2005年03月18日(金) |
「トニー滝谷」を観にいく |
きのう中途半端なところで間違って日記をUPしてしまいました。
あらためてUPしなおしましたので、よろしければどうぞ。
(といっても、たいして追記されていませんが・・・)
*
さて、今夜は「京都シネマ」(かつての朝日シネマ)で、
レイトショーの「トニー滝谷」を観てこようと思います。
ひとりで映画を観るのは「アメリ」ぶり。
アメリも、朝日シネマで観ました。
閉館してしまって残念だと思っていた朝日シネマが、
みごと「京都シネマ」として復活。
(その存在を今日の今日まで知らなかったのですが・・)
短館上映ものの映画なんかをいろいろ扱っていて、
映画好きにはたまらない映画館なのです。
実はレイトショーというのは生まれてはじめてなので、
なんだかわくわくしています。
一人でちゃんと切符が買えるかしら?
*
ということで、この続きはまたのちほど、
感想と一緒に書きたいと思います。
2005年03月17日(木) |
「きらきらひかる」再読/いつか終わりが来ること |
「きらきらひかる」再読了。
久しぶりに読み返してみて、いまさらながらものすごい話だなぁと思う。
ものすごい、というのは同性愛について扱っているという点。
なんだか漫画みたいな気分になる。
あるいは昔読んだ「富士見2丁目シリーズ」みたいな。
(その小説はとてもマニアックなので、説明を省きます)
でも、
ものすごい話だなぁと思いながらも、笑子と睦月の、
それぞれの「素直さ」と「善良さ」とに、相変わらずやられてしまう。
羽根木さんの「ショーコちゃんはジョウネツテキでセツナテキだから」という台詞。
同じような台詞を、以前夫とは別の人に言われたなぁと思い出す。
「なんでそんなに刹那的なん?」というふうに。
だって刹那だったじゃない。と、今なら毒づいてみせる。
ずっとこのままでいたいと思ってすがっていたのに、
心の奥ではこの人との関係は刹那的なものなんだと分かっていた。
いつか終わりが来る。ということが、
私の中で、とてもはっきりしている恋だった。
そんな恋もあったなぁ。
*
夜、眠る前、布団の中にもぐって電気を消し、
まぶたが落ちるまでの少しのあいだ、
私のことを「刹那的」だといった人のことについて考えていた。
あの人のいったいどこらへんが好きだったのか。
今ではそう魅力的とも思えない数々のことを、
ひとつひとつ思い出し、
それでも、あの頃はそういったことが気にならない程好きだったわけで、
そして、そういう格好悪い数々のことを、
お互いに見せ合ってきたのだなぁと思った。
正直、なんだか恥ずかしい。と思った。
そういう無我夢中の頃の自分。
恐れを知らない自分。
恥ずかしいなぁと思いながら、眠りについた。
2005年03月15日(火) |
めろめろの、のろけ話を少々 |
山崎ナオコーラさんの「ラマラマ」を読みました。
ラストの「花の蜜みたいに儚いものばっかり・・・」と言い捨てて、
踏んで帰ったくだりと、あと、
男の子に手を振るところがいいなぁと思いました。
うん、おもしろかった。
世の中には私好みの文章がいろんなところに隠れてる。
楽しいなぁ。
*
さて、
昨日はホワイトデーだったので、
夫がおいしいケーキを買って帰ってくれました。
私の夫は本当にできた人で、
すばらしく頼りがいがあり、且つ、すばらしくかわいらしく、
且つ、すばらしく善良で気が効いている、
私にはもったいないくらいの人なんです。
昨夜はめずらしく私の方が遅く帰宅したのですが、
先に帰っていた夫がちゃんと晩ごはんをこしらえてくれていました。
帰り際にメールで「何食べたい?」とリクエストを聞いてくれたので、
「おかゆが食べたい。」と答えておいたら、
その通りアツアツほかほかのおかゆが食卓に並んでいました。
「豆ごはんちゃんは着替えておいで〜」と夫が言うので、
私は言われるがまま、食事の用意を夫にまかせて着替えていました。
(夫にとって私は、小さな子供かペットのようなものなのかもしれません。)
すると、しゅーーんと首をがっくりうなだれた夫が側へやってきて
(夫がしゅーんとした表情を浮かべると、それはそれはかわいいのです。)
「今日はホワイトデーなのに・・・・」と言うのです。
私はすぐさま「いいよいいよ、私のためにごはん用意してくれてたやん。」と
きっと何も買ってこなかったのであろう夫をかばうべく、
ご飯作ってくれているだけで十分!ということを伝えました。
かわいい夫。
そのあと何事もなく晩ご飯を食べ終え、
おなかがいっぱいになると眠くなる私は、夫に
「眠くなってきた・・・」と告げました。
すると「まだ寝るには早いよ豆ごはんちゃん。」と言う夫。
それはそうです、まだ8時半でした。
寝るには早すぎる時間です。
でも・・・
そう言って夫が冷蔵庫から出してきたのは、
なーんと、私の大のお気に入りのケーキ屋さんのケーキ!!
そうですそうです、夫は演技をしていたのです!
(くまのくせに!)
おいしいおいしいガトーショコラ!!
なんということでしょう!
夫はちゃーんとケーキを買って帰っていたのです!
そのしっとりとした生地の絶妙なこと!
ほろ苦いチョコレート。
甘く、でも軽い、しっかりとしていて、でもしっとりと口の中で溶けていく。
こんなにおいしいケーキは、今まで食べたことがありません。
あんまりおいしいので、そのお店の名前は内緒です。
もぉ最高!
すばらしいケーキ。
すばらしい夫。
今までサプライズをしてくれたことのなかった夫のことだけに、
今回の演技にはやられました。
うーん、ありがとう!!