ぶらんこ
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おばあさんになってしまって
眠ってばかりいる
耳がよく聞こえなくなった
おトイレにも間に合わないことがある
ご飯もあまり食べられない
歩くのもやっとこさで
散歩にも行けなくなった
薬をあげると吐いてしまう
薬をあげないと死んでしまう
お医者は言った
「安楽死 ト イウ ホウホウ モ アリマス」
はなは今
天国へ行く準備をしている
はなのいのちは
はなのものだ
「悲劇などはない。 あるのは不可避な出来事だけだ。 すべてはそうあるべき理由を持っている。 お前は一時的なものと永続的なものを区別するだけでいいのだ。」
「一時的なものとは何ですか。」
「不可避なことだ。」
「では永続的なものとは?」
「不可避なことから学ぶことだ。」
『第五の山』 パウロ・コエーリョ
最近こころが変わった。ように感じる。
彼女がわたしに「ありがとう」と言う。 もちろん、これまでもごくごく普通に言われてきたし、特に回数が増えたわけでもない。 ただ最近、彼女から「ありがとう」と言われるときに、何か特別なものを感じる。 それはたぶん温度のようなもの。かもしれない。 きっと心を込めて言ってくれてるのかもしれない。 どうしてかはわからないけれど。。。いろいろと彼女なりに伝えたい想いがあるのだろう。 だからわたしも、心を込めて(ちょっと驚きながら)「どういたしまして」と応える。 「ありがとう」 「どういたしまして」 "Thank you." "You are very welcome."
自分の世界ってどんなだろうなぁ・・・と思うときがある。 まだ自分でもよくわからない。 でも、こころにはこころの世界があり、わたしにはわたしの世界がある。と、思う。 そして、自分でもよくわかっていない自分の世界を、彼女にわかって欲しいとは思わない。 また、わたしだって彼女の世界を知らないし、永遠にわからないのかも・・とも思う。 それでも、尊重することは出来ると思う。大切に思うこと。 良いも悪いもなく、お互いがお互いを認める。
真夜中にこころとふたりで歩いて帰った。 星が空いっぱいに張り付いていた。 とても綺麗な夜だった。
あの星たちのように、わたしたちふたつの世界も、くっつくことはなく離れることもなく、 それぞれがそれぞれ、輝いているといいなぁ・・・と、思った。
霧島 「風の見える丘」
・・・女性は山に登っちゃいけない って 高名な誰かさんが言ってたけれど そんなことはないでしょう・・・
高いところへ行くと遠くまで見渡せる。
何かに行き詰まったとき、山へ登っていくように 意識を少しずつすこしずつ薄めていって 自分が今まで見てたことを、ものを、遠くから見てみる。
「精神を高める」と言うには まだまだ遠いけれどね。。。
どちらか一方だけなんて この世界には存在しない
良くもあり 悪くもあり
まっすぐで 曲がってる
目をつむり 目をこらし
汚れた手で 水をすくう
のんきでいて おくびょうで
迷いながら 求めてる
情熱と 静けさ
みんな違ってて さほど変わらない
夕方から雨。
台風が過ぎてから ようやくの雨降り。。。
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