2009年02月21日(土)_
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椎間板

先週のカイロの授業で椎間板についての話を聞きました。興味をもって朝と夜の身長の差を測ってみると、朝と夜で1cm以上も差がありました。こうして実際に変化を実感すると、椎間板についての理解も深まりますね。
椎間板とは、椎骨と椎骨の間にあるクッションです。髄核が繊維輪からはみ出てしまう「椎間板ヘルニア」の名前は、多くの人が知っていると思います。
椎間板の厚さは、重力などで負荷がかかることによって減少し、横になる睡眠時など負荷がなくなると元の厚さに戻ろうとします。身長を測るなら、各椎間板の厚さが回復して最大厚の朝が、一番高い結果が期待できます。
長時間座った姿勢をとったり、重い荷物を持ち上げたりすることをは椎間板に大きな負荷をかけることになり、睡眠不足は椎間板の厚さが戻りきらない状態につながります。
椎間板が薄くなった状態でさらに負荷をかけると、ヘルニアの危険性が上がるので、健康な体を保つためには、意識的に負荷を軽減するような習慣をつけたりすることが大切です。
定期的に姿勢をかえたり、ストレッチをしたり、物を持ち上げるときは腕だけで持ち上げずに、しっかりと腰を落として体全体で持ち上げるなど、気をつければ負荷をいくらか軽減させることはできます。
腰に関して言えば、座って前屈みになったり、中腰になっている状態は大きな負荷がかかります。普段の姿勢から気をつけて、正しい姿勢を心がけましょう。
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