2008年10月23日(木)_
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退職日

本日付で、会社を退職しました。2週間ほど前から有休消化に入っていたので、あまり実感はありませんが、ひとまず一区切りついたという感じはしますね。
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会社に勤めるということは、様々な制限や制約の下、様々なことが自分のコントロールできない状況で多くの時間を会社のために費やすということになる反面、福利厚生や毎月の給料、社会的な地位など、ある種の安心感も得られます。
今のところ、ぼくの考えているプランでは今後一企業に勤めて勤労所得を得るために働き続けるということはありません。経験を積むために整体サロンもしくはリラクゼーションサロンなどに数年努めることはあるかもしれませんが、あくまで経験を積むためであり、その先には独立開業を考えています。
会社員として勤めていたときには無縁だったリスクや苦労などは当然あるでしょう。しかし、そのマイナス面以上のメリットがあると、ぼくには思います。
今はリスクをとらないことがリスクになる時代とも言われています。会社に勤め続けることにも、リスクがあります。親の世代と同じだと考えていると、大きな痛手を被るかもしれません。
先行き不安な時代、大手企業でも倒産はありますし、経営不振からダウンサイジングによるリストラもあるでしょう。それは誰のせいでもなく、会社員としてその企業に勤めることを選んだ自分の責任です。
もし定年まで働いたとして引退した後、老後の生活費は? 退職金で十分? 普通の生活を続けていけるほどの十分な年金が国からもらえる予定? 老後20年生活するのに必要な7200万円とも言われる資金を、どうやってつくりだす? 長生きリスクについて対策をしていますか?
理由はないけど「たぶんなんとかなるんじゃない?」なんてのんきなことを考えていると、数十年後に苦労するでしょう。そして、時間は戻ってきません。「数十年前から準備しておけばよかった」なんてことを思っても、もう後の祭りです。
企業に勤めて働くことが悪と言いたいのではなく、「企業に勤めているだけで安心」と思っている人がいたら、目を覚ましてもらいたいのです。投資などで給与以外の収入源をつくることも可能でしょうし、手段はいくらでもあります。
このあたりのことをもっと真剣に考えてみたいと思う方には、ロバート・キヨサキ著の『金持ち父さん』シリーズの本を読むことをお勧めします。1冊千円台〜2千円台の本ですが、値段以上の価値があるとぼくは感じました。
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