ぶらんこ
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2006年06月12日(月) 田植え


  
  足元に気をとられていると『ゆんがひんが』に曲がってしまう
  目標を定めたらまっすぐに進む

  なんだか人生の指標のよう〜
  人は土に触れながら真理を得るのかもしれないなぁー




昨日、友人に誘われて念願の田植えに行ってきた。
どんな格好をしていけばいいのかな〜と悩みつつ、とりあえず長袖のシャツを着る。
水田に入るのだけれど、もちろん長靴は持っていない。
とりあえず短パンとビーチサンダルで行くことにした。
むき出しの足に日焼け止めを塗るべきかとも思ったが、無農薬で作っている彼の田んぼに日焼け止めクリームは毒だよなぁ・・と思ってやめた。


田んぼへ到着すると、彼は既に一枚目を植え終えたところだった。
わたしの格好を見て「上等、上等」とにこにこ顔。
早速、裸足になって田んぼの中へ入る。
ぬるり。
土がやわらかい。
でも適度に硬いというか、詰まっている、という感じがする。
足の指の間から土がてろてろと流れていくのが懐かしくて可笑しい。その瞬間、ぽーんと昔に還ってしまった。


とりあえずは地ならし(というのかな?)をさせていただく。
学校のグラウンドとかゴルフ場の砂場にあるようなやつで、後ろに下がりながら土を平らにしていく。
水も一緒に流れるので、これがなかなか難しい。
思い切り真剣にやっていると、「適当で良いよ」と、笑われた。


その後、いよいよ田植えをさせていただくことになった。
わたしは手作業のそれかと思っていたのだけれど「機械を動かしてみて」と言う。
彼の愛機は、イセキの「さなえ」ちゃん。
その昔、桜田淳子がCMで使っていたさなえちゃんだ。(わたしがそう言うと「そうそうそう!」と彼は喜んでいた。)
わたしは「機械は無理ですー」と言ったが、大丈夫、大丈夫、と、えびす様のような笑顔で言われるので、ならば・・・と思ってしまう。

おっかなびっくり。
わたしはさなえちゃんと一緒に田植えを始めた。
と言っても、わたしはたださなえちゃんを握っているだけ。
すべてはさなえちゃんがやってくれる。なんておりこうちゃんなのだろう!
稲の苗は2列。
田んぼの形によっては(わたしの植え方による)、ある部分だけ1列にして植えたりする。
その場だけを見るのではなく、全体を見て考えらんといかん。
当たり前のことにいちいち感心してしまう。


田んぼ一枚を終えたところで一休み。
彼から、さなえちゃんやその後輩達のお値段や(笑)、たにし・もぐらについて、水の調整、農薬の種類などの話を聞く。
彼がどれだけこの仕事(本職は違うけど)を愛しているかがわかる。
いいなぁ〜農業。
わたしのようなへたれにはとても無理だ。
でもいつかは・・・。なーんて思ったり。


時間があっという間だった。
これからちょくちょくここへ来ては苗の育ち具合を覗かせてもらおうと思っている。
稲刈りは10月の予定。
今から楽しみだ。

  

上の写真はわたしが植えた田んぼ二枚のうちの一枚。
(太っ腹の彼は、わたしにもう一枚の田んぼも植えさせてくれた。)
二枚目のほうが初回よりも苗がまっすぐに整列していたから不思議。

右は、さなえちゃんと歩くわたしの証拠写真。
ちと、へっぴり腰。笑








2006年06月02日(金) Brown Sugar

土砂降りの雨の後。
訪問先からステーションへ戻るとき、車の窓から見た海がきらきらと陽に照らされていた。
わーお。すっごい。
光る海はより大きく見える。

海が拡がったのか自分の目が開かれたのか。
ラジオから聴こえてきた歌に思わず笑い出す。






2006年05月28日(日) 愛の言葉

「おーい。□□○○○さーん。」
 お父さんはKさんを旧姓で呼びました。
 Kさんはほんの少し反応しました。
「眼ば開けんねー。」
 Kさんはうっすらと眼を開けました。
「こーげな美人はどこにおろうがぁー。」
 Kさんはまた眼を閉じて、ふふふ、とちいさく笑いました。

なんて最高の呼びかけでしょう。
お父さんは最期にもう一度、Kさんにプロポーズしたのだと思います。










2006年05月26日(金) raise

     今日は空がクシャクシャだ 雲もビリビリ破けてる
     ぼくが大きなアイロンで ピン!と伸ばしてしまおう
     アイロン アイロン アイロン シュッシュッシュッシュ
     しゃっきりすっきりはればれ 青い空

     今日は海がグシャグシャだ 波もボロボロ崩れてる
     ぼくが大きなアイロンで ピン!と伸ばしてしまおう
     アイロン アイロン アイロン シュッシュッシュッシュ
     しゃっきりすっきりひろびろ 青い海

     今日は街がガチャガチャだ みんなトゲトゲ怒ってる
     ぼくが大きなアイロンで ピン!と伸ばしてしまおう
                     アイロン アイロン アイロン シュッシュッシュッシュ
                     しゃっきりすっきりさわやか いい気持ち
                                                                 「ぼくのアイロン」 ♪トラや帽子店


授業でアイロンかけがあったらしい。そして、こころの作業の速さに友達が驚いていたらしい。
こころは「だって制服とか自分でやってるもん。」
「お母さんは?」
「やらない。」
「すっごーーい。じゃぁアイロンかけないでいると怒られるんだ!」
「いや。マミィは別に気にはしない。マミィのじゃないから。」
「えーーーーー!すっごーーーい!!」
というようなやりとりがあった。とのことだ。(何がすごいんじゃ。)


確かに。
わたしはアイロンがけを強制はしない。「しといた方がいいよ」とは言う。
で、こころは忘れているのかもしれないけれど、アイロンがけを彼女に任せ始めたのは中学に入ってからだ。
それまでは(一応)わたしがしていた。上手というほどでもないが、それなりに。
上の歌はまさしくアイロンがけのときに歌いたくなる。アイロンをかけるという作業は気持ちの良いものだ。
こころがやり始めたのはとても喜ばしいことだと思っている。どんどこかけて欲しい。
こころの友達もすると良いと思う。自分の服くらい自分で管理するモンだ。だっておしゃれに気を遣うエイジなんでしょ。


そんなような話をした後、他にもいろんな話になったのだけれど、昨夜こころにこう言われた。
"No doubt! You raised me."
会話の流れから訳すと「わかりきってるよ。まみぃに育てられたんだから。」という感じ。
で・・・なんでそんなことを言われたのか。。。。これが思い出せない。なんだっけ?笑
まぁつまり、そういうわたしの性質についての言葉なんだろうな。




上の写真は、「修学旅行」を歌っているこころさん。
「そんな歌、知ってたの?」と驚いて訊くと「バスガイドさんが一回歌ってくれたの聴いて覚えた。」とのこと。
バスの中のノリで歌い始めたらしいが・・・そんな性質に育てたのは・・わたしなのだろうか???笑





2006年05月24日(水) 沖縄


      いちばん楽しかったところは
      美ら海水族館













                                                        いちばん心に残ったところは
                                                        ひめゆりの塔










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