遠くにみえるあの花火に
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2005年05月25日(水) しあわせケーキ

お洗濯びよりの水曜日。
一日中家にいて、洗濯と掃除をする。
前々からやりたかったことのひとつの「鍋をみがく」。

キッチンっていつのまにか目に見えない油が飛んでいて、
そこらじゅうべたべたしてしまう。
やかんや鍋はそれがひどくて、毎日使っているといつのまにか油じみている。

炊飯器なんかも白いはずなのに薄汚れているし、
流しのしたの扉の把手や、電子レンジの扉なんかにも油がついている。

時間ができたらやろう、といつも思いながら、
なかなか掃除できないところ。



日記でしょっちゅう掃除のことを書いているけれど、
それは掃除が「日常」ではないからで、
本当はいつもちゃんとやってれば、わざわざまとめて掃除しなくてもいいし、
日記に書かなくてもいいんだろうな。





あんまりいい天気だったので、素足にサンダルで買い物に出た。
足の甲に太陽のあたる感じが、なんだか久しぶりで心地よかった。

平日の午後3時の、やけに静かな住宅街を通り抜けて、
自転車に乗ったおばさんたちの行き交う駅前へ向かう。


買い物を終えてふらふらと歩いていると、
真昼の街を行き交う人たちの存在が、なんだか奇妙なものに思えて、
じっとその背中を見つめてしまう。

この人の生活はどういったものなんだろう?
仕事はしているのだろうか?
専業主婦で、毎日この時間帯に買い物をしているんだろうか?
あのおじいさんは?
あの若者は?

私はいったいどんなふうに見えているんだろう?

ほんのわずかな時間ではあるけれど、
そんなことを考えているうちに、ふいに暗い気持ちになる。
ばかげたことではあるけれど、
なぜか暗い気持ちがよぎる。
暗いというのか、さびしいというのか。







夫が、私のお気に入りのケーキ屋さんでチーズケーキを買って帰ってきた。
仕事が早く終わったらしくご機嫌で、うれしげにお土産を手にしている。

「しあわせ野チーズケーキ」という名にふさわしく、
白くてふわっとしていて、それでいてチーズの香りがしっかりとしていて。

「う〜ん、まさしくしあわせの味だねー」
「今まで食べたスフレチーズケーキの中で一番おいしいわ」

このお店、本当にはずれがない。
あれもこれも、それも、おいしい。




2005年05月22日(日) くしゃみでぎっくり腰?


うってかわって雨の日曜日。
結婚式の二次会で、飲んで帰って疲れた翌朝ではあるけれど、
早起きをして出かける仕度をする。

パステル画教室へ行かなくてはいけない。
最初は「2週間にいっぺんだしー」と思っていたけれど、
あんがい2週間なんてあっというまでびっくりする。

果物の仕上げ。
前の週の休みに、自宅で少し手をいれていたけれど、
結局やはり2時間いっぱいいっぱい使っても、まだ納得の完成とまではいかない。
とりあえず完成。といったところ。

そのあと両親と昼食を共にし、急いで帰宅。
実は出かける前に夫が、軽いぎっくり腰をやらかしていた。
くしゃみをしたら、その拍子に背中から腰にかけて電気が走った、という。
立ったり歩いたりはできるというので、
家にひとりで残してきたけれど、離れているとどんどん心配になってくる。

ようやくたどりついたら、夫は平気そうにソファに座っていた。
お昼ごはんは食べた?と尋ねると、
コンビニで買ってきて食べたという。

なんだ、コンビニにいけてしまう程度だったのか、
と安心して、でもなんだか拍子抜けしてしまう。
取り越し苦労。。。



気をとりなおして、午後から洗濯。
両親から聞かされた身内話や、兄の新築お祝い会がいついつになった、
ということを夫に報告しながらうろうろと家事をする。

兄の新築祝いは何がいいかという話になり、
生ゴミ処理機はどうだろう?という案が出る。

ついこのあいだ夫のご両親が購入し、
私たちも欲しいねと話していたもの。
今度電話して聞いてみよう、ということになる。

生ゴミ処理機ってあると便利でいいだろうな、と思うけど、
なかなか自分で買おうとは思わないものじゃないかな。
まだまだ値の張るものだし。

と、いうわけで、今度お姉さんに電話しなくちゃ。


2005年05月21日(土) 歌のちからにいつもやられる

日記が書きたいなぁと思いつつ、気がついたらもう月曜日です。
土曜日のことを、少し書いておこうと思います。

この日はまさしく結婚式日和の、とてもきらきらした一日。
ハウスウエディングのような面持ちのアットホームな雰囲気。
花々が咲き乱れ、笑顔に満ちた人々。
おしゃれなグラスに注がれた、涼しげな色のカクテル。
お料理もおいしくて、おめかしして集まった人たちが華やかで、
神父さまの仰った「祝福され、見守られますように」という言葉が、
じんわりと広がっていくような気がした。

過去に、まだたった3度しか結婚式に出たことがなくて、
一度目は女友達の、2度目は私自身の、
3度目が今日のこの日の男友達の結婚式だったのだけど、
3度とも、賛美歌312番を歌うと、じーんとしてしまった。
歌の力はすごいなぁと思うのだけど、
あれを歌い、歌詞の意味を追い、またメロディに心を戻し、
そしてまた歌詞をなぞり、としていくうちに、
ぶわっと涙が溢れてくる。

312番をはじめて聞いたのが大学の入学式で、
それ以来、なんとなくこの歌は好きだなぁといつも思う。

披露宴の出し物で、女の子たちがコブクロの「永遠(とわ)にともに」を歌っていて、
それにもまた、やられてしまい、
新婦から両親への手紙とあわせて、3度も泣いてしまいました。
いい式でした。


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