2005年02月27日(日) |
どこふく風、の風になりたい。 |
昨日早くに寝床へ入りすぎたせいか、夜中に2度目が覚めてしまう。
今日はスーパー銭湯の日。
冷え切った体を熱いお湯でじんわりとあたためる。
と、見知らぬおばさんから「今日のお湯はいつもよりちょっと熱いわねぇ」と
話し掛けられる。
「そー、そうですねぇ」と愛想笑いしながら、
ここへ来たのは今日が2度目だから本当はよくわからないんだけどな、
と内心で思う。
関西のおばちゃんは、連帯を好む。
目が合うとにっこり笑ってくれるし、
子供がいればその子を見て、「かわいいわねぇ」と目で話し掛けてくる。
ドライヤーで髪を乾かしていたら
顔を真っ赤にしたおばちゃんが「湯に浸かりすぎて顔が真っ赤だわ。
お姉ちゃんと全然顔の色が違う。」鏡越しに話し掛けてくる。
私もにっこり笑って、でも上手い言葉が見つからないので
笑っておくだけにする。
お風呂に浸かると必ずのぼせて眩暈がするので、
露天風呂で風にあたってから出る。
くもっていた眼鏡が、すっと晴れる。
*
来週は送別会。
春からまたさびしくなるなぁ。
2005年02月26日(土) |
ピッツア・マルゲリータ |
京都を満喫した土曜日。
イルパッパラルドに行って1890円のランチを食べて、
その「はっとする」味つけに、ちょっと感動する。
自分が想像していた味よりも、もっと素材をいかしたあっさりした味で、
すんばらしくおいしいと思ったわけではないけど、でも、
どこにでもある普通においしい味ではなく「個性」を感じる味だった。
うん。また行こう。
友達とずっと、「あの”耳”のところがおいしかったね。」と言い合う。
「いやぁ、耳じゃないんだけどさ(笑)」とその度に訂正しながら。
マルゲリータが大好きで、ピザといえばそれを注文するのだけど、
イルパッパラルドのマルゲリータの、
縁のところが(食パンでいえば「耳」のところが)
もちもちして香ばしくて、ほどよく塩が効いていて、
すごくおいしかった。
イタリアの田舎のおばあちゃんの味みたい。
ふところが深くてあったかくて素朴で。
バジルもトマトも新鮮な味と香りがして、
あっというまにパクパク食べてしまった。
上品に整えられた微妙な味の妙というものもあるけれど、
もっと勢いがあって単純においしかった。
びっくりした。
*
そのあと国立博物館へ。
伊藤若冲の鶏をじっくり見る。
伊藤若冲の鶏って、とってもユーモラスな表情をしている。
眼がとぼけていて、漫画みたい。
へぇ〜と感心しながらながめる。
博物館の中はおじいちゃんおばあちゃんが多くて、若者は少し。
国立博物館って入ったことがなかったけど、
中のお庭みたいなところに噴水もあったりして、のんびりしていて
なかなかいいところだった。
また来よう。と思う。
博物館を出たらちょうど3時で、甘春堂で白玉ぜんざいを食べる。
「甘泉堂」と「甘春堂」を勘違いしていて、
友達に嘘の情報を吹き込んでしまったことに後で気付いたんだけど、
ともかく「甘春堂」もおいしかった。
あまい白玉ぜんざいに、塩昆布が添えられていて、
ぜんざいをすすっては、塩昆布を食べ、
ちょうど舌の味がかわって、最後までおいしく食べられた。
お店の中は古い民家のような感じで、靴を脱いで玄関を上がって
和室に通されて座布団でお茶をいただく、という感じ。
「こちらでご自分でお茶を点てていただくことも出来ますが・・・?」
と問われる。
首を横にぶんぶんふって、「お願いします」と言う。
店の中にいたお客の誰も自分で点てている人はいなかった。
「足がしびれたよ・・・」と言いながら席をたち、
わらび餅をお土産に買って帰った。
*
夜、今日は和食にしよー!と思って肉じゃがを作っていたら、
夫から電話。
夫の高校時代の友人と一緒に焼き鳥屋でごはんを食べることに。
結局、一日中外出の日になってしまった。
明日はスーパー銭湯で、リラックスの予定。
2005年02月25日(金) |
「なかなか春はやってきません。」とアナウンサーが言う。 |
明日はまた寒いらしい。
けれども、もうすぐ暖かくなると思うと、寒い寒い日が名残惜しく、
しっかり寒さをあじわっておこう、と、そんな風に思う。
*
明日は友達とおでかけ。
「イルパッパラルド」というお店でお昼を食べようと約束する。
本当は家にとじこもって、
スポンジケーキをどうしたらふっくら焼くことができるのか
研究しようと思っていたんだけど、
たまには外にも出ようと思い直し、出かけることにした。
*
うれしい人からメール。
うれしげに返事をおくる。
*
夫は偏頭痛のようなものにおそわれ、横になっている。
女満別の寒さにやられたか?
単純に疲れがたまっているんだろう。
週1日しか休みがないというのは、やっぱりつらいはずだ。
布団乾燥機であたためられた布団に、
あごのあたりまですっぽり覆われて眠っている。
*
心も体も、眠って疲れを癒すにかぎる。と思う、今日この頃。