2005年07月31日(日) |
『海辺のレッスン』ジョーン・アンダーソン著 読了 |
ジョーン・アンダーソン『海辺のレッスン〜92歳の彼女がくれたもの〜』読了。
すべてを投げ出し、海辺の町へと逃れたわたしが出会ったのは、
90歳を越えて、なお輝いている女性だった。
人生を楽しみ、絶望を克服する知恵を授けて、
ミッドライフ・クライシスに悩む女性に勇気を与えてくれる。
―帯より―
*
読んだ本についていろいろと書きたい気持ちもあるけど、
今は少し難しい。
最近は生活の中心が心の外側にあって、
つまり、私にとってはとても健康的な、健やかな日々で。
だけど、だからこそ心身の疲れがなかなかとれない。
パソコンに向かって日記を書くってことは、
無意識のうちにメンタル・ケアになっているようで、
自分と向き合ってゆっくり考える時間は、本当には必要なんだと思う。
でも今はそれが少し難しい。
30日(土曜)は、家族の集いでした。
京都の夏らしく「床」のある店を予約してごはんを食べ、
バーに行ってお酒を飲み、最後にはお蕎麦屋さんでしめるという
食いしん坊な一夜でした。
相変わらず私の父はよくしゃべり、一人で「楽しい楽しい」と言っていました。
そんなに楽しんでくれるのなら、これからも頻繁に
家族の集いを開催しようと、そう思うのです。
今朝は日曜日で、先週に引き続きパステル画でした。
8月はお盆休みがあってすこし間があくので、
今日で区切りのような形でした。
人物画の仕上げ。
一番はじめに描いたものに比べたら、ずいぶんとましになったと思います。
少し、パステルにも慣れたようです。
*
「海辺のレッスン」と並行して、島本理生さんの「一千一秒の日々」を読んでいます。
大事に少しずつ。
*
「ダーリンは外国人」で有名な小栗左多里さんの
「母に習えばウマウマごはん」という料理の本を買いました。
おいしい夜でした。
2005年07月24日(日) |
井上荒野「だりや荘」読了。 |
久しぶりに落ち着いて日記を書くような気がする。
今日はパステル画の日。
浴衣の女性の、顔の部分を重点的に描く。
つるっと丸い、かわいらしい顔の美人。
はじめの頃より少しは上達したかなーと思うけど、
やっぱり人間らしく描くのって難しい。
まんがっぽい顔になってしまう。
終わってから買い物。
父と母の洋服をまとめ買いする。
*
新しい洗濯機を買った。
今まで使っていたものは脱水のたびのものすごい音をたてて揺れ、
たぶんネジの一本や二本は取れていたのだと思うのだけど、
洗濯機があまりの揺れに耐えきれず横に倒れそうな程。
(そうなる度に一時停止をして洗濯物のかたよりを直したりしていた)
で、急に梅雨があけてかんかん照りの日がつづくので、
毎週末ごとに、うれしげにシーツを洗っている。
これだけ天気がいいと乾くのもあっという間なので
どんどん洗濯できて気持ちがいい。
このあいだ、ある人が「夏は短い」と言っていた。
言われるまで、そんな風に思ったことがなかったのだけど、
その人は「寒い季節って長いやん。
「11、12、1、2、3・・・4月でもまだ寒い時があるし。」と言っていた。
そういえば、本当に暑いのは7月中ごろから9月中ごろくらいだろうか。
まあ、6月でも暑いですが。。。
夏。
もっと楽しまなくてはなーと思う。
夏のいいところは、お天気が良いところ。
日が長いところ。
そうめんをおいしく食べられるところ。
来月には短い旅行に行きます。
とても楽しみ。
*
井上荒野さんの「だりや荘」読了。
とてもおもしろかった。
この人の小説は以前に「もう切るわ」を読んで以来だけど、
男の人がなんだかずるく、妙にモテるところが共通してる。
結構せつない話だった。
ああ、やっぱり。ああ、どうして。と、いちいち主人公である二人の姉妹に
同情にも似たため息をつかされてしまった。
やっぱり、うまいなぁと思う。
江國さんの小説が好きな人なら、きっと好きになると思う。
交通事故で死んだ両親が残したペンション「だりや荘」。
二人の夢を引き継ぐため、妹は東京を引き払い夫とともに信州のこの地へやってきた。
そこには、はかなく美しい姉が一人で住んでいた。
親の庇護を失った姉を、妹夫婦はやさしく受け入れる。
それが、たとえ他人には理解できないかたちであろうと・・・。
―「帯より」―
こんばんは。
あっという間に夏が押しよせてきました。
昼間、住宅街を歩くと蝉の声がわんさか降ってきて、
ううーんとなります。
年々蝉のことが恐ろしくなってきているみたいです。
あの巨体ったらない!
しばらく風邪かどうかわからないまま
お腹が痛くって頭がぼーっとしていました。
そんな時に焼肉を食べたりして。
なのにふらふらしながら鞍馬に行ってきました。
一人だったら引き返していたと思う。
森林浴!マイナスイオン!
でも、家に帰ったら発熱していました。
(鞍馬はすごくいいところでした。
温泉にも気持ちよく入ってきました。)
*
髪を切りました。
襟足を残さないように、ボブカットのようなショートです。
髪の毛って切り出すと、どこまでも切りたくなる。
夢は宮沢りえのようなショートなのです。
「豆ごはんさんって、案外切るときは切るよねぇ!
もっと保守派かと思ってたけど!」と美容師さんに言われました。