2008年11月28日(金)_
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内定取り消し

景気低迷の影響で、全国で内定が取り消しされた学生が300人以上もいることや、失業する見通しの非正規労働者が3万人を超えることなど、ますます厳しい世の中になってきていますね。
もちろん、こういった状況は前々から予想されてきたわけですが、実際に一つずつ予想されていたことが現実に起こってくると、実感を伴って危機感を感じます。
ロバート・キヨサキ氏が著書で何度も書いているように、「いい会社に勤めて働き続けなさい」というアドバイスは産業時代では通用していましたが、今の情報時代では通用しなくなっています。
でも、そのやり方でうまくいってきた大人が子供に同じアドバイスを続けているので、時代と共に様々なルールや状況が変わっていて、そのアドバイスが通用しなくなっているのに、そのアドバイスを鵜呑みにして苦労してしまう人たちがたくさんいます。
Eクワドラント(E:Employee)、つまり従業員でいることは、自分でコントロールできることがあまりにも少ないです。リストラなど、働き続けることすら、自分でコントロールできません。
会社に勤めることが「安心・安定」につながるというイメージは昔の話で、今の時代では必ずしもそれは当てはまりません。世界の名だたる大企業も軒並み人員削減していますから、どんな会社に勤めていても、絶対安心というわけではないと思います。
自分のスキルアップのために、経験のために会社に勤めるのはとてもいいことだと思いますが、会社からの給料だけを頼りに生計を立てることは危険です。
給料日から給料日へ食いつなぐような生活をしていたら、もし失業したら、自分や家族が路頭に迷うことにもなりかねません。昔と比べて、今はこういったことが実際に増えていると思います。
これからの時代は、自分や家族のめんどうは自分でみることができるように、ファイナンシャル・インテリジェンス(お金に対する知性)を高めて、少しずつでも安定した収入を増やしていくことが大切なのだという意見に、全くそのとおりだと思います。
手遅れになる前に、ファイナンシャル・インテリジェンスを高めていくところから始めるべきなのではないかと思います。最初は『金持ち父さん』シリーズを読むところから始めるのことをお勧めします。
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