2003年10月13日(月) |
「当たるんですか?」 |
「本当に当たるんですか?」
最近、メールでの問い合わせで一番多いのが、この質問。 そうですよね。まず、本当に、真実を語ってくれるのか?それが、大事!
「はい。当たります。」 とお答えすればいいですか? 貴方が満足できるような答えは存在しないと思います。 でも、それで、いいのです。 貴方が真剣に救いを求めて、私に何かの「縁」を感じて、 私の所にいらしてくれれば、それでいいのです。
現在、占いとして数多くのホームページが存在しています。 霊感・霊視・タロット・星占い等から、統計学といわれるものまで。 どの占いも貴方の事を色んな側面から割り出し、 貴方が幸せになれるようにと方向を示してくれます。
貴方の前にある道は、ひとつだけではないのです。 細い道、太い道、下り坂、登り坂、平坦な道、デコボコな道、様々な道。 どの道を、貴方の人生の道とするのか。
細い道は誰の制限も受けず自由かもしれない。けれど、その道は寂しい道。 太い道は人との交流が盛ん。けれど、時にはわずらわしい事がある。 下り坂は体が楽。けれど、それは(アリとキリギリスのお話)キリギリスの生活。 上り坂はいつでも大変。けれど、登り切った先には美しい景観と満足がある。 平坦な道は安心、何にも起こらず毎日が同じ。けれど、退屈かもしれない。 デコボコな道は波乱万丈、刺激が多い。けれど、心の休まる暇がない。
色々な道がありますね。貴方の気持ちで毎日が変わり、将来が変わります。 貴方が望む道、それはどんな道ですか?
貴方の望みが何かで占いの答えは変わると思いませんか?
ですから、当たるのかと聞かれた場合、 「貴方しだいです」とお答えするしかないのです。 でも、人間にはどんなに頑張っても、不可能な事があります。 それを祈願・祈祷として神仏に助けて頂きます。
ごめんなさいね。 なんだか、頼りないですね。 でも、私は貴方に対していつでも誠実でありたいのです。
過去において、 私の相談者の方で、結果が間違っていた。という方は一人もいません。
まず、貴方の気持ちに整理をつけて。 貴方の善なる潜在意識(無意識層)はちゃんと知っていますよ。 信じていいのか、自分がどうすればいいのかを。
当たるのか、当たらないのかよりも、 人生が変わるのか、変わらないのか、が大切な事。
「運命は変わる」 貴方が幸せになる為の分岐点(分かれ道)はいつ? 実は、毎日が分岐点。 一瞬、一瞬が分岐点。 今、この一瞬が分岐点。 貴方が本当の幸せをつかみ取る事ができますように。
さぁ、明日はどの道を行きますか? 明日も良い一日を。
2003年10月11日(土) |
「新興宗教ではないですか?」にお答え致します。 |
「霊感・霊視というと、新興宗教だと思ってしまう。 貴方のところは、大丈夫なんですか?」
こういう質問がありましたので、早速、お答え致します。 まず、私は新興宗教の信者ではありません。断言いたします。
私は、身内を何人か亡くしており、 私自身も生死をさまような経験を持っています。 又、職業柄、他人の死に立ち会うことも多くあり、 神仏に対する畏敬の念を強く抱いています。
私の生まれた沖縄では、沖縄独自の「先祖供養」の方法があり、宗派は殆ど存在していません。 どのお坊さんに対しても敬う気持ちを持ち、それが他国の神父さんであっても変わりません。
この質問にお答えするには、様々な分野から考えなければならないと思います。 宗教だけでなく、哲学、精神、心理、広い視野では文化についても。
世界には多くの文化、言葉があります。そこには様々な宗教が存在します。 同じ人が存在しないように、全く同じ価値観、同じ考えを持つという事は不可能です。 けれど、善である考えの根本(心髄)は同じだと思っています。 日本は仏教国です。私はどの宗派も否定する事はできません。 人は自分の状態に一番近い神仏に導かれると考えているからです。
ですから、私が師匠と呼ぶ、密教僧侶の六明師にお願いして、 その人に一番近い神仏に、祈祷、祈願をお願いいたしています。
私の答えに質問者の方は納得されないでしょうね。 けれど、私はその方に心から感謝いたします。 相談しようかと悩んでいる人にとって、 最も聞きたい事だったんではないでしょうか? こういった質問にも私は真剣にお答え致します。 いつでも、ご遠慮なく、どうぞ。
またまた、難しい日記になってしまいましたが、 今日の内容は、人が生きていく上で、とても大切な事だと思います。
貴方が明日もまた、守られ、導かれますように。 どうか良い一日を。
前に日記に書いた、男の子の話が気なるというメールがいくつか届いたので、 この前のお話をしましょうか。
あの後しばらくして、男の子は結局、亡くなったそうです。 でも、その死は、私達に大切なメッセージを残したんです。 そのメッセージとは・・・
「人は誰かの為に生きている。 ひとつの輪と同じ。 人はそれぞれが繋がり生きている。」 という事でした。
けれど、それだけではなく、もっと大切な事。
あの後、若い看護婦は男の子に、看護婦として言ってはいけない事を 言ってしまったそうです。
「もうすぐ、死ぬのに。」 「死んでしまったら、お父さん、お母さんは苦しむ。」 「親の為に生まれてきたのに、親を苦しめるの?」
おそらく、こういう事を言ったんだろうなと職員の間では話しています。 そこで、男の子はなんと答えたか。 その答えが、男の子が私達に向けたメッセージだったんです。
突然ですが、 福島大学の教授、飯田史彦先生の著書「生きがい論シリーズ」をご存知ですか? この男の子のように、子供とは思えない発言をする子供たちの事が色々と書いてあります。 アメリカの学会でも研究され、キュブラーロス博士(医学博士)の本にも登場します。 「幼い子は前世を忘れないでいることがある。幼稚な言葉で魂の存在を語る。」 生まれ変わりを信じていない人も読めるよう、学説的に論文形式で書かれていますが、 決して、難しい本ではなく、簡単に書かれていて、愛のある本だと私は思います。 皆さんも一度、読んでみて下さいね。
話を元に戻しましょう。 男の子の答え・・・。それは・・・。
「おねぇちゃん。ぼくは、おとうさんとおかぁさんのために うまれたんだよ。もうすぐ、しぬのはしってるよ。 でも、おとうさんとおかぁさんとずっといっしょだよ。 まえもそうだったし、これからもそうだもん。 なんにもかわらないんだよ。 なんで、かなしいの?なんで、くるしいの?」
ワイス博士(米国精神科医)の書いた「魂の伴侶」という本を最後に紹介します。 「人には、自分を成長させてくれる魂の仲間たちが必ずいる。 人生においての怒りや悲しみ、喜び、様々な感情と共に人は成長する。 その状況や人生のパターンは、生まれる前から、自分が選択する。」
男の子は、何度も何度も言いましたよね。 「ぼくは、おとうさんとおかぁさんのためにうまれてきた。」
私は、常に人の生死の境目で仕事をしています。 色々な人生を垣間見る事が多いのです。 そんな時、必ず、思う事。 それが、ソウルメイト(魂の伴侶)。
私にとってはこの話、大切な大切な「心の宝物」なんです。
どうか、 愛する人と永遠の別れを経験したという方、 この男の子の言葉の意味について深く考えてみてください。 きっと、貴方の心に何かが残ると思いますよ。
今日の日記は随分と難しくなったみたいですね。 明日のリクエストがありましたら、又、メールでも下さいな。 それでは、良い一日を!
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