お洗濯びよりの水曜日。
一日中家にいて、洗濯と掃除をする。
前々からやりたかったことのひとつの「鍋をみがく」。
キッチンっていつのまにか目に見えない油が飛んでいて、
そこらじゅうべたべたしてしまう。
やかんや鍋はそれがひどくて、毎日使っているといつのまにか油じみている。
炊飯器なんかも白いはずなのに薄汚れているし、
流しのしたの扉の把手や、電子レンジの扉なんかにも油がついている。
時間ができたらやろう、といつも思いながら、
なかなか掃除できないところ。
日記でしょっちゅう掃除のことを書いているけれど、
それは掃除が「日常」ではないからで、
本当はいつもちゃんとやってれば、わざわざまとめて掃除しなくてもいいし、
日記に書かなくてもいいんだろうな。
*
あんまりいい天気だったので、素足にサンダルで買い物に出た。
足の甲に太陽のあたる感じが、なんだか久しぶりで心地よかった。
平日の午後3時の、やけに静かな住宅街を通り抜けて、
自転車に乗ったおばさんたちの行き交う駅前へ向かう。
買い物を終えてふらふらと歩いていると、
真昼の街を行き交う人たちの存在が、なんだか奇妙なものに思えて、
じっとその背中を見つめてしまう。
この人の生活はどういったものなんだろう?
仕事はしているのだろうか?
専業主婦で、毎日この時間帯に買い物をしているんだろうか?
あのおじいさんは?
あの若者は?
私はいったいどんなふうに見えているんだろう?
ほんのわずかな時間ではあるけれど、
そんなことを考えているうちに、ふいに暗い気持ちになる。
ばかげたことではあるけれど、
なぜか暗い気持ちがよぎる。
暗いというのか、さびしいというのか。
*
夫が、私のお気に入りのケーキ屋さんでチーズケーキを買って帰ってきた。
仕事が早く終わったらしくご機嫌で、うれしげにお土産を手にしている。
「しあわせ野チーズケーキ」という名にふさわしく、
白くてふわっとしていて、それでいてチーズの香りがしっかりとしていて。
「う〜ん、まさしくしあわせの味だねー」
「今まで食べたスフレチーズケーキの中で一番おいしいわ」
このお店、本当にはずれがない。
あれもこれも、それも、おいしい。
2005年05月22日(日) |
くしゃみでぎっくり腰? |
うってかわって雨の日曜日。
結婚式の二次会で、飲んで帰って疲れた翌朝ではあるけれど、
早起きをして出かける仕度をする。
パステル画教室へ行かなくてはいけない。
最初は「2週間にいっぺんだしー」と思っていたけれど、
あんがい2週間なんてあっというまでびっくりする。
果物の仕上げ。
前の週の休みに、自宅で少し手をいれていたけれど、
結局やはり2時間いっぱいいっぱい使っても、まだ納得の完成とまではいかない。
とりあえず完成。といったところ。
そのあと両親と昼食を共にし、急いで帰宅。
実は出かける前に夫が、軽いぎっくり腰をやらかしていた。
くしゃみをしたら、その拍子に背中から腰にかけて電気が走った、という。
立ったり歩いたりはできるというので、
家にひとりで残してきたけれど、離れているとどんどん心配になってくる。
ようやくたどりついたら、夫は平気そうにソファに座っていた。
お昼ごはんは食べた?と尋ねると、
コンビニで買ってきて食べたという。
なんだ、コンビニにいけてしまう程度だったのか、
と安心して、でもなんだか拍子抜けしてしまう。
取り越し苦労。。。
気をとりなおして、午後から洗濯。
両親から聞かされた身内話や、兄の新築お祝い会がいついつになった、
ということを夫に報告しながらうろうろと家事をする。
兄の新築祝いは何がいいかという話になり、
生ゴミ処理機はどうだろう?という案が出る。
ついこのあいだ夫のご両親が購入し、
私たちも欲しいねと話していたもの。
今度電話して聞いてみよう、ということになる。
生ゴミ処理機ってあると便利でいいだろうな、と思うけど、
なかなか自分で買おうとは思わないものじゃないかな。
まだまだ値の張るものだし。
と、いうわけで、今度お姉さんに電話しなくちゃ。
2005年05月21日(土) |
歌のちからにいつもやられる |
日記が書きたいなぁと思いつつ、気がついたらもう月曜日です。
土曜日のことを、少し書いておこうと思います。
この日はまさしく結婚式日和の、とてもきらきらした一日。
ハウスウエディングのような面持ちのアットホームな雰囲気。
花々が咲き乱れ、笑顔に満ちた人々。
おしゃれなグラスに注がれた、涼しげな色のカクテル。
お料理もおいしくて、おめかしして集まった人たちが華やかで、
神父さまの仰った「祝福され、見守られますように」という言葉が、
じんわりと広がっていくような気がした。
過去に、まだたった3度しか結婚式に出たことがなくて、
一度目は女友達の、2度目は私自身の、
3度目が今日のこの日の男友達の結婚式だったのだけど、
3度とも、賛美歌312番を歌うと、じーんとしてしまった。
歌の力はすごいなぁと思うのだけど、
あれを歌い、歌詞の意味を追い、またメロディに心を戻し、
そしてまた歌詞をなぞり、としていくうちに、
ぶわっと涙が溢れてくる。
312番をはじめて聞いたのが大学の入学式で、
それ以来、なんとなくこの歌は好きだなぁといつも思う。
披露宴の出し物で、女の子たちがコブクロの「永遠(とわ)にともに」を歌っていて、
それにもまた、やられてしまい、
新婦から両親への手紙とあわせて、3度も泣いてしまいました。
いい式でした。