遠くにみえるあの花火に
DiaryINDEXpastwill


2004年08月20日(金) 幸せな悩み/秋/そして次もがんばろう

つまりは単純にこういうことだと思う。
「それは幸せな悩みなのである」と。

けれどもまぁ、悩ましい何かがあるというのは、
多かれ少なかれ、わずらわしいもので、
むむーんと、思わずにはいられないのです。

むむーん。



今日は晴れがちな曇り空。
昨日は台風の影響でものすごい風だった。
雨も時々激しく降った。

エアコンの効いた部屋の中で熱心に雑誌を読みながら、
この台風が過ぎれば秋かなぁと思った。
秋。

秋は好きな季節だ。
購買意欲も湧く。それから食欲も、ご機嫌度合いも増す。



ゴザンス800字、トップピックアップに載せて頂きました。
ゴザンス:読む
うれしいなぁ。
次のテンション高めのやつも、がんばろう。

・祭りの翌日

祭りのあとって何が起きる?
テンション高めの物語ってどういうのだろう?
日々の平和の中の、ちょっとした幸福とか、ちょっとした嬉し楽し・・・。
そういうのを書きたいんだけどなぁ。

祭りのあと。
好きな人と一緒に行ったお祭。
昨日は楽しかったねと言い合う喜び。
そういうのはどうだろう?

物語としては、何も波風のたたない、ただほんわかした物語。

・タクシーで

タクシーで??
タクシーの中で昨日楽しかったねと話をするの?
なんだか違和感あるなー…。
違和感がないようにするには、どうしたらいいだろう?


・浴衣の女性が

しかも浴衣の女性が…?
ううーん。。。


というわけで、私の悩みはまだまだ続きます。
次もがんばろう。



悩んでいるうちに夕方です。
外はさっぱりと晴れています。
夏は朝が一番好きだけれど、夕方のあつーい西日の、
ぱあっと明るい感じも、それなりに好きです。




2004年08月19日(木) 800字小説「ラブホテル」

ゴザンス800字小説。
今回のお題は(祭の翌日に/タクシーで/浴衣の女性が)です。
とりあえず、えいっと(やっぱり)投稿しました。

ーーーーーーーーーーーーー





「ラブホテル」


鈴木くんとはただのクラスメイトのはずだったのに。

ホテルの広いバスルームの中で熱いシャワーを浴びながら、

瑠美子は昨日の夜のことを思い出してそう考える。


祭りの灯も消え、屋台が折りたたまれる頃、突然、雨は降り始めた。

祇園祭の頃になると、必ずといっていいほど雨が降る。


「きっとスコールだから、すぐやむよ。」

鈴木くんはそう言って、缶ビールのふたを開け私に手渡した。

雨宿りをしながらちびりちびりと飲むビールは、あまりおいしいものではなく、

自然と無口になっていった。

ただ雨を見つめる時間が続く。


ふたりの間の空気が、だんだん密度を増すのがわかった。

避けられないムード。

缶ビールというものは、思いのほか酔いがまわる。





気がついたら、鈴木くんとキスをしていた。

雨は本降りになり、やむ気配はどこにもなかった。

それで、しかたなくホテルに行った。

京都の街は、皮肉なほど便利に出来ている。

大通りからほんの二、三筋道をそれただけで、もうラブホテルがちゃんとある。


それでも浴衣は、ホテルに辿りつくまでにあっという間に濡れてしまい、

白地に紺のあじさい模様が、体にぴたりと張りついた。

自分でも豊満だと思う胸元は、ぐっしょりと濡れて下着が透けていく。

ばたん。

と、音を立てて扉が閉まったとたん、鈴木くんに強く抱きしめられていた。

着くずれた胸元から鈴木くんの繊細そうな手が差し入れられ、

私はあっというまに鈴木くんに愛されていた。





なんだか妙なことになってしまった、と、浴衣を羽織ながら、瑠美子は再びそう思う。

ホテルの分厚いカーテンの隙間からは、まぶしい朝の光がわずかにこぼれていた。

まだ眠っている鈴木くんの、悪びれた様子のない寝顔を、少しかわいいと思う。

タクシーを拾って帰ろう。浴衣姿ではとうてい電車になど乗れない。

瑠美子はそう考えて、身支度を整える。

浴衣の襟元がまだ少し湿っている。


赤い巾着から携帯電話をとりだして、鈴木くんにメールを打つ。

「先に帰ります。―瑠美子」





ーーーーーーーーーーーーーーーー


少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。
気に入ってくださった方は投票ボタンをどうぞー。




2004年08月18日(水) いやいや病

ああ、マリッジブルー……かな?
単に仕事いやいや病かもしれない。
3ヶ月おきくらいにやってくる「いやいや病」

・人間関係いやいや病
・お仕事いやいや病
・パソコンいやいや病
・恋人いやいや病
・なんでもかんでもいやいや病

単にわがままな性格なのかな。
基本的にひとりが好きなのねん。
何もしたくない時ってあるのねん。

ついでに言うと「向いてないのね病」もあります。

・仕事に向いてないのね病
・主婦に向いてないのね病
・人付き合いに向いてないのね病
などなど


まったくもって、やれやれだなぁ。
ふう。





今週はじめくらいからはじまった「マリッジブルー」は、
私に「波長が合うことについて」や「正しい怒り」について
考察する機会を与えてくれている。

詳細は今ここでは記さないけれど、それはなんというか、
とても重要なことであるかもしれないと思う。


ーーーーーーーーーーーー

昨日、ちらりと書いたゴザンス800字小説ですが、
本日もまた、少しだけ推敲し、
900字くらいのものを830字くらいにまで削りました。

あともう少し、時間をおいてから、投稿しようかな。
いつもすぐに、「えいっ」と投稿してしまうから。

ーーーーーーーーーーーーー

では、これから飲みにいってきます。

*

ただいま。
といいながら、翌日の朝です。

「ももじろう」というチェーンの居酒屋で、
ひとしきり飲んできました。
(京都の方はご存知かしら。看板も店内の座布団もピンク色の店です。)

ももじろうはええなぁ。
うまくて安い。
品数がびっくりするくらい多い。
店員のばかみたいなハイテンションとフレンドリーさも好きだ。
今度行ってみるといいよ。


わたくしめのお祝いの会でした。
開いてくれた友人に感謝。
プレゼントにも、いろいろ工夫をこらしてくれて、
ありがたいことです。

がんばってお料理しなくちゃなぁ。




豆ごはん |MAIL

My追加
素材提供