たとふれば こころはきみに よりながら

2004年08月26日(木) 「こんぺいとう」その4<おとな>

 たろ吉は、おしゃべりで、受け答えにうんざりするぐらいだ。
 昨日も朝から、がんがんしゃべっていた。
 で、いつも、「早くしなさいっ!」と叱られるのが定番。

 しゃべる中でこんなことを言っていた。
 「ばぁばは、まだ、おとな?」

 おとなは、ずっと「おとな」です(笑)
  



2004年08月25日(水) 「こんぺいとう」その3<たんぽぽのわたげ>

 別に「こんぺいとう」を毎日続ける気はさらさらないのですが、続いてます。

 ここ数日、たろ吉は花の名前をよく尋ねてきます。
 特に、ひまわりとたんぽぽが気になるようです。

 昨日、保育園へいく道中で、「たんぽぽの綿毛」についてたくさん質問をされました。
 「わたげは、なに?」
 「あれは、たんぽぽの黄色い花が白い綿毛にかわるんよ。」
 「それであんなにながーくなるの?」
 「そうそう。」

 ふと、思い立って、
 「なんで、あんなにながーくなると思う?」
と、きいてみた。

 「うーん・・・。」
と、困ってたようだけど、一所懸命考えたみたいで、
 「虫さんがいっぱいいて・・・お花からちゅーーーーーーっとして、ながーくなるの。」

 ほぉ。そっかぁ。
 よーく考えたね(笑) 

 小さめのひまわりを見ても、「あれ、たんぽぽ?」と聞くたろ吉でした。   



2004年08月24日(火) 「こんぺいとう」その2<ぼくは、まだ・・・>

 昨日の話です。

 じろちゃんが寝てくれないので、あきらめて午後から外出し、その帰りにたろ吉を迎えに行った。
 雨が降っていたので車だった。
 車の中から、たろ吉のクラスの子が兄弟そろって帰るのが見えた。
「○○○○くーん。」
 たろが言う。
「車の中から聞えへんよ。」
と、わたし。そして、義母が、
「どっちの子がお兄ちゃん?」
・・・という会話をしていた。

 すると、たろ吉がこう言った。
「たろたろは、まだ、『おにいちゃん?』」

 君は、永遠にお兄ちゃんですよ(笑)



2004年08月23日(月) 「こんぺいとう」の由来

 「こんぺいとう」は、“子どものつぶやき”をひろっていこうと名づけました。

 わたしの好きな童謡詩人金子みすゞさんが、詩作を夫に禁じられてから、一人娘のふさえさんの幼い言葉を拾い集めたもののタイトルが「南京玉」というので、そこから、ちょっとイメージを借りてみました。

 思いついたのは、もう数年前ですが、何にも記録していません。
 惜しいことをしたかもしれません。

 今、つらつらと自分の内面を書くと、あまりいいものがでてきそうにないので、目先を変えようと思います。「こんぺいとう」に限りませんが、今、わたしの重要な役目は、ちび世話だと思うので、自分自身のこととは少し距離をおいて、ちびネタを書くのがいいのかもしれません。



2004年08月22日(日) 「こんぺいとう」その1<やさしくなったアロエ> 

 午前中、ちびたちを連れてお散歩中のことです。

 道を歩いていると、たろ吉が、
 「ちゃーちゃん、サボテン おっきいとこ さわってぇー。」
 道に面しているお家の鉢植え。
 見るとアロエです。
 「これは、サボテンちゃう。アロエや。」
 「アロエ。アロエさわって。いたい?」
 「うん。いたい。」

 しばらく歩いていると、ふとこう言うのです。
 「アロエは、ヨーグルトになったら、いたくなくなるの?」
 「うーん。そうやな・・・。」



 どうということはない表現かもしれません。
 「ヨーグルトになると痛くなくなるアロエ」
 アロエは、ヨーグルトにつつまれてやさしくなった・・・。
 夜になって、ふとそう感じました。


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