よりによってサンヒョクさんが来てるときに流さなくてもって感じですね」。
パク・ヨンハがミュージックステーションに出ていたのでヨンフルエンザ状態の母親が録画した。便乗でサザンも録画できたのであった。
ヨンハさんは日本語で唄っていたけれど、正直韓国語バージョンで聞きたかったなー。給料出たら「期別」買っちゃおうかなー。歌声は好きな感じ。

サザンは今夜は「夢に消えたジュリア」を唄っていた。今回のシングルはいいとりあわせだねえ。さすが両A面。21日発売だけど、ここはやはり20日には手に入れておかなくてはいけないシロモノか。
しかし毎年サザンのCDを何枚か買うとなんかくれるというキャンペーンをやってるのだけど、もう持ってるんだよね、ほぼ。持ってないのは…えっと…「すいか」くらい?どうしようもない僕に天使が降りてきてもパンティしかくれない、そんな僕なので、すいかだけを持っていないのです(空酔い状態)。

職場で何十年も前の写真を持ってきて「これを職員名簿に載せてくれ」と言う人は必ずいるものだね、とかなんとか話してるうちに、ポロッと言ってしまった。
「実は私、ここに送った写真、一年前のだったんです」
だってお金なかったんだもん。
一年前、イヤミエリート官僚目指して受験籠もりをしてるときに撮った写真を使って、2003年から2004年にかけて3ヶ所で採用されてその3ヶ所で働いたのです。
「うわっ!全然違う人だっ!って思いましたもん」
ごめんなさい。だってお金なかったんだもん。
確かに、官僚用の写真は髪もストレートのおかっぱ、眼鏡はせずコンタクト。
それに引き替え面接時の私は髪もピッチリあげて眼鏡は赤のプラスチックフレーム。採用内定後の打ち合わせなんかウエーブかかった髪そのままおろしてきちゃったからね。確かに別人だ。

しかし、ヨンハさんが唄ってる間に流れるVTR、見るたびにサンヒョク(ヨンハさん)がミニョン(ぺさん)の胸ぐらをつかむとこなのだよね。
誰のためだったのだろうか。

「文壇にも笑いが必要な時代」。今はそうらしい。しばらく続いて欲しいものです。



2004年07月15日(木) カタカナの壁

昨日借りてきた「耳ラッパ」が実は「耳らっぱ」であったのが真実だとすれば、今日のわたしは友達のデビュー作が載ったマンガを買って読んだことになる。
事実だ。
訳者が違えば翻訳も異なる。当たり前の話。読書会は少々違ったテイストで参加いたしましょう。

芥川賞と直木賞が決まったらしい。
モブかぁ…モブなのかぁ…。見事にあのチャーリー小林がロックやったみたいなテイストを撤回できなかったわたしの脳を恨むか。一瞬恨んでみたけれど、文学賞をメッタ斬っている二人が代わりに言ってくれてたので恨むのは止め。審査員が好みそうかぁ。三回チャレンジ(ジョイ、もしくは龍影街のはずれ)したんだぜ、それでも読めなかったのが芥川賞。
と、思ってまだまだネットでは更新中の「文学賞メッタ斬り!」のさらにさらに最新コメントを読む。

(最終行抜粋)
モブかあ……。やっぱモブなのかあ……。

最初のわたしのコメントは、これを読む前に書いたものです。マジな話。

直木賞は「邂逅の森」と「空中ブランコ」。
「邂逅の森」は秋田のマタギが出てくるらしいのだけど、水曜どうでしょうDVD全集第4弾を見たてのワタクシの場合、
「阿仁マタギ!?なんかイヤらしいですねえ(うろ覚え)」
が出てきてしまうのですが。真っ先に。で、結局のところ何なんだろう、阿仁マタギ。ひとまず駅名ってことしか、わからぬ。読めってことか?
おのれの不勉強さをギャグで炒めてみました。これを3時間寝かせると、寝不足で怒ります。8時間寝かせなさいっ!小学生です。

冒頭で触れましたように本日友達のデビュー作が載っている少女漫画誌を買ってきました。
前に友達から聞いたことのある話だったので、「おお、これが画になったものなのね」などよくわからない感想と感動を。
同じような恋愛モードバリバリのおなご向けマンガが並ぶ中、ひいき目なしで変わった風を吹かせている作品を描いていたので、次回作も楽しみです。

しかし、夏の怖いマンガ大特集を読んでもちぃとも怖くなくなってる自分が老けて、イヤです。今日初めてモニターの年齢欄に「26」って書きました。それこそ少女漫画誌現役時代は篠原千絵とか松本洋子(本筋はりぼん読者だったけど)なんて、怖くて読めなかったのに。そう考えてみるとりぼんはホラーなかったなぁ。



2004年07月14日(水) ネタばれてんじゃん

久しぶりにHTBのどうでしょうページを覗いたら思いっきし「喧嘩太鼓」な大泉さんが載っている。もうみんな見たという前提なのだね。さすがです。

こないだ行った野球の試合で、プロの卵である理事さんの息子と撮った写真を理事さんが持ってきてくれました。自慢です。
しかし仕事ではそれくらいしかいいことがなく、明日以降がまだ面倒。しかし8月末に小学生の冬休みくらいの規模で夏休みをいただくことになってしまうかもしれないので、頑張って奉公したいと思います。

無事に雑誌三冊を返し、新たに「オール読物」4月号と「群像」7月号を借りてくる。本当は芥川賞候補2作を収録した文學界の5月号も借りたかったのだけど、貸し出し中。めざとい人もいるものです。一応予約をしておく。
他にも今んところ図書館には置いていなかった絲山秋子の「イッツ・オンリー・トーク」と森健の「火薬と愛の星」を入れてくれるようにこれもリクエストカード。
ここで群像の先月号を読んだ人ならあることに気がつくかと思われます。
そう、先月号には絲山明子の小説が載っている。文學界まで予約して、こいつは三国一の絲やマンだな、なんて考えた人は、いないだろうけど。
しかしこれでは75点。大学の単位はギリギリ取れても運転免許は不合格です。

「あー、確か先月号って森健もいたよねー。異性遍歴でデビューした人祭りだ☆」

これで免許取得。読む前に予約したけど、この二人、肌に合わなかったらどうしよう…。そんときは、そんときだ。

ネット速度復活。なんだったのだろうか…。サクサク。



2004年07月13日(火) 休日。

マイ自転車のカギがあいているのにかかってる、というなんとも困った状態に陥った(カギが抜けているのにカギがあいている。かけようにもあけようにもどっちにもならない)ため、いつも預けている自転車屋さんにしか停められなくなっているのです。

そんな休日、新しい眼鏡を作りに都内に出ようかとも思ったけど土曜日に出るからいいやと思って、地元で母親の携帯を買いに行く。ちょっと古めの機種だとあっという間に新規契約0円になってしまうんだね。生産もしてないみたいだし、希望のシルバー・レッド共になくて結局ブラックに。

一時間後に取りに来てくれ、とのことでどうつぶそうかと思っていたのになぜか4割引の冷食を買ってしまったので帰るしかない。まぁ、そもそも駅前の自転車屋さんにしか停められないからどこかに行くと言っても無理な話だったのだけど。にしてもせめて本だの見てから冷食買えば良かった…。

結局家に帰り、12時くらいに取りに行くために早めのランチをし、30分お相手してくれるテレビもイマイチだったからどうでしょう最新作を流していたら時間に。ちょうど借りていた伊坂幸太郎の「死神の精度」(が掲載されているオール読物)をコピーしたりもせねば。明日返却で、しかもリクエスト出すのに延滞できないっす。

電話を受け取り、同じ建物中にあるコピー機でせっせとコピーをする。すると、
「あ〜ら、勉強熱心ねえ」
そうなんですよぉオール読物で勉強をするのです。
「学生さん?もう夏休みなの?あ〜ら時間があっていいわねえ」
セルフサービスの麦茶すすってるおばちゃんに「時間がある」と言われてしまったのは若者としてどうなのか。学生に見えてしまったし。

で、ネオ携帯を引き取って家に帰る。そして記念すべき最初の遊びは!

…ソウルのDUTY FREEのポストカード(ペさん)の撮影。

サブウインドウがある携帯なのでそれを母親が帰ってくる前にサブウインドウに登録。確かに何をしているんだ私。社会人だぞ。

そんな社会人、今週の定休日が早々と終わってしまって面倒です。同じ中学の先輩はどうも私を好いていないようだし。というか母校の中学自体私自身好きじゃないからどうもそれがはね返ってるのかもしれない。と言うことは中学校を愛せよ、ということか。今日も横通ったけど、むつかしいなぁ。



2004年07月12日(月) 減塩はしょっぱい

昼に飲んでいるインスタントみそ汁を減塩にしてみた。しょっぱかった。

今回も死票を生み出してしまったはしら谷選挙。諸派とかに投票したわけでもないのに、なぜなのだろう…。比例は党名で投票したから当選に回されたかもしれないけど…。今まで書いて当選したのなんて知事くらいだ。あとは…繰り上げ当選で生き返ったくらい。この6年間、結構選挙行ってるのにぃ。

そんなこんなで映画「river」の卓上カレンダーを7月にしていなかったことに気づいた今。めくったら音尾くんだった。役も役だからちと怖い。

結局半分だけ「東京湾景」を見てしまった。やっぱどうでしょうには勝てなかった。しかし今度パク・ヨンハが出てしまうらしい。何がしたいのだ。中村俊介と李麗仙のシーンなんてまるで「冬のソナタ」だもの。吹き替えてそう。「社長」じゃなくて「理事」、「美香」じゃなくて「ユジン」って言葉が似合う。そぐう。
ヨンのコスプレをした中村俊介がサンヒョク的ポジションにいるのに本物のサンヒョクが出るのかぁ。何役なのだろう…。今更原作本を開いて該当者を探してみてもいないだろうなぁ…。個人的には、ソニンの恋人役とかそんな軽っちい役希望。



2004年07月11日(日) プラス「水曜」プラスCM

5月25日から北海道で放送されたどうでしょうの新作がいよいよ関東でも放送されたのです。夜中明け方3時だけど。いくら翌日休みでも可能な限り生活時間を崩したくないわたくし、録画して本日鑑賞。とっとけるしね。

しかし普段テレビでは「どうでしょうリターンズ」、「水曜どうでしょう」はDVD鑑賞なので、「水曜どうでしょう」というタイトルのもとCMまで流れた放送は初めて見ました。なんてったって今までの最北端が盛岡市だからね。津軽海峡程遠し。

いやぁ、やってたよ相変わらずの大泉さんだまし。そして2004年ならではの編集に笑うしかないわけです。細かいことは割愛。

というわけで日が傾いてから選挙へ。隣り合わせで上下するエスカレーターで握手してキャンペーンした候補は却下。街宣車より迷惑だと思ったので。
そして職場に電話、ご訪問してきた候補も却下させて頂きました。
さて、どうなるのでしょうか。



2004年07月10日(土) 結局行かず渋谷

サイン会に行こうと思いつつもなんかだるくて行かずに家でDVDを見る。
だって当日券配布ってことは確実に開店時に行かなくてはいけないのでしょう?田舎ものにはムリームリー。

で、そのマンガ家の日記サイトを覗いてみると、どうやら7日の段階で配布予定枚数すべて捌けてしまって、当日券は急遽用意されたらしい。
行けなかったけど、なんか嬉しいねえ。面白いと思っていたマンガ家がやはり面白かったんだもの。
そして夏のコミケで4コママンガ家夢の競演同人誌が出るらしい。コミケったことないし、コミケる友達もいないので(中学の友達でいたけど最近音信不通)弱った。読みたいなぁ…。

ちなみに見たDVDは「水曜どうでしょうDVD全集第4弾 サイコロ3完全版」。購入10日。やっと見れました。折しも本日深夜(翌日か)、北海道では5月25日に放送された最新版をいよいよテレビ朝日でやるのです。

しかし、うちでは毎週土曜日、テープ指定で必ず録画しているものが。
土曜日、テープ指定。そう、あれ。
12時過ぎに終わって…テープ取り替えないとな。ああ、DVDレコーダ、欲しい。



2004年07月09日(金) 綺麗になるには理由がいる。

職場の送別会で高酔い(悪酔いではなく高酔いと呼ぶ)。ハイテンションになって飲み過ぎ気味だった。それでもサイコロ3の大泉さんのように(あれはヘリコプターだったけど)リバースはしない。しかし焼酎が少々きたようだ。

しかし事あるごとに「職場でめかし込め」と言われてしまいました。どうなんでしょう?最低限のことはしちょるつもりなんだけどなぁ。田舎の職場にフルメイクしていく意義があるものなのか。んなこと言ってもフルメイクの一式を持っていない、そもそも。マスカラの下地って、なあに?
とりあえず今の職場は「化ける場所ではない」のは確かなので、最低限にプラスアルファする理由を作ろう。あらかじめ言っておけば、君にもてたいと思っているわけではないので(と、読んでもいない職員の人に向けてつぶやく)。

そういえば芥川賞と直木賞の候補が発表されていたですねえ。朝日新聞の一面が「覆面芥川賞作家誕生か。(細部曖昧)」
舞ちゃんだ。八艘飛びはしないであろう方の舞ちゃんだ。候補作は「好き好き大好き鳥愛してる」鳥じゃない。そんなあたいは鳥ちゃん(京極堂シリーズの鳥口くん)好き。

テイク2(東MAX)。

「好き好き大好き超愛してる」でした。正直舞ちゃんは自転が違うくらい猛烈な勢いで各紙に作品を発表してるから(今年に入って新潮と群像で3作品読んでいるのに、それでも今年分追いついていないのだから)どれになるかと思いきや、やはりこれできましたか。
ちなみに今回の芥川賞候補は舞ちゃんと文學界新人賞の「介護入門」だけ読んでありました。嘘でした。「介護入門」は途中で止めてしまいました。松井雪子の「日曜農園」は掲載号が家にあるので読んでみようか。
介護入門…。面白いのかなぁ…。作家はニューヨークのハーレムっぽい経歴だけど、なんだか無理したファンキーさんに見えるのは気のせいかなぁ…。

直木賞は「チルドレン」だけ読みました。ここ2回直木賞受賞作が短編集形式なのでちょいとチルドレン有利?まぁチルドレンは短編集ではないんだけどねっ(伊坂の使者参上)!



2004年07月08日(木) 渋ん学

伊豆で数年ぶりに会った先輩は、仙台生まれの伊坂幸太郎似。半地元の山形で就職したからなのか、見事に何も変わっていませんでした。
そんな先輩が学生時代好きだったのが「シブヤ系うらりんご」…ならぬシブヤ系。カジヒデキLOVE。
東急本店通りからぐるり(濁ったオルタナティブロック)まわって表参道まで歩いていると、ふと「渋谷系文学」という言葉が思い浮かぶ。何がどうなると渋谷系文学になるのかはわからないのだけど。

とにかくハズレだらけの一日。サイン会の整理券をもらいに行こうとしたら既に捌けてるし。なのに当日券を温存する理由がわからん。しかも予定数の3分の1も。捌けるの早すぎ…とか思ったら2冊同時刊行=一人あたり整理券2枚。そら、捌けるわ。

というわけで昨日買った文學界を手に電車に乗り込み渋谷へ。
結局のところ家で残り読んで無事「秋人の不在」終わり。
…うーん、誰に向けた小説だ?
いや、誤解しないで頂きたい。出来映えの巧拙でそんなことを言いたいのじゃなくて。
地名がばんばん出てくる。しかもうちの近め。出てきた地名から同じ高校に通う人は数えるのが面倒なくらい。
だからなのか、小説全部読まなくても空気が伝わる。母親には最後の1ページだけ見せたにもかかわらずそこだけで納得されてしまったのでした。


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